syuの日記・気まま旅

気まま旅・syu散歩・富士山麓のこと、
気ままに記録しています。

緑濃く自然いっぱい 玉川上水遊歩道

2019-03-23 | 季節だより

「北多摩地区」-吉祥寺・井之頭・深大寺・小金井・小平・多摩湖・狭山湖・府中・立川・国立・武蔵村山・東大和・久留米…を云う。
中央高速・中央本線(三鷹~立川・昭島・拝島・福生・・)・玉川上水・多摩遊歩道・青梅街道、新青梅(五日市街道他)・西武線(新宿、池袋、拝島)
JR武蔵野線が中央を横断している。都心に近く住宅地が西多摩地区へと広がっている。
3月に入り、今日は、私鉄西武の拝島線で玉川入水で川沿に歩いた。



「玉川上水」江戸初期から江戸東京の上水路で四谷・御上水へ、神田、千川両上水と共に江戸へ。
徳川4代将軍家綱の1651~80年頃は、江戸の人口が急増し、神田上水だけでは満たされず、1653年、玉川庄右衛門・清右衛門兄弟により「羽村堰で
多摩川の水を取水、武蔵野台地の拝島・砂川・小金井・三鷹・下高井戸を通って同年四谷・大木戸までの水路を開削し虎ノ門前へ導水した。



標高差92m・上流部幅10m前後で水量は豊富になった。
武蔵野台地新田開発するため「野火止用水」で分水した云う。明治に入り、31年、改良水道で、淀橋浄水場が設置・その後昭和39年淀橋を東村山に移している。淀橋浄水場の跡地に新宿副都心が。



                         玉川浄水長さ約43km


「野火止用水」は、東京・埼玉県の南東 1653年川越藩主松平伊豆守信綱が新田集落をつくった時地下水が不足した。
玉川上水完成で1654年利用した。(伊豆殿堀とも云う)以来300年利用されている。

                    長さ約25km 幅3m



「多摩湖・村山貯水池」 東京都東大和・都の北部、人造湖。

                 多摩川・羽村から12km 小平監視所






               池二か所 一つの池に 1630立方mとある。


                 小平監視所 東村山浄水場へ送っている。




野火止用水保全地域
                           雑木林の道


ヤマブキ バラ科ヤマブキ属 落葉低木、黄金色の花 春の季語。低山や丘陵地に。





コナラ 小楢・大楢 ブナ目ブナ科コナラ属の落葉広葉樹 別名 ミズナラ



イマツケ 犬柘植、犬黄楊・モチノキ科・日本全土の山野に見られる。芽力が強いので垣根などにー印鑑・櫛の材料に



              森林囲まれた玉川上水の遊び場


「道祖神」 悪霊を防ぎ、通行人や村人を災難から守る。
村境・峠・辻などに祭られている神・道の神

           西武拝島線「東大和駅」前、玉川上水と青梅街道交差点角に、巨木と道祖神の塔が。


「イチョウ、銀杏」ーイチョウ科落葉高木、20m以上も雄雌異株・花粉から精子を生じて受精する。秋には、葉は黄色・種子が実る。
木目が蜜で加工しやすい、葉は、図案・家紋に。
                          巨樹

たてもの園 昔懐かしい入谷の居酒屋鍵屋など 小金井公園

2019-03-19 | 季節だより

都歴史文化財団「江戸東京たてもの園」JR武蔵小金井・バス5分・公園内にある。

休園月 入園料65才以上¥200
平成5年面積約7haに開設された。「復元・保存・展示 また、四季を通じた催しがある」



山の手西ゾーン
常盤台写真館・三井八郎右衛門邸・奄美の高倉・吉野家農家・八王子千人同心組頭の家・前川国男低・大川邸・綱島家・小出邸・デ.ラランデ邸

「高橋是清」   1854ー1936 (81歳)
武士、明治、大正、昭和時代初期の官僚、政治家。
立憲政友会第4代総裁。第20代内閣総理大臣。財政家として知られている。大蔵大臣としての評価が高い。


