ニューミュージックを聴いていた親の子供はボカロを聴くのか?
あるいは、おニャン子ファンの親の子供はAKBオタか?
ジャニオタは遺伝するのか?
えーともう少し一般化すると音楽的な嗜好性は血縁的次世代に伝播(あるいは電波)するのか?
それを考えると、生物学的に遺伝するのか?
あるいは家庭内(親族的)な文化的な事象として引き継がれるのか?
という二系統に分かれるような気がする。
どこのどこの遺伝子の違いにより、なんらかの音やリズムを好む可能性(あるいは嫌う可能性)があるかもしれないが、暫定的にはそこまではわかりやすい違いはないような気がする
ものすごくこじつけると、むかしあるところで突然変異である蜂の羽音を好む人が生まれた。その蜂の羽音に導かれ進むと美味しい果物が見つかる。その蜂もその果物が大好きだから。そのため、その蜂を好む人たちの子孫は果物を容易に発見できて生存率が高まって行った。ある種の音楽には、蜂の羽音と共通性があるとか。果物を見つけるのはは単なる学習かもしれないし、書いていて馬鹿らしくなってきたので、やっぱり、違いはないだろう。
それに比較すると、文化的な事象の伝播というのはわかりやすくあるだろう。
けっこう、人間は生れた時は白紙の存在で、後天的に嗜好は染め上げられるというのは説ではあるが、メジャーだ。
それじゃあ、徹底的に、この分野を突き詰める人が少ないのは、結局高尚な音楽を聴いていた人の子供は偉い子供になるとかという自慢話とか、かっこ悪い音楽を聴いていた親の子供は趣味悪いとか、なんか聞きたくもないつまんない話になるのからかなと思っている。