本日(11月20日)NHK静岡ローカル「たっぷり静岡」にて
平成最後年の瀬の情景として志太泉が映ります。
(大きなニュースがある場合を除きます)
http://www4.nhk.or.jp/P1026/
今年は、なんとなく久しぶりに純米酒大賞に出品してみました。
http://www.fullnet.co.jp/junmaisyu_taisho/2018/jushosyu_list2018.html
おかげさまで、開龍が純米酒部門で金賞を頂きました。
名古屋国税局の鑑評会については渾身(?)のレポートを志太泉ウェブサイトに近日中にアップします。
平成30年度名古屋国税局鑑評会にて吟醸部門、本醸造部門で入賞しました。
https://www.nta.go.jp/about/organization/nagoya/sake/kampyo/67/jokyo.htm
こちらの出品状況と入賞状況を見ていいただくとわかりますが、けっこう入賞するのは難しい鑑評会です。
https://www.nta.go.jp/about/organization/nagoya/sake/kampyo/67/meibo.htm
こちらが、入賞蔵の一覧です。
吟醸部門での「酵母」欄の「吟N 伝T 両B」の意味は以下の通りです。
- 伝:伝統型酵母吟醸酒区分で受賞
- 吟:吟醸酒区分で受賞
- 両:伝統型酵母吟醸酒区分及び吟醸酒区分の両区分で受賞
唯一愛知県の関谷醸造さんが、「両B」での受賞です。
志太泉も過去1回だけ、「両B」での受賞があります。ここは目標としたいな。
日本酒造りには、様々な傾向があると思われるが
その一つは、蔵の造る酒の多種類化だろう。
かつて級別制度があった時代は、酒蔵は特級、1級、2級という
3種類の酒を造るのが、標準的であったと思われる。
その後、級別制度が廃止され、特定名称酒による区分により
大吟醸とか純米大吟醸から普通酒までを造る蔵が増えた。
蔵によると思うが、少なくとも5種類以上の酒は造るようになっただろう。
その後、原料米別に純米吟醸「山田錦」とか純米吟醸「雄町」などなど
原料米区分によるもの
「しぼりたて」「ひやおろし」「夏酒」といった季節区分によるもの
様々な種類が増え、蔵によっては、あまりにも多種類の酒を造ることによる弊害
を感じる蔵もありうるように想像するし、少なくとも志太泉において感じることはある。
ひとつの種類の酒を造ると、ありがたい事にそれぞれの酒を支持して頂く方は必ずおられる。
商売的に言えば、一定に売上があるということになる。
それを、止めるということは
その種類の酒を支持して頂く方を失望させることにもなるし売上が減少する事にもなる。
今年から、「蔵出しいちばん」本醸造生原酒の製造は止めることになった。
今年から、「蔵出しいちばん」純米生原酒の製造を造ることになる。
迷った中での結論。