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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

大草原の渡り鳥

2025-01-17 19:53:49 | 邦画
日活で9本作られた小林旭の無国籍アクション「渡り鳥」シリーズの丁度真ん中
第5作品だそうで
わたしはしらないんですが見終わって周辺検索してると第4弾の「赤い夕陽の渡り鳥」と繋がってるらしく
この第4弾で出てくる和夫という少年(江木俊夫)の母親を探して北海道にやってきたっていう設定で始まるこの作品
 
前作同様に宍戸錠さんと浅丘ルリ子さんが出演してるものの全く違う役ですが
って多分に主演の旭さんとこの三人はレギュラですが旭さん以外は毎回違う役がお約束だそうな
当時の日活無国籍アクションを象徴する様に完全なる西部劇を北海道の大自然でロケを敢行して
 
流れ者の風来坊がいわゆるネイティブ北海道民族のアイヌをインディアンに見立てての西部劇でしたねぇ
したがって子連れで馬に乗りそのまま敵役というかそうでなく終わる宍戸錠さんと出会う
個人的にエースの錠の異名はこのシリーズで生まれたものって思っていましたが、なんと宍戸錠さんの役名は”ハートの政“だった
じゃどこっていうか旭と対立しつつエースの錠ってどこで生まれたんだろう
ちゃんと60年代の日活無国籍アクションを見て置く必要があるようですね
 
女優陣もレギュラー浅丘さんに常に悪党金子信雄さんの経営するキャバレーの踊り子のイメージのある白木マリ(今作ではアイヌの娘)さんに和夫の母親で金子信雄の情婦として南田洋子さんと結構豪華だったのね
 
錠さんは拳銃常に持ってるものの旭さんは持ってはいないものの銃撃アクションと殴り合いのアクションで90分の作品となってのA級超大作ですが
今見ると陳腐以外の何者でもない映画を大真面目に作ってそれをみていたっていう時代だったのね
 
1960年製作、日本映画、日活作品
斎藤武市監督作品
キャスト
出演:小林旭、浅丘ルリ子、宍戸錠、白木マリ、木浦佑三、垂水悟郎、江木俊夫、佐々木孝丸、弘松三郎、木下雅弘、河上信夫、青木富夫、雪丘恵介、相馬幸子、野呂圭介、島村謙二、渡井嘉久雄、伊藤久男、南田洋子、金子信雄
 
コメント
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メリーおばさんのひつじ

2025-01-17 05:05:05 | 洋画
なんなんだこの映画は・・・
スタッフが「プー あくまのくまさん」ってことで、続編作る気満々でしょ
プーさん同様にお子様向けの童謡タイトルだし、アルバトロスだし
でもプーさんより数段作品的に落ちるのよね
ちょっと人体破壊の映像はチラッと出ててはくるものの
 
ホラーとしての殺しの部分とか人体を破壊するシーンとか言ったホラー映画としての肝心のシーンが欠落してるのよね
先に人体破壊て書いたけど人体が破壊された後のバラバラを映しただけだし
ちっとも怖くもなんともないし
一番あかんのはメリーおばさんの容姿、もうちょっとこえぇ方か怖くない方かはっきりさせないとホラー映画のセオリーから外れとるで
これじゃあかんやろ
いくら息子がどうとかごたく並べても説得力もないし
 
一方ラジオ番組降板寸前のDJとその5人のスタッフもなんかねぇ
キスカップルは最初っから殺され要員っていうのはわかるんだけど
それ以外の連中も立ち位置がまるでわかんない
メリーさん家で急に泊まるだの言い出す始末だし
全体的にブレブレなんだよね
 
メリーさんの息子も羊頭の被り物だし、これはこれでいいんだけど得物が普通にハンマーだし
ハンマーで殴るなんて今日び韓国人の留学生と闇バイトの強盗の類いくらいだよ
刃物でないとねぇ
逆に殺される側がナイフでメリーさんを刺すんだけどそのシーンも割愛で死体だけ見せられてもねぇ
も一度言うけどなんなんだこの全体的な中途半端感は
しかし、これが日本では劇場公開作品だってねぇ観客もみくびられたもんだわさ
ポスターだけは素晴らしんだけどってこれは日本の配給会社が作ったのだろうし?
日本側もこれで惑わすとは・・・
 
2023年製作、イギリス映画
ジェイソン・アーバー監督作品
出演:メイ・ケリー、クリスティン・アン・ニーラン、ガストン・アレクサンダー、ジリアン・ブローデリック、ダニエル・スコット
コメント (2)
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