こんにちは!柴田圭ですっ。
今日は燦萄が凄く良かった!
いつもながらの迷走状態でここ数日また色々と話しましたが、
ついに気付いてくれた!
自分が出来ない事に全く気づいていない、というもっとも大切な部分に。笑
これまで燦萄と僕の会話は、
"燦萄、また手打ちになってるよ"
"ちゃんと力抜いてやってますよ!"
とか、
"打点が近かったから"
と反省している燦萄に、
"打点を良く出来るのは理想だから意識すると良いことだけど、ミスした原因は打点が近かったのにその打ち方をしたことだよね?"
と伝えると
"打点が良ければ別に良いじゃないですか!"
となるので
"いつも打点が良く出来る訳じゃないじゃん?だから良くしようと心がける事は大切だけど、良く出来なかった時に良くない打点でもしっかりコートに入れて行く判断が大事だよね"
というといつも通りイライラしている。笑
練習を見ていてもあまり足も動いてないし、打点を良くしよう!という感じも見受けられないから、
"どうやって悪い打点にならないようにしようとしてるんだ?"
と聞くと
"良い打点で打とうと思ってやっています"
と。
うん、いつもながらさすがだ。笑
どうやったら分かってもらえるかと遅刻に例えて説明してみた。
学校に燦萄が良く遅刻して行くとする、先生に注意されたし、遅刻しないようにしようと思ってる、でも遅刻は減らない。これが今の燦萄の状態。
そこで燦萄は遅刻しないようにしよう!と思っているから自分が遅刻しないようにしてると認識しているんです。
もし5分遅刻しているなら5分早く起きるようにする、とか、ケータイ見て遅れるならケータイを何時までと決める、とか。
打点に例えるなら早く良い打点に行くためにスプリットステップをしっかり合わせて一歩目を早くスタートする、とか、フットワークを細かく使って打点を微調整する、とかですよね。
それでも家を出るのが遅れてしまったら走って登校するとかの対処をすれば遅刻は減るよね?という話をしました。
そしたら、"僕は遅刻している事に気付いていないです"、という驚愕の答えが!
ついに少し理解してくれた気がする!
3年も4年も伝えて来て、反抗期が来てここ2年ぐらいは僕の話も受け入れられない事が多くなってテニスも無茶苦茶になっていたけど、やっと自分が気づいていない事を気付いてくれた。
燦萄は常に具体的じゃないんですよね。そして練習前にやろう、と思った事は全く意識してなくてやっていなくても、自分はやっていると真剣に思ってるんです。
だから、僕がぜんぜん出来てなくてミスして怒りまくってるから伝えると、やってますよ!か、やろうとしてますよ!と反抗期の息子のようならイライラした返答が来て空回りして来てたんです。笑笑
イライラしてない時に話すとちゃんと話は出来るんですけど、ちょっとミスして嫌な気持ちになると感情のコントロールが出来なくて全て跳ね返しちゃうモードになってしまうので。
口を出さずにほかっておいてやりたいのだけれど、悪い打ち方やフットワークをしていても気付かない、イライラして怒ってるだけで考えない、なので口を出さないとテニスがどんどん悪い形で定着して行くし。。笑
伝え方や色々と工夫して来ましたが、やっと少し進めそうな気がして来ました!
とっても長くなってしまいましたが、燦萄との一致しない会話がこれから少しはかすり合えるかもです。笑笑
燦萄は良い子ですし、最近はまた勝ちたいと思うようになって来たみたいですし、使えなくなっているだけで能力は高いので、もう一度勝たせてあげたいですっ。