MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ドライビング・バニー

2023-02-18 23:19:32 | 洋画
これってニュージーランドの映画だったのね
その割にはSWATが・・・って言う前に
一応セットにする作品がなくてこれにしたんですがねぇ
ちょっと前半は私には合わねえなぁって2、3回プレイヤーの停止ボタン押そうと思ったんですがねぇ
 
そう信号待ちで渋滞しているクルマのフロントガラスをモップワイパーで拭いて小銭をかせぐホームレスのヒロインバニー
明るくたくましく生きているが
家庭局のために二人の子供は里親に育ててられてて年に何回かしが会えないでいる
 
その理由は最後に明かされるが、まず家が無いと子供と暮らせない、その資金とその日暮らしの小銭稼ぎだが
何と数日後に5歳になる娘の誕生日
いっしょに祝ってってことでなけなしの銭を叩いてスーツを購入
不動産屋を騙して空き家作を見つける
 
実は妹の家に世話になってるものの、妹の再婚の義理の父親が妹の娘だから甥っ子に手を出していることを知るが
逆に家を追い出される
そんな妹である母親が再婚してになにも言えないのが歯痒くていっしょに連れて
 
里親が変わってしまった娘の誕生日を祝うために件の男の車を盗んでの娘探しの旅に・・・
ここが”ドライビング“に表向きはなってるんだろうけど
女のいる町の家庭局に住所を訪ねるものの、バレて家庭局の職員1人を人質に篭城を決め込み
家庭局の周りは警察に囲まれるものの家庭局に誕生日パーティーの飾りを飾って娘を待つが
警察が用意したのは何とSWAT
そうなんですね飾りの風船が割れた音で凶器ありって判断されたから
 
そうここで職員がバニーの過去をPCでさらうと子供を虐待した父親を殺したって過去が
それも警察が知っていて、さらに甥っ子誘拐って言う事になってるようで
まぁじつに行動力のあるバニーですが
その原動力は娘の誕生日をただ一緒に祝いたいっていう母心だったんですね
女は弱しけれど母は強しって言うことでしょうが
彼女の行動はやる事なす事全て負の方向に
最初っから行政と親心の介離から始まっているのにねぇ
 
何の問題解決にならずバニーは司法の軍門に降ろうとして
甥っ子に車のキーをポケットから出した途端にSWATの銃が火を吹き
いや個人的には脳天撃ち抜いてほしかったんですが、肩を撃ち抜かれただけでしたねぇ
って甥っ子だけは自由を得られたようですが
 
良かれとおもう行政の判断ってどーなのよって言う言う映画だったような気もするが
そう言う意味ではあそこでバニーの脳天ぶち抜いて欲しかったって言う個人的な言い方になるんですが
まぁある意味この先にきっと幸せが・・・って言う終わらせ方しかなかったのかなぁ
 
2021年製作、ニュージーランド映画
ゲイソン・サヴァット監督作品
出演:エシー・デイヴィス、トーマシン・マッケンジー、エロール・シャン、トニ・ポッター、ザナ・タン
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シー・フォー・ミー

2023-02-18 17:14:44 | 洋画
何とこの作品の主演女優さん、実際に視覚障害者だそうで
そう言う意味では視覚傷害の演技とか、いわゆる障害者ゆえに他からそれがたとえ善意であれ助けの手を差し伸べられることへの拒否感っていうのか
障害者だからって・・・って言う他人から見れば何なんだこの性格の悪さは・・・
って見えてしまうような自立して生きていけるって言う自負心というかそんなものが滲み出ているのは演技ではなく
普段から持ってる他に頼らないって言う自負がこの後映画の肝と相まっていくんですね
 
そういう意味でのプロットでの後半と前半とのメリハリだったようでしたが、監督さんの意図に反してっていうか
劇中でヒロインの口から“高価なものを盗んでも障害者は云々”って言う台詞で相殺されて実にイヤなヒロインとして観客には共感も自己投影もされにくいキャラになっていたように思えるから
わたしにはこのヒロインが危機に面してもさほどなんも感じずに見ていたし後述しますが視覚障害者に関しての違うことを考えて見ていた
っていうのも
視覚障害者のスリラーでよくあるプロットって言う作品だからでしょうか
まぁ暗闇ではこっちが有利って言う作品ではなかったですが・・・
そして1番斬新なのはヒロインがあの性格であるがために結局一番得した人物だったっていうところかなぁ

