志太泉オフィシャルブログ

静岡県藤枝市の地酒の蔵元。志太泉酒造のブログ。違う角度から見た日本酒の現在とは

甲種危険物取扱者 第7回

2022-07-02 13:20:57 | 社長が持ってる無意味な資格

それで乙4類と乙2類を受ける事にしましたが

どちらも法令、物理化学、性消の3科目あるのです。

物理化学は中学レベルで超簡単。
性消は物質の事を好きになって覚えればよいです。ただ覚える量が膨大です。

私は文系なので法令が得意と普通と思われますが
個人的には圧倒的に法令が嫌いでした。見たくもないです。
そういえば、大学の時も法律に関わるものは1単位も取りませんでした。
とにかく大嫌いですが、仕方なく覚えました。


甲種危険物取扱者 第6回

2022-06-22 08:33:43 | 社長が持ってる無意味な資格

乙類危険物取扱者でどれが一番受かりやすいかというのは定説はありません。

各類で危険物の数に差があり、その分記憶すべき量に違いはあります。

主観からすると難易度は以下の通りです。合格率は4類の特殊事情を考慮すればどれもだいたい70%程度です。

乙種第1類 酸化性固体(塩素酸カリウム、過マンガン酸カリウム、次亜塩素酸ナトリウムなど)
難易度 普通 (物質に対して)かなり親しみにくい

乙種第2類 可燃性固体(硫黄、赤リン、マグネシウムなど)
難易度 易しい (物質に対して)やや親しみやすい

乙種第3類 自然発火性物質及び禁水性物質(ナトリウム、リチウム、黄リンなど)
難易度 難しい (物質に対して)親しみにくい

乙種第4類 引火性液体(ガソリン、灯油、軽油、エタノールなど)
難易度 普通 暗記量はかなり多いがイメージがしやすい (物質に対して)親しみやすい

乙種第5類 自己反応性物質(ニトログリセリン、トリニトロトルエン、アジ化ナトリウムなど)
難易度 難しい (物質に対して)最高に親しみにくい

乙種第6類 酸化性液体(過酸化水素、硝酸など)
難易度 数が最小なので易しいが見たこともない問題が出るらしい (物質に対して)とても親しみにくい

という事で主観に従い4類以外に2類を受ける事にしました。やっぱり可燃性という方がわかりやすいです。


甲種危険物取扱者 第5回

2022-06-21 16:56:08 | 社長が持ってる無意味な資格

気づかなくてもよい作戦とは
乙4類が不合格でも、他の乙類試験に合格すれば、次回試験で性消の1科目だけ受かれば良いという作戦です。

合格率が仮に40%なら
2つ受けて、1つ以上合格する確率は1-0.6×0.6で64%です。

64%なら、まあまあ受かるでしょうという楽観論です。

でもそうなると、4類以外どの類の試験が楽なのかが問題です。


甲種危険物取扱者 第4回

2022-06-19 15:04:54 | 社長が持ってる無意味な資格

それで「乙4類危険物取扱者」について調べ始めました。

分かったことは
・法令 、(基礎的な)物理・化学、危険物の性質とその火災予防及び消火方法(通称・性消)の3科目がある。
1科目でも合格点(60%以上)に達しないと不合格。
・乙4の合格率は30~40%
・乙4以外の合格率は70%程度
思ったより合格率低いなという印象です。

それで、もう少し突っ込むと
・どの乙類に合格すれば、他の乙類を受験した場合は、法令 、(基礎的な)物理・化学は免除され性消だけ合格すればよい。
・乙4の合格率が低い主な理由は、3科目同時合格が必要な事。
同じことを別な言い方でいうと乙4以外の合格率が高いのはほとんどの場合1科目(性消)だけ合格すれば良いため。

