「監禁逃亡」シリーズ第六弾です。
女優さんは青山麗子さんに児島巳佳さん、そして吉岡ちひろの三人
男優は96年製作ですから、髪がまだまだ黒い寺島進さんと松山鷹志さん
もうどっから見ても男優はヤクザドラマの常連さんですが
寺島さんは2年前に刑事を辞めた元刑事
松山さんはヤクザの幹部です

寺島さんは現在吉岡ちひろのヒモ生活
今日も家に入れてもらえずに、マンションのドアの前で寝てるとこを松山に起こされ
仕事を頼まれる
世話になった海運業の1人娘の婿養子に奥さんのボディガードを依頼される
ってもどーもおかしくて、自殺願望があるようで、それを遠目から防いで欲しいというが
海の別荘で入水自殺の子可能性を示唆されて断る寺島
なんと彼は泳げないんです。警察辞めたのもそれが原因、ヤクザの松山と知り合ったのもアップアップしてるのをたすけてもらったから
オープニング海岸で侵される児島巳佳さん
そして禰豆子みたいな猿轡はめられて海に近い別荘で全裸で監禁され、男に犯されまくってて・・・
このシーンが数回インサートされるものの、寺島さんの本筋に絡んできてない
このシーンが数回インサートされるものの、寺島さんの本筋に絡んできてない
寺島さんのお話のどこにも”監禁“も”逃亡“の片鱗が見られない
遠目で海運業の奥さんである青山麗子を追いかける
ある日寺島のも見てる前で別荘で突然全裸になり海に入っていく
怖くて追いつけない寺島
結局彼は仕事に失敗して、海運業の奥さんの死体が上がる
仕事に失敗し、横浜の町をさすらう寺島の前になんと海運業の奥さんに瓜二つのスナックのホステスが・・・
寺島画像執拗にホステスに迫り、デートに誘う
寺島画像執拗にホステスに迫り、デートに誘う
彼は真剣にホステスの青山に愛を語り、海運業の奥さんと同じ格好にさせてみて
彼女に愛をささやく
寺島のデートから帰宅したホステスの青山の部屋には
女を監禁して犯していた男が亭主として居座っていたのだった
”監禁“はあるものの“逃亡”のない作品でしたが
泳げない寺島を利用したいわゆる乗っ取り計画に何も知らされず善意の第三者として利用された寺島
最終的に命を落とすものの、最終的なケリをつけたのは青山だった
シノップスにひねりが効いててそれなりに楽しめた作品でした
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1996年製作、日本Vシネマ、JHV作品
神野太監督作品
出演:青山麗子、寺島進、児島巳佳、大城英司、吉岡ちひろ、小林宏史、松山鷹志、風間舞子、鈴木俊哉
1.監禁逃亡