で、この後ヒロイン実はオリンピックのスキー選手にまで行けた健常者だったのが夢半ばで視覚障害者になって性格がひねくれたって言うような設定になっていまして
親にも反抗する性格ですが芯はつよいようです
一人で生きていけるっていう自負もあるようで
今夜も泊まりで大金持ちの家の猫シッターのバイトでこの家にいるわけで
人里離れた大邸宅での一人お留守番
これも時代ですねぇ視覚障害者用のスマホで音声で色々機能が起動するようで
彼氏に家の中を動画で見せてまずは金目のものを物色
人が止めろって言うと実行してしまう捻くれ者のようでコレも後半への伏線
 
真夜中の物音に目が覚めると、なんとこの家に強盗が3人
実は離婚された亭主が隠し金庫の金を人に頼んで持ち出そうって、奥さんの旅行中に計画した物だが
まさかの猫シッターが居たってわけ
ヒロインは視覚障害者サポートアプリ“シーフォーミー”を頼りに強盗団と対峙する羽目に
ってことでコレも動画で指示を与えてくれるわけで、そもそもその指示を出すのはゲーマーで元軍人ですから指示が的確で
強盗団からひょんなことから手に入れてた拳銃で立ち向かう羽目に
 
この指示が元軍人だから3時だ1時だって銃口の向きを指示するんですが
ここで軍人だからこのような指示を出しても視覚障害者それも先天的な人には時計自体どんな形状かもわからないだろうに・・・
まぁヒロインは後天的な障害ですから時計の形状もその指し示す方向もわかるけど
先天的な方にはこの指示は無理だろうってそればっかり考えていましたねぇ
 
まぁ性格からなのか指示通り情け容赦なく強盗団を撃ち殺していましたねぇ
っていうかあの婦人警官じつに有能なお巡りさんでしたが呆気なかったなぁ
まぁ札を1束クスネての新天地への資金調達っていうかこの家の奥さんは金庫自体知らないんだからねぇ、もっと持ってても問題なかったよって
まぁいいか
って言うか猫シッターの割に猫は位置情報のタグ貼るだけのワンシーンだけでしたねぇ首輪にセンサー付けられただけ

女優さんが実際の視覚障害者なので演技では出せない視覚障害者のリアルさは出ていましたが、勝気な性格が出過ぎて実は見ててイタい作品となっていたのがなんとも
 
2021年製作、カナダ映画
ランドール・オキタ監督作品
出演:スカイラー・ダベンポート、ジェシカ・パーカー・ケネディ、パスカル・ラングデイル、ジョー・ピングー、ジョージ・チョートフ、キム・コーツ、ローラ・ヴァンダーヴォート、マシュー・グーバイア
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悶絶夫人

2023-02-17 22:47:35 | OV
いつもおなじみのチャンネルNECOの深夜枠での30分の埋め草プログラム
2月16日の深夜枠だOAされたものの録画視聴でした
世にもエロスな物語〜恥情〜 」という作品でオムニバスの三本のうちの一本がこの篠田あゆみさんの「悶絶夫人」という作品として過去にOAされていました。


篠田さんは、オルガでは2本目のこの枠でのご出演っていうことですが、オルガ作品では4本製作されているようですが
後2本のOAあるのかなぁ
ある意味好きなAV女優さんのお一人ですから残りもなんとかOAしてくれないかと思うのですが
最近のこのシリーズでは濡れ場二回分有ればあとはいいだろうって、シノプシス度外視して20分前後にまで究極再編集しているのが残念でならないんですけどね
そう映倫での再審査料金も高いから受けてないようだし

オルガでのAV本作品は「人妻性奴隷−篠田あゆみ−」って言う作品で、なんと尺が145分もある作品だったのね
お話としてはある日リフォームの営業に訪れた男は大学の先輩の桜木だった。あゆみは落ちぶれた桜木に同情して家に入れてしまう。あまりにも美しく魅力的な人妻になったあゆみに桜木はあゆみを犯し写真に撮り脅迫して、それ以来羞恥と屈辱、快感と悶絶があゆみの貞操を蝕んでいく・・・

