名古屋局秋の鑑評会の結果が発表されました。
純米酒部門で「純米吟醸焼津山田錦」が入賞しました。
詳細は⇒http://shidaizumi.com/past/nagoyaaki2006.htm
今回本醸造部門は出品しなかったです。
その理由は出品したかった志太泉酒造を代表する
本醸造である特別本醸造の精米歩合が50%のため
本醸造部門の出品規定である精米歩合が50%を超える酒に
該当しないため出品できなかったためです。
来年は60%の本醸造か本醸造原酒を出品予定です。
名古屋局秋の鑑評会の結果が発表されました。
純米酒部門で「純米吟醸焼津山田錦」が入賞しました。
詳細は⇒http://shidaizumi.com/past/nagoyaaki2006.htm
今回本醸造部門は出品しなかったです。
その理由は出品したかった志太泉酒造を代表する
本醸造である特別本醸造の精米歩合が50%のため
本醸造部門の出品規定である精米歩合が50%を超える酒に
該当しないため出品できなかったためです。
来年は60%の本醸造か本醸造原酒を出品予定です。
天に月、地に山さんのあるテーブルでこんな意見を聞きました。
日本酒が、現在の吟醸酒のような酒が普通酒並みの値段で発売されていたら、
革命的に市場が変わるかもしれない。
もしそれが成功すれば
2004年のアルコール100%換算のシェアで
(アルコール100%換算するところがいかにも酒類業界的な発想ですが)
ビール+発泡酒系で38%、焼酎30%、日本酒14%の比率から
日本酒が一気に市場を奪還できるかしれない。
http://www.kirin.co.jp/company/irinfo/market/12.html
でも、おそらく(その価格革命)は難しいでしょう。
まず日本酒は原価が異常に高い酒です。
原料の米は高く、吟醸となるとさらに精米します。
一般論では小仕込みのほうが品質の高い酒ができます。
そうなると、原価の安い米を精米をあまりせずに
さらに効率よく醗酵させて大量生産をしてなおかつ
吟醸並みの品質を確保するのは現状では非常に難しいです。
また流通もビール並みのチルド輸送のシステムが必要です。
いわゆる菊水さんのふなぐちのような小量の缶容器に普及
が必要かもしれません。
でもそうなったら本当にシェアは革命的に変わるんでしょうか?
私はなんとなくそうはならない気がします。
※ここでいう品質の高い酒は、吟醸酒っぽい酒の事です。
品質の尺度はさまざまですが、とりあえずここでは。
私はどっちかというと(のんびり>せっかち)です。
まあ静岡人はぼーっとしてる人間が多いです。
そんな事もあって一週遅れで
先週の日曜日の「天に月、地に山 第二十八回日本酒の会」のレポートです。
まず下にオフィシャルサイトに酒と肴のメニューです。
http://shidaizumi.com/past/tennituki2006.11.htm
お酒はH9BYからH15BYの熟成酒が中心で、肴も洋風テイストの創作刺身、
和風テイストの野菜あんかけ、ピザとかなり実験的なお料理です。
メニューの順番とお料理の順番も同じで
それぞれのコンビネーションも非常に良かったです。
今回は熟成酒といっても志太泉らしく淡い感じ酒が多く
また料理の味の強さもすごくマッチしていました。
「天に月、地に山」さんありがとうございました。
昨日は培養液を生成していました。
と書くとマッドな感じですが
酒造業界ではあたりまえの業界用語です。
というのは嘘です。
昨日は培養液をつくってそれをオートクレーブで滅菌していました。
オートクレーブとは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%96
意味がわからない方安心してください。
蔵元だってよくわかっていません。