私の母校・日大三高は、町田市の図師町という、どの鉄道駅からも歩くには遠い場所にある。
今も昔も、生徒の大半はバスで通学しており、私はJR横浜線の淵野辺駅発のバスを利用していた。
下校バスで淵野辺に戻ってくるのが16時台。帰宅部のくせに、育ち盛りゆえ腹は減る。
ただし、メシを喰うのはもっぱら、ふたつ隣の町田駅周辺や、友人が多く住んでいた八王子駅界隈。
淵野辺駅で立ち寄ったのは、どちらも現在はないが駅に隣接していた、『ドムドム』と立ち食いソバ店(店名記憶なし)くらい。
私だけでなく友人たちも、駅周辺に行きつけの店はなく、すぐに電車に乗り先述のエリアに移動していた。
今でこそ、『餃子の王将』や『すき家』などのチェーン店が存在するが、
あの当時、16時台に開いていて金欠高校生でも入れるようなお店が、淵野辺にあったのかは疑問である。
なので、今回紹介する『上海ジミー』も、在学中は既にあり、駅からも遠くなかったのだが、
訪問したことはなく、私が存在を知ったのは、21世紀に入ってから。
三高グラウンドで行われた練習試合を観戦した帰り、たまたま淵野辺駅周辺を探索していたときに発見したのだ。
変わったネーミングの屋号に惹かれて入ってみたら、提供された商品が、なかなか美味しかったのである。
初訪問時に食べたのが、お店の名物らしい「牛汁(ぎゅうじる)」。
サイズは小と大があり、価格は小が当時600円で現在は700円、大は今も昔も+200円。
私がオーダーしたのは、小600円と「ライス」の小180円。だいぶ前なのに、珍しくガラケーではなくデジカメだ。
小と言いつつ、牛汁もライスもそこそこ量がある。特にライスは、中の間違いでは? と当時の記憶を疑っている。
牛汁は、豚汁とは違い野菜はなく、牛スジ肉と薬味のネギのみというシンプルな構成だが、メチャクチャ美味しい。
脂身は多いけれど、ドロドロではなくサラリとしており、臭みやしつこさはなく、牛肉独特の旨味やコクが豊富。
牛丼とは違うし、牛スジ煮込みでもなく、焼肉屋のカルビスープや、洋食店のビーフシチューとも異なる。
まさに他では食べられない、上海ジミーさんオリジナルの料理だ。
その後も、母校グラウンドに行くため、淵野辺駅を度々利用しているが、試合があるのはだいたい、お店定休日の日曜。
なので2度目の訪問は昨年。牛汁が食べたくなり、三高野球部とは関係なく、夜の時間帯に訪問。
前回同様、1階のカウンター席に着席。団体客は2階席へ案内されるが、私は利用したことがない。
厨房も1階だけなので、料理は昇降機で2階に運ばれ、客が自ら受け取るシステムらしい。
以前はご夫婦だけだったが、最近は息子さんと娘さんも加わり、4人体制で営んでいる。
娘さんが、お店のツイッター(X)を始めたようで、そちらからお店の外観画像を拝借。
隣の建物もお店の所有物件のようで、下記貼紙や石塚英彦さんのロケ訪問時の写真などが掲示してある。
SINCE1951ということは、今年で創業72年。息子さんたちで三代目となる老舗店である。
相模原や町田を紹介するサイトが、お店に取材した記事によると、名物の牛汁は、
「中国の道端で肉を岩塩で煮込んでいたのを、初代店主が見て発案した」と二代目の現店主が証言。
屋号の命名も初代で、「古き良き時代の中国と米国のフュージョン」だと現店主は解釈したとか。
相模原市には米軍基地があり、かつてはお店にも、米兵が大勢来店していたようだ。
2度目の訪問では、70年超の歴史を誇る牛汁で、「キリンラガービール中瓶」550円を飲むことに。
今回も小サイズにしたが、決して少なくないので、牛丼みたいに「並・大」という呼称の方がわかりやすいかも。
途中で、卓上の七味と紅生姜を加えたら、牛丼っぽい味になった。
牛汁ファンは多いようで、私の訪問時は毎回、お持ち帰りの購入客が、次から次へとやってくる。
瓶ビールをお替わりし、さらに壁の黒板に記載されているメニューから「キャベ玉」550円を追加。
こちらは、ちゃんとしたメニューブックもあるが、注文後はすぐ回収されるので、撮影したことはない。
黒板メニューも含め、気になる方は、お店ツイッターでも誘導している、食べログで確認してほしい。
キャベ玉とは、要するに【ニラ玉のキャベツ版】であるが、思いのほか量が多い。
ハシとほぼ同じ幅の大きな鉄板に、キャベツの千切りと玉子を炒めたものが盛られており、
味付けも塩コショウのみとシンプルだが、ビールにぴったりのおつまみである。
醤油を垂らしたり、残った牛汁を加えると、さらにウマさ増幅!