切り口の違う記事はコチラ


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リパブリックZ

2023-02-17 17:27:07 | 洋画未公開
ブルークって会社はGEOさん限定って銘打っていたんですが、最近はTSUTAYAさんのカルチャーパブリッシャーズ同様に配信に対抗してなのか限定はずしてくれてますので、わたしには助かってますが
ブルークさんはもうちょっとオモロイ作品をリリースシテ欲しいものです
って切に願ったのがこの作品

ジャケットのお姉ちゃんが銃を撃ってる絵面にガーリーアクションやと思い込みで何も考えずにレンタルしてきたらなんとロシア産のゾンビ映画でしたが
役者さん全員がって言う人間役のは人は全員がロシア映画なのにアジア系のお顔
お姉ちゃんまでアジアンやん

ってこの映画一体何をしたかったんだろうって言う映画
ゾンビからただただ逃げて特効ワクチンを探そうって言う連中に出会ったらホイホイついて行くし
一体この主役3人に目的意識って言うのはあったんだろうか
生き抜きたいっていうのはこう言ったゾンビ映画ではみんなそうであるから、それを除いてのことなんですが
全く主題が見えない作品だから
まるっきり面白くない作品に
ただただ撃ちまくって襲ってくるゾンビと戦うシーンで綴る90分

オープニングでも何で主役のオッチャンが手足縛られてんのか意味不明だったし
森の中の小屋にいた二人のおっさんが銃声発してゾンビの群れを呼び寄せてしまい、小屋を捨てて車で脱出し、道中で出会ったヒロイン?やワクチン開発を行っている科学者の元を目指すオッサンと出会いその街を目指すというのはわかるけど、主人公二人の行動に意志っていうのが全く感じられずただただ周りに流されて危機に遭うっていうだけで進行さるようじゃ面白くも何ともない。

ただこの“ゾンビが発生したのはゾンビ映画ばかり撮ってるアメリカ人のせい”って言う台詞にはニンマリしてしまいましたが皮肉は強くないですよね
一応ゾンビかを避けながらのロードムービーの体裁だけは守っているようですが
このゾンビ頭撃たなくてもやっつけられるようですし
ロシア映画ですからかゾンビメイクにはなっていないのね

化学工場でヒロインがゾンビに噛まれたんですがどーして助かったのかって言うのと
傷ついたヒロインと二人のおっさんが穴蔵に逃げでもクマだかなんだかをやっつけて疲れ果てて寝て目が覚めたらなんと冬が来て雪景色の中でゾンビがみんな凍っていてめでたしめでたし
って何なんだこのエンディングは

完全にアポーンな作品としか言いようがなかった。

2018年製作、ロシア映画
ステパン・ブルナシェフ、ナデジダ・ユムシャノワ監督作品
出演:ドミトリー・バイシェフ、ジョージ・ベッソノフ、イリーナ・ミハイロワ、ピョートル・ペトロフ、ウラジミール・セデルニコフ


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信虎

2023-02-16 23:32:37 | 邦画
2021年に公開された寺田農主演で作られた武田信玄の父親である武田信虎の後半生を描いた骨太でカッチリと作られた時代劇です
甲府市とかがかなり後援しているようで商業性完全無視して史実に基づいて
着衣から小道具そして戦場での武将の戦い方なども時代考証して忠実に作ってるようですが
この時代そんな金かかる時代劇にセット組んだりできないようですので陣地にも陣幕もなく
竹藪とか森林で戦場ロケ
さらに歴史的建造物を借りられてのいわゆる城内って言うような形でのオールロケで作った作品だったようですね。
 
何とオープニングは元禄14年の江戸城内で五代将軍綱吉から、柳沢吉保の推挙によって武田家の再興許可を受けるところから
その柳沢吉保が幼い息子の今回の武田家復興について問われるままに信虎について語る場面から回顧的に始まる作品
 
信虎が息子信玄に甲斐から追放された後、今川家の客分になってその後足利将軍家に仕えていたとは知らなかった
劇中でも足利義昭のことを信虎は公方様って呼んでいた
桶狭間で織田の鉄砲軍団に撃ち負かされた信玄が甲斐国で死んだことを知り、自分が甲斐に戻って国を取り仕切る、自負心からなんと京から娘や家臣を連れて甲斐に向かう信虎。途中、織田軍の陣地とかをスッパなどの犠牲でなんとか抜けながら、武田領へ到着して息子逍遙軒の城を訪れるが、何と信玄の遺言から甲斐への入国を拒否される
 
