MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

無頼漢仁義

2025-01-03 21:03:17 | 邦画
東映チャンネルで元旦にOAされた鶴田浩二主演のこの未パッケージ作品
1965年製作だから
東映がようやっと「日本侠客伝」や「博徒」そして「網走番外地」が作られてそれぞれシリーズ化されて東映任侠路線の黄金期を迎えようとしていた時に
ギャング映画の隙間に作られた作品

したがってちょうど任侠着流し映画の基本コンセプトである我慢劇の形が一応できてる作品
鶴田浩二は特攻崩れで戦地から生きて帰ってやくざの道に入ったものの
今では堅気になって高度経済成長の前触れとしての日本列島改造論として国もインフラ整備に力入れてる時代の道路工事の現場での二組の工事業者での葛藤を描いた作品

工事期間に間に合うように工事労働の土方を酷使してさらに鶴田側の工事の邪魔をする悪徳業者の親分に山形勲
もう一本の工事業者の親方に志村喬さんそして現場監督に鶴田さんの組に流れ者の高松英郎さん
ある意味この作品の語り部的な存在だったし鶴田さんより目立っていたような

今後の任侠ドラマというか映画のコンビニなる藤純子さんが鶴田を密かに慕う飯盛女として出演してきてる
そりゃそうだこれも俊藤浩滋さんのプロデュース作品だったにね
そしてのちに健さん映画でその名を馳せた降旗康男監督さんが助監督チーフとしてクレジットされており
東映任侠映画の今後を支えて発展させていく下地の作品と言えるの哉

クライマックスの殴り込み後の鶴田浩二さんが死ぬまでまで描かれていて
完成した道路の初乗りに鶴田浩二御大のヘルメットを抱いて志村さんが感慨にふけるシーンにエンドマークが・・・

1965年製作、日本映画、東映作品
渡辺裕介監督作品
出演:鶴田浩二、藤純子、千葉真一、長門裕之、アイジョージ、高松英郎、春川ますみ、根岸明美、山本隣一、中田博久、原泉、大村文武、八名信夫、沢彰顕、近藤宏、人見きよし、関山耕司、佐藤晟也、須賀良、大前均、志村喬、山形勲
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お知らせ2

2025-01-03 10:45:08 | 日記

どうやらどこのgoo bloggerさんを訪ねても

こんな表示にしかならんし

私の端末がどうやらおかしいようです、リアクション機能以外は正常に機能してるので

我が端末自身の問題と考えられますので

リアクションいただいた方には失礼というか欠礼させていただく状態です

あしからずご了承下さい

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かくしごと

2025-01-03 05:05:05 | 邦画
1月のレンタルのリリースは8日ですので、なんとも余裕のよっちゃん(フル〜ッ)で昨年 12月のリリース作品で乗り越えていけるんです
そうそれも邦画が結構多くて
まだまだ未消化のは邦画が・・・(汗
 
っていうことで杏さん主演のこの作品
映画タイトルとしてはどうやら全文仮名書きなのは、劇中のヒロイン杏さん演じる千紗子の職業が絵本作家っていうことでしたが“書く仕事”
そして他人の虐待児童を自分の子だと言って生活しているという“隠し事”のダブルミーンの掛け言葉になってるようですが
実は原作があり北園浩二さんの2011年に発表された『嘘』という作品から脚色された映画でして
 
東京で絵本作家として生活している主人公千紗子が実家に帰省してきたところから映画は始まります。主人公の千紗子の父親が妻を亡くしてから認知症になり夜な夜な裸で彷徨ってるっていうのを友人から連絡を受けて急遽駆けつけてきたものの
この親娘実は確執があって7年も没交渉だったのだ
この確執の原因も劇中で明らかにされるし
その原因が実際この物語を突き動かす原動力となっていることが判明します
 
さらに物語は認知症の他に児童虐待の被害者であるらしい記憶喪失の少年がからんでくることで千沙子は自分の過去の忌まわしい“記憶”を自分から消し去ろうとすることで物語は動いていくんですね
日本人が現代抱えてる問題を取り込んだ一本の映画として後半はサスペンスフルな展開を見せてくれます
かなり杏さんと認知症の父親を演じる奥田瑛二さんと記憶喪失の少年を演じてる中須翔真の三つ巴の演技で見せてくれた作品でした。
 
主人公が虐待を受けてる可能性のある少年との出会いは主人公の幼馴染みの飲酒運転の事故であるものの
ここのとこでも結構リアルな状況会話でこの作品をさらに面白くさえており“かくしごとは”多方面に・・・
なんと虐待の痕跡と少年の記憶喪失から千沙子の決断の早いこと
他人の子どもを実子と偽って養育しようってするわけですが
 
ここから記憶喪失の少年と過去の忌まわしい記憶をこの少年によって消し去ろうとする主人公、さらに自分の今まで積み上げてきた人生の記憶を認知症という病によって毎日喪失していく父親との三人の奇妙でほのぼのとした生活が始まるが
まぁそんな幸せも長く続くわけもなく・・・
 
“魔斬り”という短刀を伏線として作家さんの記事が元で少年の虐待の元凶である義理の父親が現れて
なんと”魔斬り“の短刀で少年は義父を刺すのだったが
千沙子はなんとその短刀を取り上げててとどめを刺す
もう完全なる母親が子を守る姿であったわけで

まぁネタばれは避けまづが裁判のシーンで泣かせるセリフとで映画は終わるのよね
二時間強の作品でしたが長さを感じさせない映画でした。
エンディングを迎えて知れるのは“かくしごと”は杏さんの演じる千沙子のことではなかったんですね・・・
 
2024年製作、日本映画、「かくしごと」製作委員会作品、製作幹事ホリプロ
関根光才脚本・監督作品
出演:杏、中須翔真、佐津川愛美、酒向芳、木竜麻生、和田聰宏、丸山智己、河井青葉、安藤政信、奥田瑛二
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お知らせ

2025-01-03 00:05:30 | 日記

昨日のgoo blogさんのバグり以来

一応投稿はできるのですが

リアクションの機能が私がらできなくなっておりまして

リアクション頂いてもお返しができない状況です。

 

なんでやろ一時はできたんですが今は○だけで表示されて後は空白

私自信のページも一般表示はできるんですが編集ページになると○だけがら表示されて

押してもなんのリアクションも起こりません

コチラの機種ノルマンディ問題なのかも・・・

治るまでご勘弁ご容赦の程をお願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする