仙台の夢をみた。
真冬の夜。
空はまっくろで低く低く雲が近いところまで降りている気配がする。
とても湿ったみぞれのような雪が降り続きている。
空を見ると、空は雲の低空部分の間に絶望的に高い場所があり雪はそこから降っていた。
ダイエーから仙台駅に歩いて行く。
現実と違ってペデストリアンデッキがなく仙台駅に近づくと地下鉄への乗降口が見えてくる。
地下鉄に乗れば帰れるんだ思ったが、どの駅に降りてそこからどう歩くのかが思い出せない。
ポケットに手を突っ込むと硬貨2枚あった。
花の手触りがして100円玉が2枚という事がわかった。
ここでおしまい。