@コロナ禍でも「専門家の意見」が注目を浴びたが、今後更に「専門家自身が情報発信をしていくべきだ」と言う。ネット上の誤った情報が飛び交う世の中でまさに今国民が必要としていることは専門家から見た意見、情報発信だ。政治家の「政策」とは違っても、国民が正しい情報を持つことは今後重要であり大切である。そこに賛同、協賛(資金的援助含めて)が強いては国民の命を守ることになるのではないだろうか。
『科学的は武器になる』早野龍五
・「概要」スイスを拠点に「反物質」の研究を行ってきた世界的な物理学者は、2011年の福島第一原発事故以降、Twitterでの独自の情報分析・発信によってまたたく間に人びとに知られる存在となる
・「科学技術指標2020」 研究開発日比較
日本:17.9兆円 (2018年)対前年比2.3%増
米国:60.7兆円 対前年比5.1%
中国:58兆円 対前年比 10.1%
・博士課程在籍人数 (2016~2018年度)
自然科学英分野での論文数は米国がトップ 24.7% vs. 日本 22%
・高校生の論文数(国際物理オリンピック)
日本:世界9位(世界シェア2.5%)
課題:日本で生まれた科学者は、海外に行かなければ研究ができない
・科学+哲学
「役に立たなさ」は似たもの
教育に必要なこと「考える力」を付けること
・科学者(専門家)の今後の立場
主戦場は研究と論文、更に一般の人々に向けた情報発信の必要性(専門家の意見)
寄付金・研究費・情報発信資料収集(何をどの様に発信するか=分かり易く)
現状:一般に不確かな噂や非科学的な流言で情報が錯綜し混乱を招いている
・科学・研究(教育)
「疑問を持たせる、興味を持たせる(非認知能力)」
「楽しくやる」「面白がる力」が必須
「何かを始めるときにアマチュアであることは全く恥ではない」
「面白いものが生まれる発想」「大量のインプット(勉強)から種まきをする」
「超一流になるのは才能か努力か」、答えは「1万時間の練習の努力」
Goal-Oriented(ゴールありきの研究)vs. Curiosity-Driven(好奇心から研究)
「役に立つかわからない、けど『面白い』が必要
「面白い」で人を説得する覚悟が必須=「目の付け所』