前作で今までのダイア盗難は、ヨーロッパのブルガニンという王国が転覆した際、王室に古くから伝えられていた王冠にはめられていた7つのダイアであることが判明し
6個目を奪った”悪魔の密使“を追い詰めた警官隊と佐山探偵一行だったが
なんと佐山の彼女を人質に”悪魔の密使“は機関銃掃射とヘリコプターでまんまと逃げ仰せたのである
これで最終話の副題が「悪魔の王冠」であることがっていうか今までのタイトルロールで王冠が出てきてるのでなんとなく最初からそこいらを仄めかせていたんですね
で、”悪魔の密使“が次に狙ったのは美術商七宝堂の女主人康子の持っているダイヤであった
この女主人に月岡千秋さん。こんなお子様作品に出演されていたんですね
少年探偵団は“悪魔の密使”の化けた男を尾行し怪盗団が乗っているらしい汽船を発見し
早速佐山を呼び寄せる、佐山は単身船に乗り込んで“悪魔の密使”に機銃掃射を浴びて海に逃げる
宝石展覧会に出品された康子のダイヤを盗んだ”悪魔の密使“だがそれを少年探偵団の一郎に見つけられたと知るや一郎を捕える
密使の隠れ家で銃殺されようとした一郎は、佐山に助けられ
佐山と怪盗団一味との銃撃戦が始まったとこに警官隊がなだれ込んできて
お子様映画にしては前にも書いたが実に大量の警官隊のモブ感がすごい
激しい銃撃戦の末に怪盗団と”悪魔の密使“も遂に銃弾を浴びて絶命するのだった
私立探偵と仮面の悪党の対決よりも
仮面のヒーローと私立探偵が同一人物でって言う川内康範先生のヒーローものでないと心ときめかないやね
1955年製作、日本映画、東映作品
小沢茂弘監督作品
出演:波島進、南原伸二(南原宏治)、三笠博子、中原ひとみ、山手弘、永田靖、桧有子、尾津豊子、山口勇、神田隆、佐原広二、南川直、小島洋々、原国雄、藤里まゆみ、月丘千秋、、中野かほる、佐山二三子、牧野狂介、高田博
小沢茂弘監督作品
出演:波島進、南原伸二(南原宏治)、三笠博子、中原ひとみ、山手弘、永田靖、桧有子、尾津豊子、山口勇、神田隆、佐原広二、南川直、小島洋々、原国雄、藤里まゆみ、月丘千秋、、中野かほる、佐山二三子、牧野狂介、高田博