MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

不倫 派遣の女

2023-05-31 20:08:18 | ピンク映画
コンマビジョンからコンスタントに月2本くらいづつDVDリリースされてる“平成ロマンポルノ”シリーズは
新東宝や大蔵映画のピンク系劇場の週3本って言う番線の助っ人作品としてエクセスフィルムで作られたピンク映画を使わせてもらってるようでして
そんなエクセスフィルムが2003年に制作したこの作品
なんと男優陣には私のよく見ているお方たちでしたが
 
女優陣は3人様ともお初な女優さんたちばっかりでしたが
これは頭空っぽにしてそのエロさを楽しめればそれでいいと言ったような作品でした
先に書いたように岡田智宏さんはゲスト出演でしたがベテラン小林節彦にヤクザ映画からピンク映画までなんでもこなせる吉田祐健さんのお二人の演技が安定してるから
十二分に楽しめる作品になるんですね
こう言ったピンク映画ってロマンポルノも多分にそうだと思えるんですが
裸見せれば済むだけの女優さんと違い
男優さんがお話を回してくれてるいるってことだって言うのを知らしめてくれてた映画
 
まぁそれに比して女優さんはアヘアヘ艶技ができればそれだけでいいってわけではないけど後はハダカでごまかせるって言う事でも・・・
ってこの映画がそうだとは決して言いませんが、ある程度許されちゃうのかも
 
しかし、ヒロインは来るもの拒まずの離婚妻
派遣先のカメラマンからのいきなりの誘いも拒まずなんですね
そこに区役所の離婚届け係の吉田祐健に個人情報盗まれて
浮気の部屋借りしてる同僚に個人情報を渡してしまい・・・
もう個人情報違反の映画だし完全なる公務員規定違反なんだけどコンマイことはどうでもいいって言うような
ピンク映画としては男の願望を具現化したようなあっけらかんの作品でした。
いや面白かったですよいろいろ問題点はあるんだけどそこは突っ込んじゃいけないって事でして・・・
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2003年製作、日本ピンク映画、エクセスフィルム作品
松岡邦彦共同脚本・監督作品
出演:松本静香、酒井あずさ、しのざきさとみ、小林節彦、吉田祐健、岡田智宏
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エンパイア・オブ・ライト

2023-05-31 05:05:57 | 洋画
Fox映画がディズニー傘下に入った関係で、二次使用のDVDが配信は別として、ディズニーの方針で、私はこれは寡占だって思ってるんですが
レンタル店に導入されなくなった関係から
マーベル作品とかFox作品はセル店で見るとつい買ってしまうクセが付いてしまったようですが
これもまた悪いことにディズニー作品はセルにはデジタルコピーが付いているのにFox作品にはDVDとBlu-rayとの二枚組だけと言うこれも傘下企業への差別的な扱いしてくるし・・・
 
そんなこんなでFox作品それもFox子会社のサーチライト作品だったのね
1980年代のイギリスのとある港町の映画館を舞台にした作品だった
ここんとこ長尺で映画関連の作品「バビロン」とか「フェイブルマンズ」とかこの作品とよく見ますねぇ
この後は城定秀夫監督の「銀平町シネマブルース」を見たらいいのかなぁ
 
まぁ映画館って言っても今時のシネコンではないもののこのエンパイア劇場はスクリーン4まであった劇場らしく、今ではスクリーン2以外は封鎖してるようですが
今時のデジタルの反転上映システムではなく、ちゃんと撮影技師がプリントを上映器に潜らせて映写する時代の映画館
コリン・ファースは館主だって見てたら支配人だったのね
なんか劇中途中で転勤させられていたなぁ
っていうか支配人特権でなんとヒロインっても中年の統合失調症のオバハンですが
朝の朝礼の後に支配人室に呼び寄せてなんと一物を咥えさせて抜かせるような人物
それに耐えるヒロインもある意味統合失調症とは言え強い精神力を持ち合わせているとも言えなくないような気もするけど・・・
 
そんな映画館に大学落ちた黒人青年が新たに従業員として入って来て
彼の教育を任されたヒロイン
黒人青年との職場での交流のなかでなんとこの後2人が心を通わせて体を重ねるのは必然だったって言うお話になんと115分の尺を使った作品ですが
中年の統合失調症オバハンと黒人青年ですし時は1980年代ってことで
なんとヒロインのオバハンは支配人の支配的セクハラをバラして病院送りにされることになりますし
黒人青年はオバハンのいない間に同年代の黒人GFができてしまったりの紆余曲折が・・・
最終的にはデモが劇場に押し寄せて黒人青年は人種差別的なリンチを受けて病院送りに・・・
 
そんな中で青年の見舞いに行けずにいるヒロインを勇気づけてくれたのはなんと映写技師と青年のお母さん
しかし、時すでに遅し、青年は未来に向かって新たに大学に進学し
ヒロインは心残しつつも青年の未来のために笑顔で送り出すって言う
ある意味切ないロマンス作品だったようですね
 
まぁ一応は最後まで見ましたが、個人的には猥雑でアンモラルでお姉ちゃんがバンバン人をブチ殺すような作品が好みの私には不向きな作品でしたかねぇ、いい映画って一般的に言える作品だと思われますが
ただ映画って言うのは人を再生させる力を持ったモノだって言う監督のメッセージは十分に伝わってきましたがね
 
2022年製作、イギリス映画
サム・メンデス脚本・監督作品
出演:オリヴィア・コールマン、マイケル・ワード、コリン・ファース、トビー・ジョーンズ、ターニャ・ムーディー、トム・ブルック、クリスタル・クラーク
 
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