ベニー・ラブズ・ユー

ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行＜未体験ゾーンの映画たち2023＞で上映された作品。

人形に命が宿って人を惨殺するちゅうたら最近では「M3GAN／ミーガン」ちゅうのがありましたが、あちらは人間そっくりに作られたAI搭載のお人形さんでしたが

こちらはなんとクマのぬいぐるみ

それも35過ぎても親離れできない童貞クン？が、お子ちゃま時代の誕生祝いに買ってもらった30年近くも前に買ってもらったぬいぐるみクマさん

 

この童貞クン？35歳で両親が亡くなり、生活に困って

って言っても彼自体オモチャ会社のオモチャデザイナーですが

あんまお仕事熱心というかほぼ会社でも鼻つまみなお方でして

家を売りに出して片付けている中で幼児時代のこのクマさんを捨てるゴミに分別してったら

なんと命が宿って・・・
彼の周りの人間たちいや動物までも惨殺していくって言うお話でして

 

その愛らしい？クマさんのぬいぐるみがいたって残忍で、その殺しっぷりのグロ描写がこの映画の見どころで

映倫さんもゾウモツ露出の死体や生首ゴロのゴア描写で一応R -15の指定を出していますが

手作り感丸出しのチープさに思わず・・・
そうこの映画実はブラックコメディでして

なんと主人公の35歳の童貞クンを演じてるカール・ホルトが出演・脚本・監督の一人三役で作った作品ですから

 

そこはワンマン映画のいいとこで、なんと童貞クンにとびっきりの美人彼女ができて

いいぞこれは彼女もベニーの餌食に・・・
って思ってワクワクしてたらこっちのヨミちゅうか思惑は見事に外されたし

仕事もベニーのおかげでアイディアも生まれるし
でもそんなことにはお構いなくぬいぐるみクマさんが彼の会社での同僚や上司を殺しまくるとこが盛り上がるよね

ヒロイン殺さない分そこで発散させてもらえた

 

まぁ先に書いたように一人三役でしたからCGがかなりチープでしたし

どこか絵が違うなぁって思うてたらイギリス映画だったのね

って続編作る気なんでしょうかねぇエンドクレジット(イギリス映画だからかなり短い)の後に映像がありますのでお見逃しなく

 

2019年製作、イギリス映画

カール・ホルト脚本・出演・監督作品

出演：クレア・カートライト、アンソニー・スタイルズ、ダレン・ベネディクト、リディア・ホウリハン、デヴィッド・ウェイマン