結構満腹になったので、健康を考えて退散…というのはウソで、実は近くの『梅吉』で、シメを食べていたりする。
上海ジミーさんではその後も、何度か通っているので、以下で食べたメニューを紹介していく。
なお、下記の料理以外にも、ほぼ毎回牛汁や瓶ビール、さらに「ウーロンハイ」400円も頼んでいる。
まずは、レギュラーメニューの「カレーライス」。こちらも小中大とあるが、飲み食いした後なので、
一応小600円を選択したのだが、出てきたカレーは、一般的には普通サイズであった。
さっきも書いたが、上海ジミーさんの「小表記」は、全然小じゃないので気をつけよう(笑)。
横アングルも撮影したが、よく見るとカレーには、溶けた食材のような粒々が残っている。
食べてみると、各種素材が溶け込んだような味わいながら、野菜由来の甘味よりも、ピリッとした辛さを感じる。
スパイシーなカレーに食欲をそそられ、そこそこ満腹だったにもかかわらず、すぐに食べ終えた。
こちらには「インディアンカレーホットカレーライス」(700円~)という商品もあるのだが、
お母さんいわく、「辛いのが苦手な人はやめた方がいい」レベルらしいので、私は遠慮しておく。
ここからは、黒板の日替わりメニュー(?)から紹介。こちらもシメに食べた「焼ソバ」は、なんと290円!
麺は、スーパーなどで3袋入りで売っている廉価タイプで、具材もひき肉少々とモヤシのみだが、なぜかウマいのである。
味付けは市販のソースではないので、お店独自の焼きそば専用のタレかも…それは違うか。
懐にもやさしいこちらの商品は、牛汁と一緒に食べても美味しいはずだ。
続いては、こちらも390円と、お得価格の「おつまみ生姜焼き」。
やや大きめに刻まれた豚肉と玉ねぎは、歯応えがあってビールが進んだよ。
見た目よりしょっぱくないのは、こちらがやはり、居酒屋ではなく洋食店だからだろうか。
洋食店ならではのメニューとして「オムレツ」480円もある。チーズ入り680円もあったが、まずはプレーンを注文してみた。
白く大きなお皿に、黄色いオムレツと茶色いデミグラスソースと、正統派のビジュアル。
実際食べてみたら、玉子のとろけ具合、バターの風味、デミグラスソースの旨味と、すべてが完璧。
もちろん、「中身が生」なんて失敗もなく、ちょうどいい半熟具合。
生姜焼きもこのオムレツも、三代目候補のお兄さんが、チャチャッとテキトーに作ったように見えたのだが(失礼)、
オムレツは素晴らしい完成度で、お店名物の牛汁と同じくらい感銘を受けた。
とにかく、こんなにウマいオムレツ、久々に食べたよ!