ここで、気づかなくてもよい作戦に気づいてしまいました。


甲種危険物取扱者 第3回

2022-06-18 14:07:20 | 社長が持ってる無意味な資格

話がちっとも進まないな。前回までの話で酒蔵では「乙4類危険物取扱者」必要ないとわかりました。
ところが、歴史的には2020年春から日本でコロナウイルスが流行がはじまったわけです。
そこで売れ始めたのは「消毒用アルコール」です。 消毒用アルコールは伝統的に70%アルコールが適するとされてきました。
こりゃあ、文句なしに危険なアルコールです。

そこで、もし事業として消毒用アルコールを製造販売するなら「乙4類危険物取扱者」は必要じゃないかと思われたのです。
思われたと書いたのは、コロナウイルスの流行を防ぐという事が日本国の第一の優先事項とされたので
現実的はかなり高濃度アルコールの取り扱いは弾力的な運用がされたようだったと書いておきましょう。

しかしながら、当時はもし消毒用アルコールを製造販売するなら「乙4類危険物取扱者」必要だと思っていました。


甲種危険物取扱者 第2回

2022-06-17 13:45:59 | 社長が持ってる無意味な資格

前回お話しした通り、「乙4類危険物取扱者」を保有していると(多分)ガソリンスタンドへの就職が
有利になったり資格手当がついたりするわけですが、それじゃ酒蔵とは関係ないですね。

ところが、酒蔵内にも実は危険物があるのです。それは、皆様が大好きなエチルアルコール(乙4類危険物)です。
但し、最近は全量純米蔵というのも増えていますので、そういう蔵にはエチルアルコールは無いでしょう。
一般的なアルコール添加日本酒をつくっている酒蔵は、確かに火事の危険のあるアルコール度95%の
エチルアルコールをタンクローリーとかドラム缶で購入しています。
こう聞くと逆に蔵元って必ず「乙4類危険物取扱者」が必要な気がしますよね。
ところが、酒蔵は消防法の規定によりアルコール度95%のアルコールが蔵についたら、
直ちに水を加えて30%アルコールまで薄めなければなりません。
まあ30%アルコールも十分危険ではあるんですが、超絶危険というわけではないので
「乙4類危険物取扱者」はいなくてもよいのです。


甲種危険物取扱者 第1回

2022-05-23 13:13:28 | 社長が持ってる無意味な資格

コロナって基本的に悪い事ばかりだったのですが、唯一イベントが激減したので時間ができたという良い事がありました。

それで、いくつか資格を取りました。

という事で「甲種危険物取扱者」というのを取ったんです。

世の中には、危険物っていろいろあって、食べると毒とか、異臭がするとかあるでしょうが

「甲種危険物取扱者」の危険物は、「燃えるので危険な物」ってことです。

さらにいうと「燃えるので危険な液体と固体」という事で、気体である可燃性のガスとかは入りません。
この「燃えるので危険な液体と固体」の「燃える」という部分が「そのものが燃える」と「燃えるお手伝いをする」という二つの役割に分かれます。
「そのものが燃える」のわかりやすい例が灯油。「燃えるお手伝いをする」は酸素。という事になります。
「そのものが燃える」と「燃えるお手伝いをする」という役割の区分と液体か個体かという事などで
「燃えるんで危険な液体と固体」を法令上1類危険物から6類危険物に区分しています。

一番身近で燃えそうで危険な場所っていえば、ガソリンスタンドです。
ガソリンというのは、そのものが燃える液体です。
「そのものが燃える液体」というのは4類危険物になっていて
(厳密には違うが、イメージ的に言うと)ガソリンを取扱いしようとすると「乙4類危険物取扱者」が必要なわけです。

全国にガソリンスタンはたくさんあります。それなので、「乙4類危険物取扱者」は「危険物取扱者試験界隈」では圧倒的メジャー資格ですが
その他は、非常にマイナーな資格になります。

たとえば、マッチの原料の赤りんは「そのものが燃える個体」で2類危険物になっているので、
多分、マッチ工場はたくさん原料の赤りんがあるので「乙2類危険物取扱者」が必要になります。

「甲種危険物取扱者」の危険物は、1類危険物から6類危険物をすべて取り扱える資格になります。


清酒専門評価者 第5回

2014-12-17 11:03:37 | 社長が持ってる無意味な資格

はじめにこの資格は、「清酒の鑑定士」のようなものと言いましたが

実際、例えば「この720MLの清酒は、10000円の価値があります。」と鑑定できるわけでもなく、一口お酒を飲んで、「この酒は、○○県の□□酒造の、平成14年度産の山田錦の精米歩合50%の純米吟醸です。」と当てられるわけでもありません。

また、「このお酒は、どんなお料理と合いますよ。」というようなソムリエ(利き酒師)的な、飲食サービスができるわけでもありません。

但し、製造者(あるいは、販売者としての)客観的な品質評価に対して尺度を持てるという事と、技術者として限れば、酒質から逆算しての工程改善にも役立つのではないでしょうか。

以上にて終了です。


清酒専門評価者 第4回

2014-12-16 18:44:56 | 社長が持ってる無意味な資格

そのように書いたレポートは、みごとにダメ出しとなりました。

つまり、そんな読書感想文みたいなものでは、だめということですね。

ダメ出しを繰り返し、最終的には、酒類総合研究所の指導教官のアドバイスを受けながらこんな感じの事を書きました。

1.当社の清酒の官能評価とその結果への対応
(1)上槽時及び滓引き後上槽酒
評価項目:A.外見 B.香り C.味
決定事項:濾過方法、移動タンク、(製造上の)瓶詰優先順位
※ここでの官能評価は、次工程への意思決定の意味合いよりも、製造へのフィードバックの検討の側面が強い。


A外見 ①酒の色調
指摘事項の例 色調が想定より濃い

要因 ア.鉄由来 イ.米由来、ウ.麹由来(老しすぎ)エ.もろみ経過(もろみ経過温度が高すぎる・米の溶解しすぎている)オ.洗浄不十分

対応 ア.タンクの琺瑯欠けの点検 仕込水の分析 イ.対応法なし ウ.麹造りの調整 エ.もろみ経過温度、吸水歩合、蒸しの硬軟の調整 オ.タンク、ホース、絞り機の洗浄度確認

指摘事項の例 色調が想定より薄い
要因 ア.若麹 イ.米の溶解不足

対応 ア.麹造りの調整 イ.醪温度、吸水歩合、蒸しの硬軟の調整

こんな感じで延々と書いてようやくOKとなりました。
いや、理系の作法を知らないので、『これから頑張ります』と書いたけどそこはまったく無意味でした。

ただ、一つ言いたいのは、はじめに1200~2400字と書いてあるのに、書いたレポートは全然2400字より多いよ。
(次回に続く)


清酒専門評価者 第3回

2014-12-10 22:40:59 | 社長が持ってる無意味な資格

前回までのまとめ、と補足。
いわば、この試験(講習)は、「味見の虎の穴」「利き酒のビリー・ザ・ブートキャンプ」のようなものである。

しかし、ひとつだけ補足すると、「ビリー・ザ・ブートキャンプ」は、頑張れば、頑張るほど結果はよくなるものだが、この試験は頑張れば、頑張るほど結果が悪くなる。
というのは、舌(味見)も鼻(香り)も麻痺したらなんもわからなくなるため、わからなくなったら、即座に止めてリセットしないといけない。
リセットするには、香りに関しては、自分のにおいを嗅ぐ事。→人間の構造からして簡単に自分のにおいが嗅げる部位は腕のひじより先。そのうち指はにおいがついてかもしれないので、長袖の袖のあたりのにおいを嗅げばよい。

このような実技試験に合格するとレポート提出をすればようやく資格が頂けます。

レポートに書くことは

1.官能評価に従事した経歴
2.清酒官能評価セミナー以外の清酒製造等に関するセミナーの受講状況
3.従事している官能評価業務の説明、その問題点及び改善方法
(例)・出荷判定業務について
   ・市販吟醸酒の官能評価及び化学成分による比較
   ・食と清酒の相性を目的とした利き酒会の開催

(1200~2400字)

はっきり言ってこれは、形式的なものだと思っていました。

そのため、一文で要約すると、『今の当社の出荷時の利き酒はいいかげんなのでがんばって改善したいです。♡』ということを2000字くらいで膨らませて書きました。
(次回に続く)


清酒専門評価者 第2回

2014-12-05 20:15:03 | 社長が持ってる無意味な資格

それでは、具体的にどんな試験なのでしょうか?

1 基本味及びにおいの識別 基本味及び金属味の識別試験
Open Essenceによるにおいの同定能力試験

味の識別
水に、クエン酸(酸味)、カフェイン(苦味)、塩(塩味)、糖(甘味)、味の素(旨み)、硫酸鉄(金属味)をわずかに添加したもののサンプルで味を確認した後
その6つの味と水3個の計9つの液体サンプル(例えば1~9)の液体を味見して
酸味は3番、甘味は7番とかいうように当てていく。
合格ライン6問中5問正解

においの識別
http://www.wako-chem.co.jp/siyaku/info/ana/article/openessence.htm

これを使って例えばこのカードの香りは(いおう、墨汁、ニス、畳)のうちどれと当てていきます。

合格ライン12問中10問正解

すごく心配になりますが、おそらくここはほとんどの人が1つくらいしか間違えません。
気楽にやればこんな楽しい事はありません。
 
2 酸味及び甘味の差異の検出 3点識別法による試験
①清酒に酸を添加した識別試験
簡単にいうと、同じお酒に、酸を加えたお酒がと何も加えないお酒があります。
3点の中で1点だけ酸を加えていれば、加えた1点だけ酸っぱいはずです。
3点の中で2点酸を加えていれば、加えない1点だけ酸っぱくないはずです。
酸の強さが違うのは、3点のうちどれだという試験です。
(すべて酸の強さが同じといういじわるはありません)

これを6セットやって5セット以上の正解が合格です。

②清酒に甘味を添加した識別試験
同じことを甘味でやります。
同じく6セットやって5セット以上の正解が合格です。

これは、甘味も酸味もかなり差があるのです。
そのため、出来て当然なのですが、意外とわからないです。

3 香味強度の順位付け 順位法による試験
①アルコール、②甘味、③酸味、④酢酸イソアミル、⑤カプロン酸エチル、⑥イソバレルアルデヒド
これは、A~Dの4つの液体があります。
アルコールで説明するとアルコール度13度のA 19度のB 15度のD 17度のCを
アルコールが弱い方から強い方に並べよという問題です。
答えは(弱い方から) A D C Bという順番になります。
(この例は、厳密な値ではなく、説明のための例えです)
合格するには、完全な正解と隣のひとつの間違いまでなOKです。
(A13度 C17度 D15度 B19度で並べてしまっても、CとDの一つ間違いなら許すということです)
これを①~⑥までやります。

2と同じく、かなり差があるので、出来て当然なのに、できないという試験です。
舌の疲れというのもあります。

4 においと味の記述及びその由来 標準見本を用いたにおいと味の確認及びその由来に関する講義及び訓練
試験:標準試料のうち任意の5種類×2のにおい試料について特性を回答するとともにその由来について回答する。

これは説明しにくい試験です。
かつ個人的には、いちばん難しい試験です。
普通のお酒に約21種類の物質のどれかが添加されたお酒5種類がまず与えられます。
そこで、それぞれの香りを記憶してメモします。
ここでその5種類のお酒は、片づけられてしまいます。
そこに新たに5種類のお酒が登場して、このお酒はさっきのお酒のうちどれだというのを当てます。(いわゆるマッチング)
それでなおかつ、その21種類の物質名の内どれだというの当てて、その物質は醸造においてどんな場合発生するかの由来を書きます。
例えば、『酪酸』という物質が正解なら『火落菌による汚染、または柿渋からの移行』