跡継ぎは勝頼となるものの信虎は祖父の威光で勝頼との面会を果たして。自分が国政を取り仕切ると言い出す始末
でも、重臣たちの反対に合い叶わぬ信虎は
若き日に久遠寺で日蓮上人から授けられた”特殊能力“を身につけており、相手の目を見て、“自分の意のままに操る”.という特殊な能力を取得しており色々な人物をその能力で操る信虎。でも肝心の勝頼には効き目なしだったようで
信虎は死を悟った時に武田を攻めていた上杉謙信に武田攻めを止める手紙を出していてその信虎からの手紙で謙信は武田攻めを停止していたんですね
でも武田家は信虎の死を迎えてどんどん衰退していきついには滅亡してしまう
 
信虎の死後も映画は続き信虎の二十三回忌法要の席で信虎の娘って言ってももう40過ぎているだろうが家来の一人は京で菓子屋として羊羹を作っていた者のプロポーズを受け、そうなんですね京の都の憧憬の強さから結婚を承諾して信虎の羊羹屋さんに・・・
そう今の虎屋の羊羹ってここから生まれたって言うトリビアまで
 
信虎が特殊能力をかけたのは七人。でも六人しか心当たりなし。七人目は誰なのか?
って言うちょっと現実離れしたようなお話が展開されてその七人目がつまり信虎自身であり
その信虎の生まれ変わりが吉保だったて言うオチは面白いお話でしたが・・・
 
こんだけ重厚な作品をよく製作したものと感心しましたが
この作品時代劇好きな高齢者にもさほど受けるような作品ではなかったような気もする
何せ娯楽的な要素は皆無でしたが、時代考証だけがしっかりしてて
鎧兜の武士同士の斬り合いでは最後は鎧が手薄な首の頸動脈を斬って倒すんだって言う殺陣が新鮮だったし、虎屋の羊羹のエピソードも面白かったかな
渡辺裕之さんが信長役でちょい顔出しされてたなぁ
そして2021年ですから隆大介さんへの弔辞が
 
2021年製作、日本映画、ミヤオビピクチャーズ作品、日活配給
金子修介・宮下玄覇(脚本)監督作品
出演:寺田農、榎木孝明、渡辺裕之、永島敏行、矢野聖人、谷村美月、荒井敦史、柏原収史、隆大介、伊藤洋三郎、杉浦太陽、石垣佑磨、左伴彩佳、堀内正美、安藤一夫、川野太郎、葛山信吾、永倉大輔、井田國彦、嘉門タツオ、螢雪次朗、橋本一郎、
剛たつひと、西川可奈子、鳥越壮真、北岡龍貴、外波山文明
 
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モンスターレイダーズ

2023-02-16 17:17:27 | 洋画未公開
もうジャケット見ても、どう見てもガーリーアクションでしょ
でも邦題が「モンスターレイダーズ」って一応”レイダーズ“ってことだし
この絵面に釣られたかって思ったら
そうこいつは完全なる中国映画だった
オープニングこんな格好のお姉ちゃん二人が血塗れで地下の空気抜きダクトから一人のお兄ちゃんと這い出てきた途端に
このダクトが爆発してその爆破跡の穴から
こんな奴が出てきて
そう巨大サソリ
ナイフ一丁でお姉ちゃんがこのサソリと格闘してるうちに
三日前に話が戻り・・・

軍属企業であるOMHテクノロジーが所有する、砂漠の地下実験場。
そこでは核物質の実験が行われていたが、事故により放射能が流出してその影響で生物のDNAが再編され、変異生物が発生したということで、その生物がサソリだったってわけ
ででっかいサソリが”モンスター“って言うことだったんですね
軍は、ハーヴィン博士を救出するためにバイジー生物博士を招聘するけど
実はこの女博士、地下実験場で消息を絶った恋人の軍人を探すのも目的の一つでもあった。そしてビージャオとグイチョーの2人の女傭兵を共にハーヴィン博士の護衛として連れてきており大佐率いる救出チームと共に地下実験場へと潜入すると
 
ってその前に軍のキャンプでは人体に入り込んで肉体を蝕む普通サイズのサソリの大群に襲われた兵士やお姉ちゃんたちは銃で撃ちまくってサソリを撃退するんですが
もう尻尾の毒で刺すさそりではないようで
さらに地下研究所に潜入した兵士たちは大佐の命令の元に汚染されていない研究員たちを虐殺し始める事に1人の中尉が疑問を抱くものの
 
そうなんですね放射能で変異したサソリが生物兵器になると踏んだ大佐はこれによって世界制服を企んでいたようで
一応美女傭兵たちはハーヴェイ博士をガードしており、さらに人体実験の実験体にされてた恋人を見つけたバイジーは中尉とともに大佐を倒しているうちに
でっかいサソリにハーヴェイ博士が襲われたためにグイチョーが自爆しデカいサソリを撃破して散ってしまう
 
ってことでオープニングのシーンに戻って最後のでかいサソリとの対決シーンにもどってくるんですが
最終的にこいつを倒すためにもう1人お姉ちゃんが散る事に
 
中国映画ですからサソリの大中小とか結構CGに凝りを魅せてくれていましたねぇ
ただグロシーンはほとんどありません
まぁ中国製の無国籍ミリタリー作品って言っていいのかなってことで兵士は外人お姉ちゃんたちは中国人って言ういう寸法で英語と中国語が飛び交う作品でもありました。
まぁ満足すべきガーリーアクションの変則映画でしたかね
 
2021年製作、中国映画(日本未公開作品)
ルー・ユンフェイ監督作品
出演:ユー・スーチュー、シュー・ドンメイ、ウー・ヨウシュエン、ホアン・ジョンハオ
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やくざの横顔

2023-02-15 23:06:32 | 邦画
1970年製作だから日活ニューアクションの分類に入る作品になるんだろうなぁ
ただ見てるとオープニングは日活のやくざ映画で始まって
兄の仇二人って言っても敵対するから組長をも射殺して
なんと刑期が3年ッて、こんな緩い刑期でいいんだろうか
そして所払いみたいに父親の組長から係争を避けるために一年の勘当を受けて
宍戸錠の船で一年辛抱して横浜に降りた渡哲也演じる主人公
 
ここからクライマックスのアクションに至るまで
これってニューアクション作品?って思えないんだなぁコレが
っていうか渡哲也で裕次郎さんのムードアクション作品もどきを
ヒロインに松竹から香山美子さんを借りて延々と綴ってくれる
いやもうどっからどうつついてもこれって一時代前のムードアクションにしか見れない
そうなんだよねだって原作が川内康範だもん
 
そんな中で殺し屋の内田良平が完全なる儲け役ではあるのだけど
渡映画ってことて渡り合う道具は九寸五分(この一文だけは洒落)です
もうこの時代の渡さんにはドス(九寸五分)しか似合わんものねぇ
これだけは小沢啓一さんも譲れなかったようですが中盤でのムードアクションには拘っていて
 
クライマックスでは肝心要ではパンチでの殴り合いだったなぁ 殴り込みが殴り合いだってさ
っていうかドスアクショんにもキレがなかったかなぁ
この時代のニューアクションでは青木義朗がじつにいい悪党を演じてきてるものの、この作品では松葉杖ついた善人側だし
殺し屋内田良平さんまで死にたい願望の殺し屋であったりと
実に変則的な作品だった
 
っていうことで大幹部シリーズみたいなヒリヒリとした渡哲也を感じられずドスも刺された痛みも映画から感じられんない作品でした
 
1970年製作、日本映画、日活作品
川内康範原作、小沢啓一監督作品
出演:渡哲也、香山美子、内田良平、今井健二、青木義朗、丘みつ子、麻生れい子、植村謙二郎、沖雅也、大滝秀治、福山象三、チコ・ローランド、富永美沙子、木島一郎、八代康二、杉山元、高橋明、前田武彦、浜口竜哉、中村竹弥、宍戸錠
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シャーク・クルーズ

