「町会・自治会が抱える問題~コロナ禍での回覧板、
各種募金集めの強制の実態をどう改善するか?」
区民の方々から、相次いで相談があったので、議会
で取り上げました。
●高齢化、加入率半分、役員の担い手がいない、
世代交代できない!
●回覧板、会費の集金、募金集めの負担が大きい!
(コロナ禍なのに戸別訪問して回るのは嫌だ!)
●避難所の開設、運営、大変過ぎる!
特に、今月から始まっている「赤い羽根共同募金」、
12月の「歳末たすけあい・地域福祉活動募金」を
町会で集金しなければならないのはおかしい!
(このほかに「赤十字社募金」も、この時期、同時
進行。これは日赤奉仕団の会員の方が集金しますが
ほとんどの方が町会役員を兼ねているそうです)
誰がいくら出したとか出さなかったとか、個人情報
ダダ漏れ。
金額が決まっているところもあったりで、実態は
「強制集金」。
そんなの「募金」とは言えない。
武蔵野市は、元々、町会・自治会がなく、コミュニ
ティセンターで市民自治が行われているそうです。
募金は、「集金箱、キャッシュレス決済、銀行振り
込み」で、戸別訪問など一切していない、とのこと。
まともです。募金の本来あるべき姿です!
以下の画像は、 武蔵野市の募金への協力を呼びかけ
たチラシを紹介しているところです。
世田谷区も武蔵野市を見習って、「強制集金」
などすぐ止めるべきです。
ということを提案&要望しました。
それに対する区の部長答弁
↓
・町会・自治会においては、加入率の減少や
活動の担い手不足により、高齢役員が辞めた
くても辞められない町会も相当数あり、町会
の活性化に向けた取り組みは、区としても喫
緊の課題と認識しています。
・そういった中で町会・自治会の負担軽減の
ため、ウイズコロナを踏まえた募金等の集金
方法の見直しを検討していくことも必要であ
り、今後、武蔵野市などの事例を参考に関係
所管とも連携のうえ、実施手法等について、
町総連(役員会)に相談してまいります。
まずは、一歩前進だと思います。
早速、議会中継を見てくださった区民の方から、
「よくぞ言ってくださいました!!」と感謝の
メールが来ていました。
以下は、武蔵野市のチラシです。
世田谷区も区民が集金することは止めて、
このようにすべきです。
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