「谷中七福神」は、台東区・荒川区・北区の7寺院に祀られている七福神の巡礼札所で、約250年前に始まったと言われるー江戸最古の七福神。
谷中七福神は寺院だけ、巡礼距離は、約5.5km・約2時間程度。
1-寛永寺(不忍池弁天堂)または養泉寺 - 弁才天・2-護国院 - 大黒天・3-天王寺 - 毘沙門天・4-長安寺 - 寿老人・5-修性院 - 布袋
6-青雲寺 - 恵比須・7-東覚寺 - 福禄寿。
「田端駅にある福禄寿・東覚寺」ー真言宗豊山派・山号 白龍山
1491年「源雅」が神田に創建し、台東区根岸から1600年頃現在地ー北区田端に移転とある。7石朱印地を受けている。
「赤紙仁王」で知られている寺。
体中に赤紙が貼られた金剛力士像が山門に。
これは、通称「赤紙仁王」と呼ばれ、病を患った人がその部分に相応する箇所に赤紙を仁王像に貼ると治癒されると言われており、現在においても赤紙を貼る人が絶たないと云う。
その後、病が治癒すると、草履を供えるものとされており、その風習も現在残っている。
仁王像は寛永18年の1641年、賢盛の時代に造立されて、江戸市中において疫病が流行っていたのでそれを鎮めようとして建立されたものと云う。
しかし、仁王像に赤紙を貼るという風習はこの時存在しておらず、この風習は明治時代に入ってから広まったものと伝わっている。
仁王像は、江戸時代までは東覚寺が別当寺を務めており隣接する田端八幡神社の前にあった。
その後、神仏分離令が出来て、明治時代に東覚寺の前にあった九品仏堂の前に移転し、2008年に道路拡張の際にさらに後方に移転、
(北区の指定文化財)
鉢植えから見事な大木にー「ヒマラヤスギ」台東区谷中
江戸の大火で、お寺が集中し、門前町に。
「大名時計博物館」
大名時計を展示した我が国唯一の博物館。
江戸時代に大名がお抱えの時計師達が、長い年月をかけて手造りで制作したもので、櫓時計・台時計・柱時計などいろいろな種類の時計が展示
時計の資料などもある。
休館日ー月曜日 7月~9月・ 12月~1月中旬
休館日でした。 (有料)
谷中、よみせ通り
外人観光者で賑わいを
日暮の里・谷中ぎんざ
SYU散歩下町は、終わります。