志太泉オフィシャルブログ

静岡県藤枝市の地酒の蔵元。志太泉酒造のブログ。違う角度から見た日本酒の現在とは

地獄に道連れ

2007-03-27 23:51:09 | にゃんかっぷ
昨年お中元・お歳暮と連続してある人からワインを頂きました。
まったくあなたは私が蔵元と知って喧嘩を売ってんのかね。
しかもお中元の赤・白ワインの2本セットの内、白は激まずでした。

お歳暮の赤ワインもほっておいても邪魔になるので
意趣返しに「にゃんかっぷ」で飲んでいます。
こう見ると闇夜に黒猫のダークな雰囲気が漂います。
という事で「赤ワインをにゃんかっぷで飲むときのテーマ曲」は
「地獄に道連れ クイーン」に決定しました。

ちなみに味は、今回は2本セットでなく赤1本だったので
ずいぶん改善されました。
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にゃんかっぷ卒業制作

2007-03-26 17:37:49 | にゃんかっぷ
お知らせがひとつあります。

昨年、知人の娘さんが大学(造形学部)の卒業制作に
カップ酒を題材にしたいと言う事で取材を受けました。
このほどその作品が優秀作品に選抜されました。
にゃんかっぷもこんな感じの冊子に載ると洒落てます。

若い世代の方がカップ酒とはいえ
日本酒を題材にしてくれる事はうれしいなあ。
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49個のカップ酒

2007-03-21 08:46:23 | にゃんかっぷ

全国47都道府県すべてから、49個の多彩なカップ酒をあなたのお手元にお届けするとういう破天荒な企画がスタートします。
静岡県のカップ酒として「にゃんかっぷ」がエントリーしています。
注目の宮城の「鳴瀬川 」さんや石川「天狗舞」さんをのカップ酒を飲んでみたいですね。
詳しくは(http://www.47club.jp)

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にゃんかっぷ バンビカップ

2007-02-01 19:52:41 | にゃんかっぷ
女性自身に「にゃんかっぷ」ご掲載頂きました。
記事ではいろいろなカップ酒を
「かわいらしさ」と「飲みやすさ」の☆の数で紹介してました。
「かわいらしさ」と「飲みやすさ」の両方で最高の☆5つ頂きました。
ところで鹿のカップ酒は
オレンジ(秋鹿)、ブルー(若鹿)、ホワイト(白鹿)に加えてゴールド(金鹿)もあるんですね。
ソフトバンクもびっくりです。
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にゃんかっぷ 女性自身

2007-01-09 18:47:59 | にゃんかっぷ
今日の午前中ははにごり純米の上槽です。
そのお話は明日にも。

にゃんかっぷが今月末発売「女性自身」でご掲載いただきます。
たしか東京、大阪で旨いカップ酒が飲めるおしゃれなお店と
全国の厳選のカップ酒みたいな雰囲気の特集です。

新聞だと大ニュースがあるとたまに掲載予定の記事も
流れることがありますが、
「UFO100機 羽田空港に着陸」級の
超大スクープでもないかぎり大丈夫でしょう。

すみません、いつものようにちょっと間違ってしまいました。
ごめんなさい。
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日経新聞 にゃんかっぷ掲載

2006-12-13 15:22:59 | にゃんかっぷ
昨日「にゃんかっぷの記事が日経新聞に載っているよ!」
と教えていただき、日経新聞を見ましてが
「カップ酒」の記事はありましたが「にゃんかっぷ」の記事はありません。
「記事ないよ」とメールしたら14版に載っているという事です。
志太泉に来ている日経をみると12版です。
?????

調べてみるとこういう事でした。

新聞1面の左上のページ数の横の「★13版」
朝刊は印刷された時間帯によって11版(夜の11時)から
14版(深夜2時)まで版が違う。
よって「13版」は深夜1時ぐらいで締め切った情報が掲載。
印刷所から遠い場所の地域は早く刷らないと
配達時間に間に合わないため。
これはたいていどこの全国紙も共通。

スクープ記事はたいてい14版に掲載される。
11版~13版に掲載されると他社がかぎつけて、
その日の他社の朝刊に載せられて可能性があるため。

「★13版」の「★」は1つ前の版(12版)から
記事が変わっているときに記される。
(以上関西交流ネットワークくろすろーど様より抜粋転載)

そうか志太泉酒造の場所は早く刷らないと配達時間
に間に合わないのか。
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にゃんかっぷ 登録商標

2006-10-03 23:59:17 | にゃんかっぷ
少し前ですが、「にゃんかっぷ」が正式に登録商標として認められました。
これで日本酒,洋酒,果実酒,中国酒,薬味酒において
「にゃんかっぷ」という商標が使えるのは志太泉酒造だけとなります。
ここからは正確性は欠くかもしれませんが
たとえば「ニャンカップ」(カタカナ)「にゃんかっぷ ○○正宗」
「にゃんかっぷ スーパーライト」「ビッグ にゃんかっぷ」
という商標も他社はつかえません。

