世田谷区スポーツ振興財団 評議員会

（区立世田谷公園の野球場。人工芝に改造しました）

今日は、「世田谷区スポーツ振興財団」の評議員会がありました。

諮問事項
「平成19年度事業報告及び決算」について
「平成20年度収支予算の補正（第1次）」について

報告事項
「資産の運用状況」について
「その他（平成19年度世田谷区財政援助団体監査について）」

私からは、「徴収不能引当金」（18万9470円）について質問。

これは、けやきネットなどで区の施設を利用した人（あるいはキャン
セルの場合もありますが）から、利用料を徴収できなかったもの、と
いうことですが、できるだけ、徴収不能金というものが出ないような
工夫と努力をお願いしました。

また「財政援助団体等監査報告」というものが、世田谷区監査委員
から出されていますが、その中で、「スポーツ振興財団」については、

「補助金及び指定管理に関する出納その他事務の執行はおおむね
適正に行なわれている」と認められているものの、大きく二つ、監査
から指摘されていることが載っていたので、その点について質問しま
した。
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（1）100万円以上の契約について限定された委託先と随意契約で
契約している事例が散見された。

（2）再委託の仕様が、（設備主要機器の指定や数量について）区
との協定書と違いが見られた。

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財団からの説明によって、（1）今回の場合やむ得ない状況であった、
（2）委託内容に低下があったわけではない、ということがわかった
のでよかったですが、やはり、監査委員から指摘されることがない
ように取り組んでいただきたいと思います。

全体的には、「スポーツ振興財団」の取り組みは頑張っていると思い
ます。

例えば、「目指せトップアスリート」のような一流選手に直接指導して
もらえる機会を提供したり、障がい者（児）のスポーツ参加については、
（私も意見してきましたが）少しずつプログラムを増やし、今回から評議
員メンバーに「総合福祉センター相談訓練課長」を招いたり、と、前向き
に考えていることが伺えます。

今後とも世田谷区のスポーツ振興が進むよう、しっかり評価していきたい
と思います。