最終日、娘と京都駅で待ち合わせをし、まず
は荷物をロッカーに預けました。
ヴァイオリンを預けるという選択は絶対にな
いので、娘はヴァイオリンを背負っての行動
となります。
徒歩でも約15分で行ける距離ですが、近鉄電
車に乗って一駅、「東寺」へ。
歩いていると、すぐに五重塔が見えて来まし
た。
歩道に出店が並び、人出も多く、かなり賑
わっていました。
門がどこにあるのか見えないくらいだったの
ですが、人の流れに沿って進んだところ、南
大門に到着しました。
門の辺りも混雑していましたが、入ってから
も尚出店が続いていました。
毎週そうなのか、この日が春分の日だったか
らなのか…
美味しそうな手作り漬物や和菓子、野菜、果
物などが並んでいて、荷物にならなければ
買って帰りたかった🥺
国宝「金堂」。
黄金色に輝く薬師如来坐像を拝んで参りまし
た。
五重塔には、一旦南大門を出て、東大門から
入らないと辿り着けないとのことなので、南
大門に向かって歩いていると、「八島殿」と
いう神社に気付きました。
御祭神を見てみると、大国主命様でした。
大国主命様は、上の娘と少々関わりがあるの
で、これは気付いてよかったです。
きちんとお参りしました。
日が高くなり、さらに混雑してきた出店の並
ぶ歩道を歩き、東大門へ。
国宝「五重塔」。
この日は前日前々日と打って変わり、暖かい
春の日差し。
こうして離れた場所から眺めるシルエットも
美しいですが、間近で見る姿はまた迫り来る
ものがあります。
ちょうど太陽が真上に重なりました。
五重塔は、826年に弘法大師によって創建さ
れましたが、度重なる焼失で、現在の塔は
1644年に徳川家光の寄進により再建されたも
のだそうです。
歴史ある立派な木造建築というのは、なんと
も言えず心を打つものがありますね。
2人で自撮りをしていたら、とても素敵なご
夫婦が撮りましょうと声をかけてくださいま
した。
とても構図を気にされ、6枚も撮ってくださ
いました。