2023-02-15 17:25:22 | 洋画未公開
みんなじゃなかった、個人的に私大好きアサイラム映画のサメ映画でした
アルバトロスから今月も二本のアサイラム作品
ここんとこアサイラムのサメ映画って言ったら地べた這ったり、空飛んだり、多頭サメだったりと考えられないようなサメ映画を臆面もなく多作している鉄面皮なサメ映画の老舗が本家帰りしたんでしょうか
今作は普通のサメさんがニンゲンを襲うお話

オープニングで水上バイクのはカップルがサメに襲われて
今作ではサメさんの御食事シーンでは喰うシーンは海を真っ赤に染めるだけでグロシーンは全くありません
邦題では「シャーク・クルーズ」になってますが、サメ見物ではありませんからタイトル詐欺とは言いませんが
今回サメに襲われる歓喜号は釣り船です、それもかじきマグロを釣る釣り船
そこには父親と釣りツーリングしようってしていたものの父親が足を骨折したため娘さんが一人で参加
それに新婚だかこれから結婚するんだかのカップルの3人の釣り客に
釣り船のはオーナー船長と彼が拾った一等航海士の五人です外海のは釣りポイントに

そこにバイクを襲っていた数頭のサメが現れてまずはカップルのはお姉ちゃんを食されてその時に船のエンジンが故障して船は身動きできなくサメと一緒に漂うのみ
次に食われるのはカップルの男の子方・・・
まぁ身動き取れない釣船からどうやってサメからヒロインは逃げるのかって言うの方向に映画は向いていくんですが
ひょっとした油断からヒロインのは姉ちゃんが足をサメに噛まれて

まぁこんな洋上でなんで携帯電話が通じるのかわかりませんが
お父さんに連絡ついてお父さん友人と一緒に緯度経度の座標で救出にやってくるものの
なんと二人乗りで精一杯のエンジン付きごむボート
この映画コメディだったようですね
rope一本で砂州に座礁してること釣船を引っ張ろうと
これまた喜劇以外の何者でもない
さらに犠牲者も出ての救出劇画像公判のクライマックス
やっぱこういった作品にもつきもんだよね自己犠牲でヒロインたちを助ける人物って言ういうのは定番です

グロもなければ救出にもゴムボートって言ういう喜劇がメインの馬だから地雷でなくて機雷映画でしようか

2022年製作、アメリカ映画
ジェイドン・カル監督作品
出演:メーガン・カラスキーロ、マイク・レイ・アンダーソン、ジョナサン・ショアーズ、ジム・フィッツパトリック、タラ・フィリップス、 ブランドン・ラブス、ポール・ヴァン・スコット



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サバイバー・フィールド 地獄の英雄

2023-02-14 22:59:11 | 洋画未公開
1981年にセルビアの国境に位置するブコバル
ここで今までは他民族同士で生活していたがクロアチア共和国は旧ユーゴから独立宣言して
ユーゴ人民軍とセルビア武装勢力とが戦端を開いた事実をもとにして
作られたフィクション映画。
 
現代クロアチアにクロアチア言葉を流暢に話すアメリカ国籍の自称ジャーナリストのオリビアって言う記者がブコバルの戦闘の記事を書くために訪れて
その戦闘に加わった5人の生き残ってる連中を訪ねていく形で
その5人が語るお話をブツ切りでブコバルでの戦闘映像がインサートしていく風変わりな戦争映画
 
冒頭に語られてるこの戦争についての梗概ではユーゴスラビア連邦軍は3万6千の軍隊を組織、対しクロアチアは1,800人の義勇兵で戦いを挑んだようで
圧倒的な物量の差であるものの・・・
実際にこの目で見たわけではありませんが
ニュース映像とかを繋ぎ合わせて見ているとこの映画の戦闘シーンは現在起きてるウクライナの戦闘ってたぶんこんなんなのだろうなって思いながら見ていた
って言うのもクロアチアはほとんどゲリラ戦術でバズーカでは戦車を一台また一台って潰していく戦闘シーンが多かったからだろうか
 
そんな過去の戦争を一人で調べていくオリビアはクロアチアの防衛軍に所属していたセルビア人のヨシペと仲良くなり彼を通じて
当時靴工場の工員ドゥギの足跡を探していくんですね
ってことで自ずと戦闘場面もこのドゥギとヨシベを中心に描かれていくわけですが
 
