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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ザ・クリエイター/創造者

2024-03-02 05:05:45 | 洋画
20世紀FOXがディズニーに吸収されてから
あのファンファーレとサーチライトで始まるFOXのロゴから社名であるFOXが消えたんですかねぇ
今月からCSのFoxチャンネルも名称がDLIFEに変わってしまいまして
で気づいたらあのFOX映画のロゴもFOXがSTUDIOSに変わっていたのね
なんか初めて気づいたけどいつからだったのやら
ってかディズニーは本当に殿様商売するのはもう慣れましたが自社の作品にはデジタルコピーつけるのに
子会社FOX作品には付けないっていう差別化だけはやめて欲しいな
もうレンタルに作品出さないっていうのは諦めましたから
 
さて映画ですが2時間12分もある長尺ですか
そう遠くない近未来っても2060年代です。人類を守り人々の発展の助けとして作られたはずのAIがロサンゼルスで核爆発を起こし、LAは全滅したため。このことを受け、西側諸国は今まで共存共栄してきたAIを殲滅してしまい西側諸国ではAIが無くなってしまい
ただ、ニューアジアはAIを守り、引き続き共に発展することを表明したことから西側諸国との戦争が始まり・・・

主人公は西側から送られてきたエージェントでしたが
任務中に知り合ったアジア女性と懇ろになりなんと子供まで儲けて任務放棄状態のところに
西側の兵士達が攻め込んできてなんと逃げた彼女の船舶をミサイル攻撃で撃墜して5年
AI専科のアジアと西側との戦争は続いており
主人公は兵士としてAIのリーダーとされるアルフィーという少女の破壊任務について再びニューアジアに派遣されるんですが
 
まぁ実際には元カノは仮死状態で脳だけ生きていたりで
少女との交流から自分の娘を再現して作られたAIがアルフィーってわかり
なんとこの作品いわゆる少数民族を自分たちに不利益だから殲滅してしまえって言う
古くから使い古された映画のプロットで作られてる作品で
主人公は人間でありつつもいわゆるAi(少数民族)側に加担していくという
完全にAI側からの視点で描かれた作品だった
 
そんな使い古されたプロットを現代映画の粋であるVFXとCGを限りなく使いまくって
映像的にも近未来の地球での人間とAIとの不毛な戦いを見せてくれる作品
まぁどこにでもあるプロットを新しい皮袋だ包んだだけって言うことですが
AIのお子ちゃまがそれなりにかわゆくて
そしてAI側の長老的な役で渡辺謙さんが出演されてて
やっぱ見てるこっちもAIが善で人間が悪って言う単純な二局構造に乗っかってしまう作品だったかな

AI倫理や人権に関するテーマを扱っていたこともあり、これからのAI時代を人間はどう扱っていくのかって考えさせられる内容だったと思います。
内容もさることながら、圧倒的な世界観と映像美!これだけでも観た価値があったとは思います。
続編出たら観たいなぁ
 
2023年製作、アメリカ映画
ギャレス・エドワード脚本・監督作品
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、渡辺謙、ジェンマ・チャン、アリソン・ジャネイ、マデリン・ユナ・ヴォイルズ、ラルフ・アイネソン、マーク・メンチャカ、ゴー・タインヴァン、リーナ・チア、スターギル・シンプソン
 

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