今年の酒造りは、米の調達に苦労する年です。
志太泉酒造では、かなりの数量は、直接米農家との契約となっておりますが、半分以上の酒米は静岡県酒造組合からの契約による仕入れです。
今年は、酒造組合からの山田錦、五百万石等の酒米配分数量がかなりカットされました。
これは、今年全国の酒造組合で起きていることです。
通常なら仕込み計画(このお酒には精米歩合〇〇%のなんという米を何キロ使って、もろみを何本造るか)は、早い時期に確定しますが、今年は何度も変更を余儀なくされました。
そのため、種類によっては、仕込みの容量少なくせざるえないもろみもございます。
例えば、純米吟醸の焼津山田錦などは、当初の計画よりは、お酒の生産量も少なくなりそうです。