「志太泉純米吟醸おりがらみ」の裏張りについて
昨年(平成23酒造年度)まで、「志太泉純米吟醸おりがらみ」は富山県産五百万石を100%使用しておりました。
今年度(平成24酒造年度)は、、「志太泉純米吟醸おりがらみ」は新潟県産五百万石を100%使用しております。
今年度の「志太泉純米吟醸おりがらみ」裏張りの手配が間に合わず、上記の写真のとおり昨年の「志太泉純米吟醸おりがらみ」裏張りの「富山」という表示の3ケ所を修正液で消去した後、「全量国産米使用」のスタンプを押してあります。
弊社は、可能な限り米の使用を含めた製造情報を開示を志向していますが、今回は「新潟県産」というスタンプも事前に用意できなかったため「全量国産米使用」という表示となっております。
修正液での消去という甚だ見苦しい表記となったことと「新潟県産」という産地表示が今回できなかったことをお詫び申し上げます。
平成24年12月17日
株式会社 志太泉酒造
12月から3月はじめまでだいたい毎年午前中から酒飲んでます。
正確にいうと、その日にしぼった酒の味見をしています。
ほとんどの場合、飲み込むことはないです。
でも、急に電話がなったりするとごっくんと飲む事もあります。
それでもひとくち以上飲むことはないです。
一応これは仕事です。
基本杜氏と、色、香り、味について評価と要因とこれからどうするかの話とします。
評価について杜氏と意見がわれるということはほとんどないです。
これは、その前段階のもろみを見ている以上、もろみの印象による酒のイメージがある程度、相互に固まってるからです。
自分のところの酒でなくても、評価がわれることはあまりないです。
ある酒を蔵元が10点満点で9点というの杜氏が8点という事はあっても、蔵元が5点というのを杜氏が9点ということはないと思われます。(各酒を10秒で100点以上の酒を評価すればそういうこともあるかもしれん)
まあ、蔵元も杜氏も完全な味覚のシンクロから同じ理想の酒への道すじというストーリーが美しいかもしれませんが、そういう美談に対しては個人的には懐疑的であるべきだと思います。
蔵元も杜氏も志太泉を飲んでるのが、いちばん多く、似たような食べ物を食べてるので、味覚のガラパゴス化が進行してるかもしれません。
あー、評価については『2つのものさし』という大したことない話がありますが、それはまた今度気が向いたら書きます。
ここ数日は寒いです。
寒さというのは、蔵元にとっては基本うれしい事です。
寒くなるとやっぱり酒(日本酒)も売れます。
志太泉も蔵全体を空調しているわけではないので、外気温が寒ければ、蔵も冷え、外気温が暖かければ、蔵の室温も上がります。
当然もろみの低温管理は寒いほうがやりやすいです。
ぜいたくをいうと安定的した寒さが続いてほしいです。
それが無理なら逆にずっと暖冬のほうがよいです。
いちばん難しいのは、日替わりで、暖かくなったり、寒くなったり、雨になったり、乾燥したりすることです。
もちろん、それぞれの気象に応じて対応はしますが、ニュースの天気予報も蔵で予想する天気もはずれることもあります。
寒くて逆に不利になるのは蒸しです。あと寒さが続くと疲れもたまります。
それでも、寒い日は、良い事がたくさん。悪いことが少しです。
最近ブログが書けないです。
人並みに忙しいからです。
多分、『忙しい忙しい』と自慢してる人間はおおむね凡人。
『暇だ暇だ』と自慢してる人間は、わずかな天才とおおむねは大馬鹿でしょう。
さて、SBS学苑の志太泉見学会ですが、時期的にしぼり以外のすべての工程をご見学頂きました。
なかなかすべてを細かくは説明できませんし、その時々で作業や工程の状態も異なります。
また異物混入や安全確保の面とより酒造りのせまった面白い見学とは相反する要素でなかなか両立できるものではありません難しいものです。
見学の後は、利き酒でH23BYの純米大吟醸原酒『泉』、大吟醸、純米大吟醸、純米吟醸(兵庫山田錦精米歩合50%)、吟醸、特別本醸造、H21BY純米吟醸原酒愛山、梅丸の試飲をしました。
見学の方に、一番好きなお酒を書いて頂きましたが、順当に『泉』が4名でしたが、後は大吟醸2名、純米大吟醸2名があった他は、きれいに好みがわかれました。なかなか面白い結果でした。
また、この7種類(梅丸を入れれば8種類)のお酒を①~⑧とし、A、B、Cという記号だけ書かれたお酒3種類のどれかですか?という、意地の悪い3対7マッチングを行いました。
後から考える難しすぎました。一人おられた2問正解の方は、驚異的な利き酒能力です。
今日も静岡松坂屋です。
14時少し前くらいから行きます。
大吟醸、純米大吟醸、純米吟醸、吟醸、特別本醸造、梅丸試飲できます。
お買い上げ先着18名の方には、志太泉のグラスプレゼントします。
12月8日(土)~9日(日)静岡松坂屋で店頭試飲をやります。
大吟醸、純米大吟醸、吟醸、純米吟醸、純米吟醸愛山、梅丸、特別本醸造の試飲が可能です。
お昼から夕方の時間帯は志太泉の社長が、お酒の説明をします。
ぜひお越しください。