@社会は人間関係で成り立っている、と言うこと。だから人に対して「思いやり・同情・情け・優しさ」など自分から出来ることと、他人から見られ、好評価をもらうことになる。それには8つの事柄が必要だという。特に、「己を知り、「目標」「目的」を常に持ち的確な選択をすること」、その為に「好奇心を持って学び、経験し、行動すること」なのだ。
『PEOPLE BUSINESS(ピープルビジネス) ザ・リッツ・カールトン 伝説の元総支配人が実践する「選ばれる人」の8つの法則』アイバーン・ディーチ
どんな仕事も、その向こうには「人」がいる。ビジネスで成功を摑むには、「人に選ばれる人」になることが大きな鍵となります。名門ザ・リッツ・カールトンで総支配人を歴任し、伝説(レジェンダリー)と呼ばれる著者が、「選ばれる人」になりキャリアを成功へと導く8つの法則を伝授します。
ー「People Business」とは「選ばれる人」になる8つの法則を持つ事
1、自分のブランドを確立すること(己を知ること)
自己評価・資質・経験・長所短所を理解した上で理想像を作る
自分自身を観察・人と違うところ・譲れるところ
2、ビジネスとミッションを明確にすること(自分の立ち位置を確認する)
自分のビジョンとミッションを明確に表す(野心、夢・1年後・3年後・5年後)
自分の成長のためのサポート(支援者)を見極める
ビジョン・ミッションは変わるという意識を持つ(反省)
3、自分に合った会社で働く事(価値観の共感を持てること)
コーポレート・カルチャー「アイデンティティー」(価値観)を納得・理解する
キャリアー(転職)で自問すべきこと明確化させる
4、ホスピタリティーを極める事(あらゆる人に対応できる心構え)
一流とは何か、どんな事なのかを体で覚える(品質・品位サービス)
5、コア・コンピタンシーを高める事(キャリア・能力を向上させる)
スケジュール管理・会議の進め方・プレゼンテーション力・創造力
批判的思考(適切な判断・指示能力)
6、コミュニケーション力を磨く事(信頼を得る言葉の力・技術)
発信する前に自分自身でバイアスとなる(まずは考えてから)
人の感情を理解し読み取る力(EQ:Emotional Intelligence)
「同情」と「共感」を理解し合うこと
「80%vs20%の法則」話すより聞くことや観察に多くの時間を使う
7、リーダーシップを発揮する事(素養を身に付け行動すること)
高潔・謙虚・カリスマ性(人を惹きつける魅力)・社交的・好奇心旺盛・忍耐強く・本物
「リーダーシップスタイル」
1、サーバント型
メンバーに焦点を当て、ニーズを汲み取り、手助けすることで成長へ導く
2、オーセンティック型
強気のリーダーシップを持ち、メンバーを鼓舞し、勇気づける人間関係を築く
3、トランザクション型
リーダーがインセンティブ(報酬)を用いて、メンバーを鼓舞し、達成させる
4、トランスフォーメーショナル型
モチベーションを最高潮に保ちさらに上のレベルを目指す(有言実行型)
8、絶えず知識を吸収し続ける事(学び続ける事)
OJT(On the job training)現場での経験重視
失敗は成長するチャンスと捉える
一人では決して成功しない(師に学ぶを心がける)