そんな中で心を通わせついには体を重ねてしまうヨシベとオリビアでしたが
実はオリビアはトゥべの子供だったことがわかり幼児だった彼女のことを思い出すヨシべ
それぞれの過去が重なったもののそれは二人の別れを意味しオリビアは父親トゥべの足跡を辿る旅だったんですね
 
まぁ同じ地域によって生活しながらも国籍とか民族が違っても友情関係とかで繋がっていた人たちが一夜にして敵味方となって戦闘を重ねていくうちに友情が憎悪に変わって行ったりと人間が国によって翻弄される姿を描いた地味な作品というか重たい映画でもあった
ある意味DVDのウリは完全に戦争映画にしてるのは間違いではないものの
これは戦争映画って言うジャンルにいれてよかったのかなぁ
 
2022年製作、クロアチア映画
エドゥアルト・ガリッチ脚本・監督作品
出演:マルコ・ペトリック、ジブコ・アノチッチ、アンドレイ・ドキッチ、ザラ・ジュリッチ
 
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スネークヘッド

2023-02-14 17:00:33 | 洋画
シネマート新宿の恒例企画興行<のむコレ2022>で上映された一本
ほとんどアジア系の役者さんで固められてる作品で中国語がバンバン出てきますが
れっきとしたアメリカ映画だし、中国資金で作られてる作品でもありません
っていうのはスネークヘッド=蛇頭ですから
要は人身売買っていうか中国人を他国に蜜入国させて利鞘を稼いだり麻薬を扱ったりするチャイナマフィアの“蛇頭”のお話
 
ジャケットから反射的にガーリーアクションな作品だろうって何も考えずにセットの1本に組み込んできただけの作品
ま、ジャケットから中国産のアクションやろうって判断くらいはしてましたが、まさかのアメリカ映画
ちゅうか話はちょっと逸れるんですが、DVDののジャケットってどうして、こう皆反転してる宣材写真をつかうんでしょうかね
誰も校正時点で気付かないんでしょうか、ほとんど銃を構えたり持ったりまたライフルなどでもみんな狙ってる画像の人物が全部とは言いませんが、左利きの画像ばっかなんですよね
本編見ると右利きなんですがね
コレに気付いてから気になって気になって仕方ないんですよ
とくに私はアクション作品を好んでレンタルしてきますので
その全てって言っても過言でないくらい皆さん左利きで銃器を構えているジャケットばっか
 
まぁこんな脇道にそれたっていうのも、この映画アクション映画ではなく
蛇頭もこの映画の時代設定である90年代には日本でも大量に密入国者を中国から斡旋して日本に入れていた時代
そうアメリカも同じでNYのチャイナマフィアによって中国から密入国してきたヒロインが
食うに困ってチャイナマフィアの女親分ダイ・マーが経営する表向きの餃子レストランで働いてる時に女親分から密航者への食事運搬を頼まれるようになって
だんだんと女親分の信頼を得てNYのチャイナマフィア蛇頭の中で、その度胸と頭の回転から女親分の信頼を得て頭角を表していく様を見せられていくうちに

「ワイスピ」でお馴染みの女親分の実子であるサン・カンの次期頭目の地位を脅かすような存在になっていくのが気に入らないわけで
この二人の組織内での実際には暴力行為とか表に出てこないような拮抗振りを描いた作品
派手なガーリーアクションを期待して見始めたものの、こっちは完全に思惑が見事に外されてしまう作品でしたが
 
ヒロインの真の強さがどこから来てるかと言ったら、養子にアメリカに出された娘に会いたさ見たさから来る母親の強さだったんですね
荷物っても密航者ですがそいつを取りに行って艱難辛苦っても結構あっさり目でしたが見事に成功させたりと女親分の信頼を得るのに反比例してサン・カンとの対立が激化して
その矛先は女の娘向いていくわけで・・・
 
ある意味会話劇で終始してほとんどアクションのないチャイナマフィアの組織の中での勢力争いだけをフォーカスして描いてる作品でした。
母はやっぱ強いってことですか
 
2021年製作、アメリカ映画
エバン・ジャクソン・レオン脚本・監督作品
出演:シュヤ・チャン、ジェイド・ウー、サン・カン、セリア・オー、デヴォン・ディープ、ペリー・ヤング
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