MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

顔を貸せ

2025-01-04 20:16:54 | 邦画
”菅原文太 没後10年“特集として昨年の11月〜 12月にかけて衛星劇場では文太さんの松竹時代の作品をOAしてくれてた時にエアチェックしといた作品ですが
TVOAでは「顔を貸せ」だけでのタイトルですが
本編では「ヤサぐれシリーズ 顔を貸せ」というかいう一応松竹さんも清水まゆみさんや松岡きっこさんらが出演してて

ちょっと70年代に東映で作られた大信田礼子さんのズベ公番長シリーズのヤッパを使わない版見たいな作品
でまぁ大阪を舞台に大阪のヤサぐれグループと東京を食いっぱぐれて大阪にまで流れてきたヤサぐれグループとの対立を軸にして
聾唖の夫婦の枕探しと
最終的には女たちをかっさらったり騙して人身売買の末に女を殺してしまった
菅原文太さんを退治するというだけの映画

おおよそ松竹のカラーに合った作品とは言えず、まぁ女優の松竹って言うくらい女優さんそれも大部屋女優さんを借り集めて
男優の芯になるのがトッポいキャラの高宮敬二さんだが
おおよそ彼のキャラではなく
そして”菅原文太没後10年“と特集を組む作品とは言えないような
当時いかに外様で俳優としては冷遇されていたかがわかる文太さんの出演映画でした

まぁ最初にも書いたように松竹のカラーでもなく、かと言って高宮敬二と菅原文太が出演してるものの新東宝でも作るのをためつようなプロットで
ヤサぐれグループって言うズベ公グループの立ち位置自体もしのぎにしても対立理由にしても全て中途半端でして
サイドストーリー的に入れられてる松岡きっこさんの聾唖っぷりが目立ってよかったって言うくらいの作品だった

TVOAに際してもヤサぐれシリーズが抜けてるってことは会社の方針ではシリーズ化を目論んでいたもののあまりの非道さにこの一本で打ち切りにしたんでしょうね
ある意味菅原文太のフィルモグラフィーを語るにしても黒歴史的な作品にはいるんでしょうね

1966年製作、日本映画、松竹作品
湯浅浪男監督作品
出演:高宮敬二、清水まゆみ、初名美香、市川瑛子、松岡きっこ、不動明子、滝まり子、光映子、豊原路子、稲垣猛、菅原文太
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女剣客

2025-01-04 05:05:05 | アジア映画
まぁ私はTVドラマは今まではほとんど米国の作品をシリーズとして追ってきていたものの
ここ最近ではディック・ウルフプロデュースのシカゴシリーズとFBIシリーズしか見なくなって
さらにFBIシリーズも見ていないっていう状況のなか、米国ドラマにうって変わったのが韓国のいわゆる韓流ドラマでロマンス系と双璧をなすドロドログチャグチャないわゆるマクチャンドラマにハマっており
現在も3シリーズを並行して見ているような始末
 
中国のドラマも史劇を基にしたものや大理寺といういわゆる戦国時代の警察機構とか見てたようなきがしすが
ほとんど見ないのでよくわかんない中国ドラマ
そんな中国ドラで「有翡(ゆうひ) -Legend of Love-」っていう 50数話のドラマが2020年に放映され人気だったようで
 
この「女剣客」っていう中国映画をレンタル
もちろんタイトルに惹かれてだし、今月はガーリーアクション作品に全く恵まれておらず
もうリリースされた途端に借りていたのにブログアップはこんなになってしまってるのは
ブログの毎日2本アップの一部記事が予約投稿で埋まってるためこういた日時になってしまった
これ書いてる今日はなぜか12月28日です、ちなみに二部の記事はアップされる前日か当日です(こちらはある意味自転車操業なんですよね)
 
でもって頭に色々私の海ドラマの視聴事情を書いていたのは
実はこの作品(映画として94分という尺があるので配信用ではなくちゃんと本国では劇場公開作品ということなんでしょうね)上に書いてある(有翡-Legend of Love-」と言うTVドラマからプロットをいただいたスピンオフ作品だったのね
 
見終わって周辺検索で分かったことですがヒロインの役名も違ってるものの
基本コンセプトは皇帝が悪と組んでヒロインの住む”四十八寨“に攻めてきて
そこの当主李徴は娘李瑾容を援軍を要請するために西境に派遣するものの。煮えきらない西境の態度に見切りを付けた瑾容は、四十八寨攻撃を命じた皇帝曹仲昆を自らの刃で殺すことを決心し・・・
そんな中父親の李徴が死にさらに復讐に燃えて宮中に忍び込み
 
っていうお話でドラマはそんな女剣客の成長を描いたロマンスあり剣戟ありのお話だったようですが
そのスピンオフってことで登場人物がダブっていたりで
多少意味不明ない関係とドラマを知らない私でしたが、えいがのプロットとしては一貫していたので
最初は艱難辛苦の末に援軍支援要請のロードムービー
後半は宮中における仇討ち物語っていった二部構成みたいな作品でしたが
 
中国の流れるような剣戟剣法の殺陣が好きな私ですからそれなりに楽しめた作品でしたが
突然ワケワカメな登場人物とヒロインとの関係性に戸惑いを感じはするものの
そこいらスルーしても剣戟映画それも女剣士のお話ですから十分に堪能できましたが
下手すると続編が作られそうな終わり方でしたねぇ
 
2021年製作、中国映画(日本未公開作品)
ユアン・メン監督作品
出演:ハン・ツォンツォン、ガオ・ガンズー、チュオ・ニ、ツェイ・ペン
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