「にゃんこかっぷ」なら微妙でしょう。
今だからこそ書けますが、「志太泉」という登録商標は一時的に
期限切れで失効していた時期があります。
非常にまずい状態でした。
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にゃんかっぷ ネコの目

2006-04-23 23:17:52 | にゃんかっぷ
にゃんかっぷのかっぷがほんの少し変わりました。
ネコの目が半透明の白からはっきりとした白になり、ややアメリカンコミック風となりました。

にゃんかっぷはプリント瓶といってガラスに直接デザインが印刷されています。
私も当然すべてプリントされた瓶はすべて同じだと思っていました。
ところがカップによってネコの視線は正面を見ていたり、右や左を見ていたり、上目遣いだったりします。ネコの黒目の部分がちゃんと真ん中に印刷されていればデザインどおり真ん中をみているのですが意外と技術的に難しいようです。
この一種のミスプリントがネコの表情にニュアンスを加えています。なかなか一筋縄ではいかないような表情なネコが1カップ7匹楽しめると考えるとなかなかお買い得ですよ。

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にゃんかっぷ誕生以前 カップ酒の悲しく切ない過去とは

2006-03-28 23:56:19 | にゃんかっぷ
 今のカップ酒ブームが「純米を中心とした品質の高い日本酒を手軽にカジュアルに飲もう。」極めてポジティブなコンセプトがあり、もちろん志太泉酒造もそれに沿ったカタチで「にゃんかっぷプロジェクト」を遂行しています。

 ただ、ほんの一昔前まで、カップ酒は、概ね2種類に大別されていました。大手メーカーが作るカップ酒と地酒メーカーが作るカップ酒です。どちらも中身は普通酒の場合が多く、大手メーカーのカップ酒というとなんとなくブログ読者の方もイメージがわくと思いますが、やはりレアな存在だったのは、地酒メーカーの作るカップ酒です。極めて昭和的ローカル地酒流通が多く商圏は蔵元の周囲10キロ程度以内のみ、場末の酒場と酒類自動販売機が主な舞台という時代錯誤的マーケティングにより、現実問題としてアルコール中毒患者専用アイテムとしての役割すらかすかにあったようです。

でもね、こういう地方カップ酒はこういう酒でちゃんとした与えられた役割を果たしてきたし、中には普通酒の晩酌酒として十分な酒質の酒もありました。カップ酒ブームの中で見直される酒もブームに無縁で表舞台には登場せずに十数年先には役割を終える酒もあるでしょう。こういう事はちゃんと事実として踏まえた上で「にゃんかっぷ」は作っていきたいです。
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酒蔵と猫

2006-03-20 23:30:12 | にゃんかっぷ
 ブログをご覧の皆様の中には、にゃんかっぷ情報を求めてこちらに迷いこんできた方もおられるかもしれません。にゃんかっぷについては、オフィシャルサイトでも書きましたがまた少しずつブログでも補完していきます。
 まず、なぜ猫のカップ酒かという疑問をお持ちの方も多いでしょう。オフシャルでも書いたとおり、名前だけでも『ワンカップ大○』に対抗して『にゃんかっぷしだいづみ』という大風呂敷な理由もありますが、私自身が酒蔵にいる猫というのがすごく好きだったという事も理由です。
 酒造りにとって、かつて猫は欠かせない存在でした。酒米には、当然のように鼠が集まってきます。猫は気が向くとにゃおと鳴いて鼠を追い払ったり、たまには、鼠を捕ったりしましたが、ほとんどの冬の日は、米を蒸す釜の近くの煙道の上の暖炉のように暖かい場所にころがったり、蔵の屋根瓦の日の当たる場所で寝ていたりしていました。終戦後に猫がどこかに行ってしまった時は、鼠が増えて困り果てました。猫が欲しいとおおげさにいえば笛や太鼓を使っていろいろな人に頼んだところ、初亀醸造の故橋本富蔵氏が当時とても珍しかった自動車で猫を届けてくれ、本当に助かったという事もあったが伝えられています。スコットランドで蒸留所には麦を守るための倉庫番の猫の写真というのを見たことありますが、とても堂々した猫でした。対照的に静岡の酒蔵にいる猫というのは、私の小さな時の記憶の中では、しっぽを高く上げて飄々と自由に歩いていくイメージがあります。カップのデザインにも少しそんなモチーフがあるかなと感じています。
 今は殺鼠剤が普及した事により、蔵では猫はやめています。その代わりに、なぜか、冬によく野良猫が挨拶にやってきます。やっぱり酒の出来が気になるのでしょうか?
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