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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ノリャン ―死の海―

2025-01-09 05:05:05 | 韓国映画
文禄と慶長の二回にわたって行われた秀吉の朝鮮出兵
日本統一を成し遂げた豊臣秀吉の次の目標が明国つまり中国制圧すればって言うことで、その先兵としてはまず朝鮮半島の制圧からと言うことで
韓明連合軍と日本軍を迎え撃つ海戦スペクタクル映画「バトル・オーシャン/海上決戦 」が作られたのが2015年
 
当時は日韓関係が良くなくて豊臣軍を迎え撃つ朝鮮軍の勝利映画つまり反日映画として作られたスペクタクル巨編だったわけで、韓国では諸手を挙げて大ヒットだそうですが、日本では未公開そしてDVDスルーでしたが一応見られました
そして日韓関係まだまだではある中での2022年にこの第二作として、これまた反日色の濃い海上バトル映画「ハンサン ―龍の出現―」が作られての
三部作の最終話がこの作品
 
と言うことで三部作の主役である朝鮮水軍を率いるイ・スンシン将軍の最後を描いた二時間半にわたる作品でして
実は秀吉が老死するところから映画は始まり、徳川家康が天下を握ることを恐れた小西行長は朝鮮から日本に帰還することを考えたが
何せ築城を海上からイ・スンシン将軍の船団に囲まれていて一人ではその包囲を突破できないと島津に泣きついて・・・
 
島津水軍とイ・スンシン将軍との大船団での海戦シーンがメインの作品でかなりのスペキュタクラー映画ではあるのですが
イ・スンシン将軍の徹底的に彼ら日本軍をここで完膚なきまでに叩いておかずに日本に帰せば恨みを持ってまたやってくると言う信念
さすが恨の国韓国の将軍ですその彼の意思の強さを前面に出してのこれまた反日度のかなり強い作品でして
島津水軍は完膚なきまでにやられる映画を見せつけられた作品でもありますが
 
実際に朝鮮にいる豊臣配下の軍勢を日本に帰しても秀吉は死んでるし家康にはその気がないんだからなんら問題ないんだけどねぇ
徹底的に恨み骨髄っていうことでの大海戦を展開するのね
まぁ韓国人が見れば反日教育映画でもあるしですが
そんな反日映画でも面白ければ公開するという日本の度量の広さも併せて見せてくれた作品とも言えるのかな
 
ただ日本人役はしっかりと日本語を喋り中国(明)もまた中国語としっかりと三ヶ国語での台詞での映画だった点は買える
 
2023年製作、韓国映画(日本公開作品)
キム・ハンミン脚本・監督作品
出演:キム・ユンソク、チョン・ジェヨン、ホ・ジュノ、アン・ボヒョン、ペク・ユンシク、イ・ギュヒョン、パク・ミョンフン、ヨ・ジング

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