MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

デスパレート・タウン

2021-09-20 22:53:21 | 洋画未公開
劇中、奪った札の色と絵柄を見るまで
どうしたことでしょうか?右ハンドルのでクルマだったにも関わらず
いわゆる荒廃した荒野の広大な映像から受けた影響でしょうか
完全にアメリカ映画だと思って見ていた
いつもなら左ハンドル、右ハンドルと気付くものの
先入観とは恐ろしいもので全くハンドルの位置に注意も払わらなかって
多少疲れているんだろうか・・・
 
荒廃した、ほんとんど死んでる町にオヤジの葬式で帰ってきた
都会でIT企業を起業して成功したライアン
葬儀に兄貴は参加もしていなかったけど
葬儀はなんとか終わるものの、彼の高級車に町のヤクザもんが因縁をつけてくる
これからオヤジを偲んで飲もうと言われて断るが・・・
 
財産分与のことで弁護士?を訪れると、なんやかやでナイフと父親のクルマ一台だけしか残っていなかった
その車を走らせて兄のトレーラーハウスに行くと兄は泥酔していたが
ライアンが持参した酒で二人はしこたま酔っぱらうものの
兄は父の死に関しても何も語ってくれない
 
そんな兄が誘拐され、葬儀で絡んできたチンピラたちがボスに10万ドル払えば兄は返すと、期限を二日切られるが
その前に起業した会社が資金繰りに苦しんで倒産した知らせが入っていた
ライアンは兄を助け出すことはできるのか
ところどころにインサートされる子供っていうか、少年時代のライアンと兄の映像
兄ガッチリ撃てっていうのに引き金を引けないライアンのジレンマが・・・
 
そんな彼に手を貸すのがこの町を出る前に付き合っていた女
今では町で唯一のストリップクラブでダンサー兼ウエイトレスで働いて難病の娘と母親とで暮らしており
男の子がいたのだが町ヲタ嫌がって家出したと・・・
 
ハンターの男に世話になり彼女の店ので売り上げ強奪で銭を得ようとするライアンたち
果たして彼らの運命は・・・
 
オーストラリアの広陵とした荒廃した砂漠で繰り広げられる欲望と閉塞された人たちが繰り広げる人間模様
兄も殺されて、盗んだ金も誰かに持ってかれて孤立無援になったライアンを助けるのは誰だろう
実に意外な人物だったなぁ
でも無理くり納得させられる展開ではあったかな
 
まぁキッタねぇ画像にムサイ男たちがこの映画にスパイスを利かせていたような・・・
 
登場人物以上に乾いた砂漠地帯が生かされてる作品だったような
 
2019年製作、オーストラリア映画
ヘザー・デイヴィス監督作品
出演:ベン・ギューレンズ、ナサニエル・ディーン、ジェシカ・マクナミー、アンディ・マクフィー、ピーター・フェルプス
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渡世人

2021-09-20 17:00:14 | 邦画
そうですね、東映チャンネルで梅宮辰也兄ぃの着流し任侠映画を見ました
ちょっと前に特集で見た東映が任侠路線に舵を切るきっかけになった「人生劇場 飛車角」のときには無職渡世のキャラではなくて、青成瓢吉を演じていましたが
ヤクザを演じたのは個人的な記憶ですから曖昧ですが「花札渡世」が最初かなぁ
でも着流しヤクザ映画では彼の人にあった役ではないと“夜の世界”に蠢くキャラへと変貌していっちゃたのね
デビューは「遊星王子」だったのにね、そんな彼の今じゃ鬼籍の人
こういった映画で若かりし頃の勇姿が残ってるのは俳優さんの特権ですね
 
今次大戦の戦前の東京、若くして一家の跡継ぎを約束されながら、恋する女と一夜を共にしていたら、なんとその夜に敵対する組織が、満州で利権を貪るために
満州で馬賊の頭目をしてる男が政府に働きかけをしに来てるのを幸いと
なんと若山富さんとピストルの名手である鶴田浩二の義兄弟を鉄砲玉として飛ばして
 
辰兄ぃの親分である水島道太郎と満州馬賊の頭目石山健二郎を射殺してしまい
親分を守れなかったことで自責の念日本かられる渡世人が
 
上州に流れて親の敵をうつという単純なお話でしたが
実は人間関係が複雑に絡みあった作品で
最初は悪役出会った鶴田さんが最後には辰兄ぃと一緒の殴り込みでのクライマックス
 
悪役には南原宏冶に金子信雄そして名和宏に若山の富さんと粒がそろっている
こっち側は辰兄ぃになんと城卓也、そして上州で金子信雄と対峙する親分に柳永二郎そして寝返ったっていうか表返った鶴田浩二
この重量感に対してなんでしょうか辰兄ぃの大失態の原因を作ってしまった女で彼の一粒種を産む女に市川和子、そして柳さんの娘さんに城野ゆきさんと
東映さんにしては女優陣に華がない作品でしたねぇ
 
ある意味辰兄ぃの息子が鶴田さんに父親を感じてしまうのは定石ですが
あっさりと鶴田さんと殴り込むんですね
佐伯清監督作で俊藤さんが製作者だったんですね
脇の役者から見て東映東京作品のようですね
 
ある意味面白かった、まだまだ若山の富さんを引き上げる前ですから
悪としての富さんの貫禄はすごいやね
しかし再び書くけど実に女優陣が弱すぎな作品でしたねぇ
 
1967年製作、日本映画、東映作品
佐伯清監督作品
出演:梅宮辰夫、鶴田浩二、城卓矢、若山富三郎、市川和子、城野ゆき、金子信雄、名和宏、南原宏治、水島道太郎、石山健二郎、柳永二郎、藤山寛美、八名信夫
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エロス秘宝 貴方だけに〜情と女〜

2021-09-20 02:23:00 | OV
チャンネルNECOで5月から、新シリーズとして始まった「エロス秘宝」シリーズ
「世にもエロスな物語」のシーズン1、シーズン2、そして「令和エロス噺」シリーズに続く作品だと期待していたのですが
なんと今まで「世にもエロスな物語のシーズン1、シーズン2、さらに「令和エロス噺」のこれらの作品群ので中から、各エピソードを単体単位で再OAしてきた作品を
なんと全部集めてから再びシャッフルし改めて新しいシリーズ「エロス秘宝」という体裁を取った再放送作品の第四弾です。
6月から休止してましたが、9月19日の深夜枠でOAされたものをリアル録画視聴しました。
 
第一エピソードは牧原れい子さん主演で、
世にもエロスな物語~背徳に溺れる女たち~ という作品の第一弾のエピソードになってる「昭和背徳物語」という作品でした。
 
第二エピソードは音無かおりさんの
世にもエロスな物語~官能に揺れる女たち~ では第一エピソード、さらに単体 でもOAされていた「良妻娼婦」という作品
オルガは昭和悲話が好きですねぇ
 
第三エピソードはこのシリーズでも沢山の作品に出演されてる北条麻妃さんで
性の遍歴を描いてる「ワタシの赤裸々性自伝」という北条麻妃さん原案のお話で
世にもエロスな物語~不貞を楽しむ女たち~ でも第三エピソードでしたねぇ
 
切り口の違う記事はコチラ
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする