志太泉オフィシャルブログ

静岡県藤枝市の地酒の蔵元。志太泉酒造のブログ。違う角度から見た日本酒の現在とは

全国新酒鑑評会入賞酒&静岡県清酒鑑評会入賞酒

2022-06-28 14:34:14 | 鑑評会 コンテスト

全国新酒鑑評会入賞酒&静岡県清酒鑑評会入賞酒限定発売します。
静岡県酵母での出品で品の良い酒になりました。

詳しくは下記のPDFファイル
nyusyosyu2022.pdf (shidaizumi.com)



海外鑑評会

2022-06-23 08:50:58 | 鑑評会 コンテスト

英国、フランス、米国、中国、香港、モナコ、ベルギー、オーストラリア

これらの国と地域ってどんな特徴がありますか?


答えは、近年、日本酒の鑑評会が開催された海外の国と地域の中で私の記憶にあるものです。
中には、日本で開催されたが、その国の名前が冠されている場合もあると思います。

本当に海外でのコンテストが増えました。
日本酒が、海外の方が親しむきっかけとなったり、話題となるという事は概ね評価すべきことかと思います。

現地の方が審査される場合が多いです。
その評価が妥当かというと、一言でいうとよくわかりません。
まあ、審査が妥当かどうかに強いこだわりはないです。
但し個人的には、次の2点はコンテストには必要かと思います。
1 ブラインドであること
2 審査結果は審査員の点数の単なる集計であること

今後海外鑑評会については、なんとなく気が向いたら出品します。


甲種危険物取扱者 第6回

2022-06-22 08:33:43 | 社長が持ってる無意味な資格

乙類危険物取扱者でどれが一番受かりやすいかというのは定説はありません。

各類で危険物の数に差があり、その分記憶すべき量に違いはあります。

主観からすると難易度は以下の通りです。合格率は4類の特殊事情を考慮すればどれもだいたい70%程度です。

乙種第1類 酸化性固体(塩素酸カリウム、過マンガン酸カリウム、次亜塩素酸ナトリウムなど)
難易度 普通 (物質に対して)かなり親しみにくい

乙種第2類 可燃性固体(硫黄、赤リン、マグネシウムなど)
難易度 易しい (物質に対して)やや親しみやすい

乙種第3類 自然発火性物質及び禁水性物質(ナトリウム、リチウム、黄リンなど)
難易度 難しい (物質に対して)親しみにくい

乙種第4類 引火性液体(ガソリン、灯油、軽油、エタノールなど)
難易度 普通 暗記量はかなり多いがイメージがしやすい (物質に対して)親しみやすい

乙種第5類 自己反応性物質(ニトログリセリン、トリニトロトルエン、アジ化ナトリウムなど)
難易度 難しい (物質に対して)最高に親しみにくい

乙種第6類 酸化性液体(過酸化水素、硝酸など)
難易度 数が最小なので易しいが見たこともない問題が出るらしい (物質に対して)とても親しみにくい

という事で主観に従い4類以外に2類を受ける事にしました。やっぱり可燃性という方がわかりやすいです。


甲種危険物取扱者 第5回

2022-06-21 16:56:08 | 社長が持ってる無意味な資格

気づかなくてもよい作戦とは
乙4類が不合格でも、他の乙類試験に合格すれば、次回試験で性消の1科目だけ受かれば良いという作戦です。

合格率が仮に40%なら
2つ受けて、1つ以上合格する確率は1-0.6×0.6で64%です。

64%なら、まあまあ受かるでしょうという楽観論です。

でもそうなると、4類以外どの類の試験が楽なのかが問題です。


甲種危険物取扱者 第4回

2022-06-19 15:04:54 | 社長が持ってる無意味な資格

それで「乙4類危険物取扱者」について調べ始めました。

分かったことは
・法令 、(基礎的な)物理・化学、危険物の性質とその火災予防及び消火方法(通称・性消)の3科目がある。
1科目でも合格点(60%以上)に達しないと不合格。
・乙4の合格率は30~40%
・乙4以外の合格率は70%程度
思ったより合格率低いなという印象です。

それで、もう少し突っ込むと
・どの乙類に合格すれば、他の乙類を受験した場合は、法令 、(基礎的な)物理・化学は免除され性消だけ合格すればよい。
・乙4の合格率が低い主な理由は、3科目同時合格が必要な事。
同じことを別な言い方でいうと乙4以外の合格率が高いのはほとんどの場合1科目(性消)だけ合格すれば良いため。

ここで、気づかなくてもよい作戦に気づいてしまいました。


甲種危険物取扱者 第3回

2022-06-18 14:07:20 | 社長が持ってる無意味な資格

話がちっとも進まないな。前回までの話で酒蔵では「乙4類危険物取扱者」必要ないとわかりました。
ところが、歴史的には2020年春から日本でコロナウイルスが流行がはじまったわけです。
そこで売れ始めたのは「消毒用アルコール」です。 消毒用アルコールは伝統的に70%アルコールが適するとされてきました。
こりゃあ、文句なしに危険なアルコールです。

そこで、もし事業として消毒用アルコールを製造販売するなら「乙4類危険物取扱者」は必要じゃないかと思われたのです。
思われたと書いたのは、コロナウイルスの流行を防ぐという事が日本国の第一の優先事項とされたので
現実的はかなり高濃度アルコールの取り扱いは弾力的な運用がされたようだったと書いておきましょう。

しかしながら、当時はもし消毒用アルコールを製造販売するなら「乙4類危険物取扱者」必要だと思っていました。


甲種危険物取扱者 第2回

2022-06-17 13:45:59 | 社長が持ってる無意味な資格

前回お話しした通り、「乙4類危険物取扱者」を保有していると(多分)ガソリンスタンドへの就職が
有利になったり資格手当がついたりするわけですが、それじゃ酒蔵とは関係ないですね。

ところが、酒蔵内にも実は危険物があるのです。それは、皆様が大好きなエチルアルコール(乙4類危険物)です。
但し、最近は全量純米蔵というのも増えていますので、そういう蔵にはエチルアルコールは無いでしょう。
一般的なアルコール添加日本酒をつくっている酒蔵は、確かに火事の危険のあるアルコール度95%の
エチルアルコールをタンクローリーとかドラム缶で購入しています。
こう聞くと逆に蔵元って必ず「乙4類危険物取扱者」が必要な気がしますよね。
ところが、酒蔵は消防法の規定によりアルコール度95%のアルコールが蔵についたら、
直ちに水を加えて30%アルコールまで薄めなければなりません。
まあ30%アルコールも十分危険ではあるんですが、超絶危険というわけではないので
「乙4類危険物取扱者」はいなくてもよいのです。


令和4酒造年度(今年の秋から)の季節雇用の蔵人を募集します。

2022-06-04 15:20:19 | 地酒

令和4酒造年度(今年の秋から)の季節雇用の蔵人を募集します。

募集人員 1名

期間 令和4年10月上旬頃~令和5年4月はじめ頃(季節雇用)

資格 特にないが、健康で身体が頑強な人

年齢 20歳以上~概ね50歳くらいまで

経験 全く経験がなくても可能ですが、その場合は苦労すると思います。経験者(即戦力)歓迎します。

その他 志太泉は能登杜氏ですが、経験者の場合は杜氏集団は問いません。原則蔵に泊り込みの作業となります。

(地元の方で通勤を希望する場合は応相談)。喫煙者でも可能ですが、採用において、応募者の他の条件がほぼ同じの場合非喫煙者を優先します。

その他、詳細は、お電話でお問い合わせください。電話054-639-0010(担当 望月雄二郎)