しかも2セットという鬼畜な試験です。
ここは、75%の正解率が合格に必要です。

7 記述的試験法 記述的試験法(プロファイル法)及び尺度評価の訓練
統計処理(分散分析)に関する講義
①純米酒(特徴に差があるもの6点)
②吟醸酒(特徴に差があるもの6点)
試験:記述的試験法による試験
①純米酒(特徴に差があるもの3点)
②吟醸酒(特徴に差があるもの3点)
ここは、うまく説明できませんな。

というのが試験の概略です。
(次回に続く)


清酒専門評者 第1回 

2014-11-30 12:36:32 | 社長が持ってる無意味な資格

世の中には、大人でも子供でも取れる資格もありますが、これは大人の資格それもとてもマイナーな資格のお話です。

今年の夏「清酒専門評価者」という資格を取得しました。

正確さを欠いてイメージだけ表現すると「清酒の鑑定士」みたいな資格です。
ゆえに、子供は「清酒専門評価者」にはなれません。

詳細はこちらです。
http://www.nrib.go.jp/kou/h26ssh.htm

資格を取る前に、その講習を受けなければならないというのは資格業界ではわりとある事ですがなんと(東京で)平日4日間連続の講習を受けなければならない。というのは、かなりハードルが高いです。

しかも、まず
(1) 大学(短期大学を含む)の農学・食品・生物系学科卒業以上
(2) 職業能力促進法に基づく酒造技能士2級以上
(3) 「酒類醸造講習(清酒上級コース)」又は「清酒製造技術講習」(当研究所及び日本酒造組合中央会の共催)の修了
(4) 「実践きき酒セミナー」((公財)日本醸造協会主催)の全部門の合格
のどれががないと、講習を受けられないのです。

私は、農学系でも、食品系でも、生物系でもないので昔とった(4) が受講資格となります。

それで、以下の内容の講習を受けました。

1 基本味及びにおいの識別 基本味及び金属味の識別試験
Open Essenceによるにおいの同定能力試験
 
2 酸味及び甘味の差異の検出 3点識別法による試験
①清酒に酸を添加した識別試験
②清酒に甘味を添加した識別試験

3 香味強度の順位付け 順位法による試験
①アルコール、②甘味、③酸味、④酢酸イソアミル、⑤カプロン酸エチル、⑥イソバレルアルデヒド

4 においと味の記述及びその由来 標準見本を用いたにおいと味の確認及びその由来に関する講義及び訓練
試験:標準試料のうち任意の5種類×2のにおい試料について特性を回答するとともにその由来について回答する。

5 有機酸の味の識別 マッチング法による訓練
○有機酸(酢酸、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸)水溶液

6 熟度の識別 1:2点識別法による訓練
統計処理(仮説検定)に関する講義
○火入れ酒及び生酒の貯蔵後

7 記述的試験法 記述的試験法(プロファイル法)及び尺度評価の訓練
統計処理(分散分析)に関する講義
①純米酒(特徴に差があるもの6点)
②吟醸酒(特徴に差があるもの6点)
試験:記述的試験法による試験
①純米酒(特徴に差があるもの3点)
②吟醸酒(特徴に差があるもの3点)

8 同一製造者製品の識別及び香味の記述 マッチング法による識別及び記述的試験法の訓練
○同一製造者製品6点
吟醸、純米吟醸、純米、本醸造、特撰、上撰等  

4日もあると内容多い。
このうち、1.2.3.4.7に対して試験があります。

これは、全科目一括合格でなくても、部分合格なら不合格科目だけを再受験すればよい仕組みです。
(次回に続く)