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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

アジア秘密警察

2025-01-18 20:08:08 | 邦画
どうも東宝さんの三橋達也さんが主演している「国際秘密警察」シリーズ作品の一本だとばっか思って見たら
いきなり日活映画のロゴが出てきて・・・
今まで未パッケージ作品だったんですがベストフィールドという会社から2022年に「二谷英明 銀幕の世界 」シリーズ第二弾で「姿なき追跡者」とのカップリングでリリースされた作品
 
さらに見終わって調べたら香港の映画会社ショウ・ブラザースと組み、香港ロケと主役を日本版は二谷英明さん、香港版ではあのジミー・ウォンさんのWキャストで全くおんなじ
そうなんです主役が変わるだけで後は同じキャストでどうやら同時に2テイク撮ってたようですが
ジミーウォンさん版も一応輸入されてるようですが・・・
 
で、私が見れるのはもちろん日本映画の方で主役は二谷英明さんの方で
日活では公開当時(1966年)和製007映画っていうようなウリ方をしていたようで
それなりにお金をかけてヘリから郷鍈治さんがトラックと二谷さん目掛けて手榴弾の雨霰攻撃だったりと結構お金かけて作ってる割には
垢抜けないアクション映画となっているのがなんともな作品でしたし
 
浅丘ルリ子さんがヒロインの立ち位置にいるわけでもないというかなりシヨーブラザースに遠慮した形になっていたのと
香港側のヒロインであるべき方盈という女優さんがヒロインなんですがこれも微妙な立ち位置でしてヒロインがある意味目立たない作品となってるのが映画としての致命傷だったかな
悪の親玉に宍戸錠さんを持ってきてるものの彼も完全に生かし切れていないのよね
 
オープニングでのヘリでの手榴弾の雨で金塊がほとんど爆破されてしまったんだけど
どんだけの損害だったんだろう
純度スリーナインの金でしたからねぇ税関で手に持って調べていたけどレコードプレイヤーにして金属加工してるのを片手で持てるとは思えない
二谷さんのアクションにはやっぱもたつきがあるよね
 
1966年製作、日本・香港合作映画、日活作品
松尾昭典監督作品
出演:二谷英明、浅丘ルリ子、宍戸錠、王俠、方盈、浜川智子、弓恵子、郷鍈治、高品格、小林昭二、柳瀬志郎、長弘、北竜二、張佩山、原森、亀山靖博、浜口竜哉、田畑善彦、柴田新三、立川博、根本義幸、三島雅夫
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ボストン1947

2025-01-18 05:05:05 | 韓国映画
真実に基づいて作られた韓国のある意味反日ってとらえることもできるけど
まぁそんなことを基礎にして作られた国威発揚映画とでも言える作品
1936年ナチスドイツのドイツで行われたベルリンオリンピック
そのマラソン競技では金メダルに孫基禎、銅メダルに南昇竜の二人が入賞した
そして国旗掲揚はヒノマルにキミガヨが流された
そう1936年ちゅうたら、昭和11年ですわ、韓国というかまだその時は朝鮮として韓半島は日本の統治下にあったってことで
 
彼ら孫基禎(ソン・ギジョン)と南昇竜(ナム・スンニョン)は日本人としてIOCに記録登録されていたんですね
でも朝鮮人としての矜持から1945年の日本の敗戦を機に朝鮮人としての登録変更をIOCににぞむものの認められず
ソン・ギジョンは飲んだくれの毎日でしたが
朝鮮では、そう先ほどからわたしは朝鮮って書いてるのはこの作品の舞台となってる1947年(昭和22年)はまだ朝鮮半島でのと北と南の戦争が始まっておらず朝鮮として一つの国家だったからで
一応日本の統治からは解放されたけど国家としては三等国家として日本同様にアメリカに統治されてたようですね
 
ナム・スンニョンは朝鮮人としての国家の矜持復活を目指してなんとかマラソン大会で朝鮮を一流国家として世界に・・・
の希望を持ってソン・ギジョンを再起動させてマラソン大会それも国際試合に出場せんとして一人の若者を見出して
そいつの優勝を目論んでのボストンマラソン出場に・・・
そういうお話だったのね、事実のファクトを描くことによって朝鮮人の誇りを取り戻すというある意味感動のお話だったけど
この後南北に分断されていくわけでして
この作品自体朝鮮人の矜持を云々とかわたしも書いてきてはいるのですが
韓国映画なので韓国人の矜持って書いちゃっていいものかどうかって言うとこに気を使わざるを得なかった
 
2023年製作、韓国映画(日本公開作品)
カン・ジェギュ脚本・監督作品
出演:イム・シワン、ハ・ジョンウ、ペ・ソンウ
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