本会議3日目。
私たちが提案した「行政委員会委員の報酬についての決議」が、
２３対２８で可決されました！！
これは、前回の議会で条例改正案を出した「選挙管理委員会の
報酬に関する取り組み」の続きなのですが、最後の最後まで、
全会派一致で決議をあげることができるように、と、努力したの
ですが、残念ながら、自民党と公明党は乗れない、ということで、
その他の会派の賛成によっての可決、となりました。
前回の議会で、私たちが提案した「選挙管理委員の報酬の見直し」
条例案、あの時は否決されましたが、私たちは、「これで終わりとは
しない。次の議会で必ずまた提案する」という心づもりでいました。
選挙管理委員の報酬は、これまでずっと月額で支払われていました
が、地方自治法の原則にのっとって日額とするのが望ましいのでは
ないか、という、報酬の見直し提案でした。
「一度も会議に出なくても全額が支払われる月額制度」というのは
いかがなものか、ということと、仕事内容を調べたところ、定例会が
月3回、1回の会議は30分～1時間以内で終わっている。その他に
何回か出席する会議や臨時会があるとはいえ、とても常勤と同様
という勤務実態とはいえない、という判断からです。
※現在の選挙管理委員の報酬は、委員長29万4000円、委員長
職務代理者25万5000円、委員24万4000円。月額なので、全部
欠席でも全額が支払われます。
そして、今議会を迎えるにあたり、私たちの会派では、前回、否決
された時に他会派から指摘されたことを踏まえ、その点を改善し、
さらにパワーアップした条例改正案を出そう！と、考えていました。
そうこうしていたところが、他会派から、「条例案」ではなく議会として
の意思を表す「決議」をあげることで一致できないか？という働きかけ
があり…
だったら、次善の策としてそれでもいいかな…と思い、そのような
運びとなったのです。
全会派一致できるような内容、ということを念頭において、決議文の
案が練られ、正直、うちの会派としては、もっとはっきりとしたものを
考えていたので物足りない！のですが、でも、みんなで通すことが
大切、という立場を尊重し、上記のような内容となりました。
※選挙管理委員会だけでなく行政委員会全部を対象として、第三者
機関に調査してもらい意見を求め、区長はその報酬のあり方を判断
せよ、という内容です。
以下の27名の署名をもっての提出となりました。
（提出者として署名したのは、自民党、公明党、ひうち優子議員
以外の全議員）
今日の採決では、ひうち優子議員も賛成してくれたので、28名の
賛成となりました。（過半数で可決）
自民党と公明党は、反対意見として、区長がやると言っているの
だから必要ない、と言っていましたが…
でも、区長は「議会のご意見を聞きながら」と言っていましたし、
決議というのは、あくまでも「議会としての意思を表す」という
ものなので、「行政（区長）サイドがやるといったらそれでいい
んだ」という自民党、公明党の考え方とは根本的に違うんだなぁ～
と思いました。
それに、区長が答弁したのは、私たちが決議案を出した後、です
から、案が出されたときは、まだ区長がやるかどうかはわから
なかった、わけですし。
また、区長答弁は、「意見を聞く」ということだけで、「調査」は
含まれていなかった、ですからね。
議場で披露された自民党と公明党の反対意見は、どう考えてもよく
わからないよねー、だって、ほぼ同じ内容でいいと認めているのに、
（反対のための反対？？）という声、声、声…
でも、とにかく、うちの会派としては（というか、前回、条例改正案
を提出した8名としては）、今回の決議が賛成多数で可決されたこと
はとても意味のあるものだと思っています。
（本当は全会派一致できればもっとよかったのに、残念でしたね）
ちなみに、昨日の産経新聞には、荒川区議会の動きが掲載された
ようです。
↓ ↓ ↓
選管報酬「勤務実態に合わない」荒川区議が条例改正案提案
★現行の月額の報酬額、委員長28万6000円、委員長職務代理者
25万2000円、委員24万円を、委員長（日額）9400円、委員長
職務代理者（日額）8300円、委員（日額）7900円、に見直す、
という条例案のようです。
詳細は、小坂英二区議のブログ、6月9日と6月10日をご覧下さい。
このように、各地で見直しの動きが出ているというのは、市民感覚
として当然のことだと思いませんか？
↑ ↑
それぞれクリックして応援していただけると嬉しいです！
注目されている他の議員のブログも見ることができます。
よろしくお願いします！
私たちが提案した「行政委員会委員の報酬についての決議」が、
２３対２８で可決されました！！
これは、前回の議会で条例改正案を出した「選挙管理委員会の
報酬に関する取り組み」の続きなのですが、最後の最後まで、
全会派一致で決議をあげることができるように、と、努力したの
ですが、残念ながら、自民党と公明党は乗れない、ということで、
その他の会派の賛成によっての可決、となりました。
前回の議会で、私たちが提案した「選挙管理委員の報酬の見直し」
条例案、あの時は否決されましたが、私たちは、「これで終わりとは
しない。次の議会で必ずまた提案する」という心づもりでいました。
選挙管理委員の報酬は、これまでずっと月額で支払われていました
が、地方自治法の原則にのっとって日額とするのが望ましいのでは
ないか、という、報酬の見直し提案でした。
「一度も会議に出なくても全額が支払われる月額制度」というのは
いかがなものか、ということと、仕事内容を調べたところ、定例会が
月3回、1回の会議は30分～1時間以内で終わっている。その他に
何回か出席する会議や臨時会があるとはいえ、とても常勤と同様
という勤務実態とはいえない、という判断からです。
※現在の選挙管理委員の報酬は、委員長29万4000円、委員長
職務代理者25万5000円、委員24万4000円。月額なので、全部
欠席でも全額が支払われます。
そして、今議会を迎えるにあたり、私たちの会派では、前回、否決
された時に他会派から指摘されたことを踏まえ、その点を改善し、
さらにパワーアップした条例改正案を出そう！と、考えていました。
そうこうしていたところが、他会派から、「条例案」ではなく議会として
の意思を表す「決議」をあげることで一致できないか？という働きかけ
があり…
だったら、次善の策としてそれでもいいかな…と思い、そのような
運びとなったのです。
全会派一致できるような内容、ということを念頭において、決議文の
案が練られ、正直、うちの会派としては、もっとはっきりとしたものを
考えていたので物足りない！のですが、でも、みんなで通すことが
大切、という立場を尊重し、上記のような内容となりました。
※選挙管理委員会だけでなく行政委員会全部を対象として、第三者
機関に調査してもらい意見を求め、区長はその報酬のあり方を判断
せよ、という内容です。
以下の27名の署名をもっての提出となりました。
（提出者として署名したのは、自民党、公明党、ひうち優子議員
以外の全議員）
今日の採決では、ひうち優子議員も賛成してくれたので、28名の
賛成となりました。（過半数で可決）
自民党と公明党は、反対意見として、区長がやると言っているの
だから必要ない、と言っていましたが…
でも、区長は「議会のご意見を聞きながら」と言っていましたし、
決議というのは、あくまでも「議会としての意思を表す」という
ものなので、「行政（区長）サイドがやるといったらそれでいい
んだ」という自民党、公明党の考え方とは根本的に違うんだなぁ～
と思いました。
それに、区長が答弁したのは、私たちが決議案を出した後、です
から、案が出されたときは、まだ区長がやるかどうかはわから
なかった、わけですし。
また、区長答弁は、「意見を聞く」ということだけで、「調査」は
含まれていなかった、ですからね。
議場で披露された自民党と公明党の反対意見は、どう考えてもよく
わからないよねー、だって、ほぼ同じ内容でいいと認めているのに、
（反対のための反対？？）という声、声、声…
でも、とにかく、うちの会派としては（というか、前回、条例改正案
を提出した8名としては）、今回の決議が賛成多数で可決されたこと
はとても意味のあるものだと思っています。
（本当は全会派一致できればもっとよかったのに、残念でしたね）
ちなみに、昨日の産経新聞には、荒川区議会の動きが掲載された
ようです。
↓ ↓ ↓
選管報酬「勤務実態に合わない」荒川区議が条例改正案提案
★現行の月額の報酬額、委員長28万6000円、委員長職務代理者
25万2000円、委員24万円を、委員長（日額）9400円、委員長
職務代理者（日額）8300円、委員（日額）7900円、に見直す、
という条例案のようです。
詳細は、小坂英二区議のブログ、6月9日と6月10日をご覧下さい。
このように、各地で見直しの動きが出ているというのは、市民感覚
として当然のことだと思いませんか？
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