日本統一34

私はこの「日本統一」シリーズのここのブログにレビューアップに関しては

日本映画専門チャンネルでのOAに合わせてアップしてます

が、個人的には最新作「日本統一46」までは一応見てるんですが

昨と言っても時間的には5日未明で、放送局日程では4日の深夜枠で「日本統一34」を録画視聴しましたので

恒例に従ってブログにアップさせていただきますが

ちょっとびっくりなラストのクリフハンガーでした

 

前作「日本統一33」で俠和会の権田が丸神の三田会長を襲撃し

鶴見を殺ってしまったことから

政治家と言っても時の政権に三田が頼って俠和会の頭と、田村を筆頭に各ブロック長がこぞって別件逮捕されて

氷室の首班指名で現総理との対立候補に票を買うゲンナマの実弾を提供し

その見返りとして、東北の神農平川の保釈をしてのけてみせたが

 

丸神の三田会長を信奉する武闘派辰巳と鶴見組に二代目菊村連合が

保釈の平川を襲うが、弾は植木に命中したとこで終わってました

 

今作ではたった一人で川谷会長の保釈に奔走する氷室の姿を克明に描いていきます

まずは政権交代に使った実弾に関しては、成功しそうな方向に動いていくんですが

悪徳警官に川谷ので教唆を暴力で強制されてる権田が

耐えきれずに警官人質に籠るものの

警官に射殺されてしまう

これによって政権交代が反故になってしまった氷室

俠和会からの内側からの突き上げも食らうものの

 

二の手三の手の策を練っていたようですが、山崎一門で対策に当たる

前作で活躍したAV監督村石とおる監督を使い

三田会長との個人会談を無理くり設定して、半ば強制的にある場所に連れて行って

そこで氷室は三田会長に日本統一の本心を打ち明け

彼と話し合いをする

 

その場には隠しカメラが隠されてて、会話の中から必要な会話をつなぎ合わせて

政治家殿癒着から離れたいと思っていた三田会長の映像で

政権に川谷会長の保釈を実行させるのであった

まさに偽映像で丸神を丸めこんだ氷室の禁じ手だったのである

 

川谷と田村は釈放されて、ようやく俠和会も・・・そして危篤であった植木も意識を取り戻し

平川の見舞いを受けてる病室に

なんと”29“で轢き逃げで死んだと思われてた馬場が姿を現すといったクリフハンガーで今作は終わる

 

なんと私、馬場さんは氷室の秘密指令を受けてクーデター組の俠尽会壊滅に尽力したことで俠和会のさらなる地位を求めたことで氷室に抹殺されたと思い込んでいましたが

生きておられたんですね、私はこのことを忘れていて

死んだと思ってましたから「日本統一外伝 田村悠人」では、そこいらの疑問を書いていますねぇ

まさか馬場が生きていたとは、人間の記憶は実に曖昧ですねぇ

 

2019年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
辻裕之監督作品
出演：本宮泰風、山口祥行、舘昌美、北代高士、中澤達也、小柳心、軍司眞人、和田圭市、山本竜二、飛鳥凛、武田幸三、松田一三、永倉大輔、江原シュウ、金山一彦、菅田俊、小沢仁志

 

 

アウトポスト

123分の尺のアフガン戦争映画

アメリカがアフガンから、米軍を撤退させるって宣言しての

事実をもとに製作されたアフガン戦争中の2009年、アフガニスタンの山奥に設置されたキーティング前哨基地で、300名のタリバン兵に周囲を完全に包囲されて総攻撃を受けた”カムデシュの戦い“を描いた作品

 

まさに時宜的にあった作品とは言えるのは偶然なんだろうけど

この映画を見てもアフガン戦争って一体なんだったんだろうって思わされるし

300vs 50と圧倒的に不利の中で戦う米兵の姿が凄まじすぎる

クライマックスは尺の関係で30分も尺を使っての戦闘シーンが・・・

 

この基地に派遣されてきた補充戦闘員、敵に見つからないように新月の真夜中にヘリで基地に運ばれる

朝を迎えて補充兵士は皆驚く

なんとこの前線基地、地形の関係からかすり鉢状の底の平地に作られており

敵の攻撃は高度から360度攻撃可能な地形だった

 

つまり守ろうとしてもどう守っていいのかわかんない地形にある

タリバンは気ままに崖の上から単発的に気が向いたように攻撃してくる

今日も指揮官の大尉が戦死してしまったり

ここに送られた兵士は”死ね“ってことなのかというような基地

 

こういった基地に送られてきたら、精神的に参るよな

緊張の毎日で、PTSDにならない方がおかしいような

しかし、その中で村人と交流したりする様を描きつつ、単発的な攻撃に耐えている兵士たちは

現場では明るく生活してるんですが・・・

 

そんな中で毎日緊張感に苛まれながら過ごす兵士たち

単発なタリバンの1人2人での攻撃でもどこから撃たれてくるのがわからないんですよね

緊張感が半端ない前線基地で働く兵士の1人はここから脱出出来たら家族のことを考えるっていうくらい過酷な前線基地

 

そこにある夜、完全武装のタリバン兵士300が夜陰に紛れて攻めてくる

迎える米兵 50名

寝込みを襲われてる関係と文字通り四方八方からの攻撃に1人また1人と被弾していく米兵

だってねぇどこから弾が来るかわからないんですよね

航空支援を頼むものの天候で戦闘機も戦闘ヘリも飛べない

こっちは戦闘車の重機関銃に兵士のライフルのみ

敵は完全武装のタリバン

圧倒的に火力不足ですよね

 

そんな中で被弾した息のある米兵を助けつつ反撃するというもう地獄絵

このクライマックスの戦闘シーンが30分くらいあるんですが・・・

エンディングでは戦死した兵士たちの画像と生き残った兵士たちのコメントとかありますが

米軍が撤収した後のタリバンに政権を取られたアフガニスタンの今後はどうなっていくのやら

 

2020年製作、アメリカ映画

ロッド・ルーリー監督作品

出演：スコット・イーストウッド、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、オーランド・ブルーム、ジャック・ケジー、コリー・ハードリクト、マイオ・ギブソン