牛すじ肉とオムレツを合わせた、「オム玉丼」という魅惑の商品もあるので、近日中に食べてみようと思っている。
最後に、牛汁と並ぶ上海ジミーさんの推奨メニューである、「100%ビーフハンバーグ」を紹介。
訪問したのは7月31日。母校野球部が甲子園出場を決めた2日後である。
最初の方に記載したように、日大三高生は、過去も現在も淵野辺駅商店街との関係が深くないのか、
「日大三高 甲子園出場おめでとう」のような応援幕は、街中では見かけなかったが、
駅構内に、下記の自家製らしき貼紙を発見。淵野辺駅長さん、どうもありがとう。
そもそも、淵野辺は相模原市=神奈川なので、町田市にある西東京代表の三高は、無関係ともいえる。
閑話休題、上海ジミーのビーフハンバーグについて語ろう。
基本の量が180グラムで、「デミグラス」、「テリヤキ」、相盛りの「デミテリ」などの価格は1000円で、
その他「カレー」1350円や「チーズ」1450円もあり、各種ライスは別。 ※ランチタイムは、小ライス付きで少々お得
さらに、240グラムが+300円、300グラムが+600円で、450グラムの1ポンドは+1350円。
サイドメニューとして、「目玉焼き」や「もやし特盛」などが120円、「ミニサラダ」200円もある。
この日の私は、前回食べたオムレツのソースが気に入ったので、デミグラスの240グラム、目玉焼き付きを注文。
しばらくすると、熱々の鉄板にソースをぶっかけられた、ハンバーグ一式1420円が登場。
ただ、煙モクモク状態だし、しかも熱々ソースが飛び散りそうでおっかないので、撮影したのは提供から数秒後。
横アングルも撮影したが、まだ煙が出ている。お楽しみのデミソースも、だいぶ蒸発してしまった。
ここのハンバーグはご覧のとおり、縦長に二等分し、中まで火を通した状態で提供される。
具材はモヤシ、ベーコン、追加の目玉焼き。溶けたバターとデミソースが絡み、すべてがウマくなる。
肝心のハンバーグも、粗めに挽いた牛肉の旨味と歯応えが心地よく、肉臭さは皆無。
目玉焼きを崩し、とろ~り黄身ちゃん画像も撮りたかったが、またまたタイミングを逃してしまった。
ハンバーグ自体も美味しかったし、付け合わせもそれぞれ良かったが、さっきも少し触れたように、
期待していたデミソースが、鉄板に熱されたことで、減ってしまったのが残念であった。
実は、最初に紹介した、牛汁+小ライスを食べた初訪問時に、「ハンバーグ・テリヤキ180グラム」を食べていたので、
次回はカレーかチーズを、300グラム…イヤ、1ポンドで食べてみたいね。
あと、こちらはハンバーグの種類だけでなく、チキンソテーやビーフステーキ、チャーハンや丼もの、
さらに黒板メニューもあり、とにかく品数豊富なのがありがたい。
ここ上海ジミーさんでは、三高生は見たことはないが、近隣の大学生らしき若者や、ラグビー体型の中年男性をよく見かける。
若者たちはライス大盛を躊躇なく注文し、ラガーマン風おやじはさらに、肉増量・牛汁&サラダ付きで食べている。
なのでお会計は、飲み客の私と同等の額になっているが、食後の表情は、実に満足そう。
最近、食べる量が減ってきた私には、うらやましくて仕方がないよ。
上海ジミー
神奈川県相模原市中央区淵野辺3-5-2
JR淵野辺駅から徒歩2分以内
営業時間 11時半~14時、17時~21時
定休日 日曜、祝日、夏休みなどあり
今も昔も、生徒の大半はバスで通学しており、私はJR横浜線の淵野辺駅発のバスを利用していた。
下校バスで淵野辺に戻ってくるのが16時台。帰宅部のくせに、育ち盛りゆえ腹は減る。
ただし、メシを喰うのはもっぱら、ふたつ隣の町田駅周辺や、友人が多く住んでいた八王子駅界隈。
淵野辺駅で立ち寄ったのは、どちらも現在はないが駅に隣接していた、『ドムドム』と立ち食いソバ店(店名記憶なし)くらい。
私だけでなく友人たちも、駅周辺に行きつけの店はなく、すぐに電車に乗り先述のエリアに移動していた。
今でこそ、『餃子の王将』や『すき家』などのチェーン店が存在するが、
あの当時、16時台に開いていて金欠高校生でも入れるようなお店が、淵野辺にあったのかは疑問である。
なので、今回紹介する『上海ジミー』も、在学中は既にあり、駅からも遠くなかったのだが、
訪問したことはなく、私が存在を知ったのは、21世紀に入ってから。
三高グラウンドで行われた練習試合を観戦した帰り、たまたま淵野辺駅周辺を探索していたときに発見したのだ。
変わったネーミングの屋号に惹かれて入ってみたら、提供された商品が、なかなか美味しかったのである。
