日本映画を積極的に見ていこうという企画で視聴した作品
光石研が主演しているっていうかほぼ一人舞台的な作品でして
っていうか劇中での彼の職業が公立定時制高校の教頭さんで後一年で定年を迎えるって言う設定
個人的にはこちらは全日しか知らないけど二部並立してる職場に勤めたこともあって夜間の実態もきちんと見える立場に数年間過ごしていたこともある
どうやら制服JKたちもいたりするのと、ひるめし食ってからの出勤ですから並立してる公立学校のようですね
そんな定時制高校は授業開始が17時以降ですが勤務時間っていうのもあって13時には出勤していなきゃなんないから
昼間は校舎裏とかでのモク拾いに精出したりしてる姿を延々とカメラは光石研を追いかけていくから自然と長回しになる
そんな平凡な日常を追いつつも、なんと元生徒が勤めている定食屋で金を支払うのを忘れてしまい
追いかけられて曰く“忘れてしまう病気にかかって”
そうなんですねある意味若年性認知症の初期段階を告白してしまい
そうなんですねある意味若年性認知症の初期段階を告白してしまい
そこから今までの自分の人生を振り返り
教師として、また家族を持つ家庭人として、人としていかに生きて来たかを振り返ってみると言う映画だったようで
ほんと光石研劇場と言っていいように彼だけが喋る
そうなんですよ生徒との関わりもある意味教師→生徒へって言うような一方通行だったし
家庭でも父親としての存在の薄さから奥さんとか娘さんとのコミニュケーションも取ってこなかった
そして幼ななじみの友達とも・・・
って初めて気がついて、年休まで取ってコミュニケーションを取ろうとするものの
って初めて気がついて、年休まで取ってコミュニケーションを取ろうとするものの
今までが今までだから空転する一方
そんな男の姿をカメラはただただ写していくだけの作品でして
一応こっちも同業者って言う立場であるのでわかる部分もあるにはあるものの公務や生徒に関してこれだけ覚えておるのにどこが認知症なんかのうって思うて見とりましたが
医者とのシーンもあってそうなんかいって思うだけっす
そういや認知症の症状のひとつに昔のことが鮮明に蘇るって言うのがあるらしい
ってことで定食屋の元生徒を連れ出して自分の子供ん時の思い出の場所を案内して昔語りするって言う
これまた一方通行の会話に終始していたり
一体この作品何が言いたいのか私にはまるっきりわからへんでした
ただ無為に90分モニターを見ていただけだったって認識はある
2022年製作、日本映画、「逃げきれた夢」フィルムパートナーズ作品
二ノ宮隆太郎脚本・監督作品
出演:光石研、吉本実憂、工藤遥、杏花、岡本麗、光石禎弘、坂井真紀、松重豊
出演:光石研、吉本実憂、工藤遥、杏花、岡本麗、光石禎弘、坂井真紀、松重豊
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