初訪問時に食べたのが、お店の名物らしい「牛汁(ぎゅうじる)」。
サイズは小と大があり、価格は小が当時600円で現在は700円、大は今も昔も+200円。
私がオーダーしたのは、小600円と「ライス」の小180円。だいぶ前なのに、珍しくガラケーではなくデジカメだ。
小と言いつつ、牛汁もライスもそこそこ量がある。特にライスは、中の間違いでは? と当時の記憶を疑っている。
牛汁は、豚汁とは違い野菜はなく、牛スジ肉と薬味のネギのみというシンプルな構成だが、メチャクチャ美味しい。
脂身は多いけれど、ドロドロではなくサラリとしており、臭みやしつこさはなく、牛肉独特の旨味やコクが豊富。
牛丼とは違うし、牛スジ煮込みでもなく、焼肉屋のカルビスープや、洋食店のビーフシチューとも異なる。
まさに他では食べられない、上海ジミーさんオリジナルの料理だ。
その後も、母校グラウンドに行くため、淵野辺駅を度々利用しているが、試合があるのはだいたい、お店定休日の日曜。
なので2度目の訪問は昨年。牛汁が食べたくなり、三高野球部とは関係なく、夜の時間帯に訪問。
前回同様、1階のカウンター席に着席。団体客は2階席へ案内されるが、私は利用したことがない。
厨房も1階だけなので、料理は昇降機で2階に運ばれ、客が自ら受け取るシステムらしい。
以前はご夫婦だけだったが、最近は息子さんと娘さんも加わり、4人体制で営んでいる。
娘さんが、お店のツイッター(X)を始めたようで、そちらからお店の外観画像を拝借。
隣の建物もお店の所有物件のようで、下記貼紙や石塚英彦さんのロケ訪問時の写真などが掲示してある。
SINCE1951ということは、今年で創業72年。息子さんたちで三代目となる老舗店である。
相模原や町田を紹介するサイトが、お店に取材した記事によると、名物の牛汁は、
「中国の道端で肉を岩塩で煮込んでいたのを、初代店主が見て発案した」と二代目の現店主が証言。
屋号の命名も初代で、「古き良き時代の中国と米国のフュージョン」だと現店主は解釈したとか。
相模原市には米軍基地があり、かつてはお店にも、米兵が大勢来店していたようだ。
2度目の訪問では、70年超の歴史を誇る牛汁で、「キリンラガービール中瓶」550円を飲むことに。
今回も小サイズにしたが、決して少なくないので、牛丼みたいに「並・大」という呼称の方がわかりやすいかも。
途中で、卓上の七味と紅生姜を加えたら、牛丼っぽい味になった。
牛汁ファンは多いようで、私の訪問時は毎回、お持ち帰りの購入客が、次から次へとやってくる。
瓶ビールをお替わりし、さらに壁の黒板に記載されているメニューから「キャベ玉」550円を追加。
こちらは、ちゃんとしたメニューブックもあるが、注文後はすぐ回収されるので、撮影したことはない。
黒板メニューも含め、気になる方は、お店ツイッターでも誘導している、食べログで確認してほしい。
キャベ玉とは、要するに【ニラ玉のキャベツ版】であるが、思いのほか量が多い。
ハシとほぼ同じ幅の大きな鉄板に、キャベツの千切りと玉子を炒めたものが盛られており、
味付けも塩コショウのみとシンプルだが、ビールにぴったりのおつまみである。
醤油を垂らしたり、残った牛汁を加えると、さらにウマさ増幅!
結構満腹になったので、健康を考えて退散…というのはウソで、実は近くの『梅吉』で、シメを食べていたりする。
上海ジミーさんではその後も、何度か通っているので、以下で食べたメニューを紹介していく。
なお、下記の料理以外にも、ほぼ毎回牛汁や瓶ビール、さらに「ウーロンハイ」400円も頼んでいる。
まずは、レギュラーメニューの「カレーライス」。こちらも小中大とあるが、飲み食いした後なので、
一応小600円を選択したのだが、出てきたカレーは、一般的には普通サイズであった。
さっきも書いたが、上海ジミーさんの「小表記」は、全然小じゃないので気をつけよう(笑)。
横アングルも撮影したが、よく見るとカレーには、溶けた食材のような粒々が残っている。
食べてみると、各種素材が溶け込んだような味わいながら、野菜由来の甘味よりも、ピリッとした辛さを感じる。
スパイシーなカレーに食欲をそそられ、そこそこ満腹だったにもかかわらず、すぐに食べ終えた。
こちらには「インディアンカレーホットカレーライス」(700円~)という商品もあるのだが、
お母さんいわく、「辛いのが苦手な人はやめた方がいい」レベルらしいので、私は遠慮しておく。
ここからは、黒板の日替わりメニュー(?)から紹介。こちらもシメに食べた「焼ソバ」は、なんと290円!
麺は、スーパーなどで3袋入りで売っている廉価タイプで、具材もひき肉少々とモヤシのみだが、なぜかウマいのである。
味付けは市販のソースではないので、お店独自の焼きそば専用のタレかも…それは違うか。
懐にもやさしいこちらの商品は、牛汁と一緒に食べても美味しいはずだ。
続いては、こちらも390円と、お得価格の「おつまみ生姜焼き」。
やや大きめに刻まれた豚肉と玉ねぎは、歯応えがあってビールが進んだよ。
見た目よりしょっぱくないのは、こちらがやはり、居酒屋ではなく洋食店だからだろうか。
洋食店ならではのメニューとして「オムレツ」480円もある。チーズ入り680円もあったが、まずはプレーンを注文してみた。
白く大きなお皿に、黄色いオムレツと茶色いデミグラスソースと、正統派のビジュアル。
実際食べてみたら、玉子のとろけ具合、バターの風味、デミグラスソースの旨味と、すべてが完璧。
もちろん、「中身が生」なんて失敗もなく、ちょうどいい半熟具合。
生姜焼きもこのオムレツも、三代目候補のお兄さんが、チャチャッとテキトーに作ったように見えたのだが(失礼)、
オムレツは素晴らしい完成度で、お店名物の牛汁と同じくらい感銘を受けた。
とにかく、こんなにウマいオムレツ、久々に食べたよ!
牛すじ肉とオムレツを合わせた、「オム玉丼」という魅惑の商品もあるので、近日中に食べてみようと思っている。
最後に、牛汁と並ぶ上海ジミーさんの推奨メニューである、「100%ビーフハンバーグ」を紹介。
訪問したのは7月31日。母校野球部が甲子園出場を決めた2日後である。
最初の方に記載したように、日大三高生は、過去も現在も淵野辺駅商店街との関係が深くないのか、
「日大三高 甲子園出場おめでとう」のような応援幕は、街中では見かけなかったが、
駅構内に、下記の自家製らしき貼紙を発見。淵野辺駅長さん、どうもありがとう。
そもそも、淵野辺は相模原市=神奈川なので、町田市にある西東京代表の三高は、無関係ともいえる。
閑話休題、上海ジミーのビーフハンバーグについて語ろう。
基本の量が180グラムで、「デミグラス」、「テリヤキ」、相盛りの「デミテリ」などの価格は1000円で、
その他「カレー」1350円や「チーズ」1450円もあり、各種ライスは別。 ※ランチタイムは、小ライス付きで少々お得
さらに、240グラムが+300円、300グラムが+600円で、450グラムの1ポンドは+1350円。
サイドメニューとして、「目玉焼き」や「もやし特盛」などが120円、「ミニサラダ」200円もある。
この日の私は、前回食べたオムレツのソースが気に入ったので、デミグラスの240グラム、目玉焼き付きを注文。
しばらくすると、熱々の鉄板にソースをぶっかけられた、ハンバーグ一式1420円が登場。
ただ、煙モクモク状態だし、しかも熱々ソースが飛び散りそうでおっかないので、撮影したのは提供から数秒後。
横アングルも撮影したが、まだ煙が出ている。お楽しみのデミソースも、だいぶ蒸発してしまった。
ここのハンバーグはご覧のとおり、縦長に二等分し、中まで火を通した状態で提供される。
具材はモヤシ、ベーコン、追加の目玉焼き。溶けたバターとデミソースが絡み、すべてがウマくなる。
肝心のハンバーグも、粗めに挽いた牛肉の旨味と歯応えが心地よく、肉臭さは皆無。
目玉焼きを崩し、とろ~り黄身ちゃん画像も撮りたかったが、またまたタイミングを逃してしまった。
ハンバーグ自体も美味しかったし、付け合わせもそれぞれ良かったが、さっきも少し触れたように、
期待していたデミソースが、鉄板に熱されたことで、減ってしまったのが残念であった。
実は、最初に紹介した、牛汁+小ライスを食べた初訪問時に、「ハンバーグ・テリヤキ180グラム」を食べていたので、
次回はカレーかチーズを、300グラム…イヤ、1ポンドで食べてみたいね。
あと、こちらはハンバーグの種類だけでなく、チキンソテーやビーフステーキ、チャーハンや丼もの、
さらに黒板メニューもあり、とにかく品数豊富なのがありがたい。
ここ上海ジミーさんでは、三高生は見たことはないが、近隣の大学生らしき若者や、ラグビー体型の中年男性をよく見かける。
若者たちはライス大盛を躊躇なく注文し、ラガーマン風おやじはさらに、肉増量・牛汁&サラダ付きで食べている。
なのでお会計は、飲み客の私と同等の額になっているが、食後の表情は、実に満足そう。
最近、食べる量が減ってきた私には、うらやましくて仕方がないよ。
上海ジミー
神奈川県相模原市中央区淵野辺3-5-2
JR淵野辺駅から徒歩2分以内
営業時間 11時半~14時、17時~21時
定休日 日曜、祝日、夏休みなどあり