センターゾーン
ビジーセンターは旧光華殿・旧自証院霊屋・高橋是清邸・西川家別邸・伊達家の門・茶室の会水庵





東ゾーン
農家天明家・小寺醤油店・居酒屋鍵屋・千住の子宝湯・仕立屋・文具店・生花店・万世橋交番・植村邸・荒物屋



寛永寺灯篭・皇居正門石橋飾電灯・下谷消防署望上部・都電7500形・午砲ほか。







昔懐かしい居酒屋「鍵屋」台東区下谷・言問橋通りの入谷交差点に右の傾いた安政時代に建てられた鍵屋、ここで、人肌の燗酒一杯飲んで、
浅草・上野方面の繁華街に。



                   今でも鶯谷駅近くで営業?




「八王子千人同心」-江戸時代、八王子に配備された「徳川家」の家臣団・その組頭の家は、格式高く、式台付きの玄関になっている。



「前川国男」氏は、建築家で品川大崎に昭和17年建てている。内部は吹抜けの居間。



「旧自証院霊屋」-尾張藩徳川光友の正室千代姫が、母お振の方を供養するため建立した霊屋









「伊達家の門」-旧宇和島藩伊達家・総欅造りと冠木に家紋彫刻が、港区白金・大正。


小金井公園 桜が待ち遠しい

2019-03-17 | 季節だより

都立「小金井広域公園」 小金井市・一部小平・西東京・武蔵野のまたがっている。
1940年の昭和15年、 紀元2600年記念事業の小金井大緑地として計画され、翌1941年12月までに用地90haを・昭和16年に、 光華殿(現・江戸東京たてもの園ビジターセンター移築し、敷地9万坪(約30ha)と併せて文部省教学局に貸付、国民練成所を設置。
昭和21年、文部省貸付地が宮内庁に移管、東宮仮寓所、学習院中等科を設置。後昭和24年に、 農地解放により用地138,085坪(約45.6ha、全体の
4割)を失い、昭和26年、 宮内庁から用地7万坪(約23ha)返還。

昭和29年、 開園・武蔵野郷土館が開館、昭和32年、 都市計画決定され、昭和50年に、 保存車両(C57形蒸気機関車・スハフ32形客車)が、
昭和61年 追加開園され、有料テニスコート・野球場が、平成元年、 小金井市総合体育館を設置・平成3年、武蔵野郷土館閉館。
1993年の平成5年に、「江戸東京たてもの園」が開設され現在に。



「ソメイヨシノ・染井吉野」 エドヒガン系の桜と日本固有種のオオシマザクラの雑種の交配で生まれた日本産の園芸品種のサクラ。
遺伝子研究の結果、ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの雑種が交雑してできた単一の樹を始源とするクローンであることが判明している。
日本では、サクラは固有種を含んだ10類の基本の野生種を基に、これらの変種を合わせて100種以上の自生種があり、さらにこれらから育成された園芸品種が200種以上。
分類によっては600種ともいわれる品種が確認されている。
ソメイヨシノは明治の中頃からこれらの多品種のサクラのうち圧倒的に多く植えられた品種で、桜が開花したというときの「桜」は「ソメイヨシノ」
気象台が定めるなどした特定の株)を意味するなど、現代の観賞用のサクラの代表種となっている。





「青梅市新町を開拓した・吉野織部之助」
現在の青梅市を東西に横切る青梅街道は、新宿を起点として、青梅経由甲府に至る街道である。
この青梅街道に沿って、江戸時代には青梅宿と箱根ヶ崎宿の間に新町宿があった。
回顧録・1610年二代将軍秀忠が狭山に鷹狩りに訪れた際、西方を眺め、江戸城から僅か10里の当地方が草ぼうぼうの土地であるのに驚き、
“草ぼうぼうの地を開拓せよ”と代官に命じた。
同じ頃、武蔵野台地を日夜眺めながら、開拓に大きな夢を抱いていた人物が「吉野織部之助(?~1639年)」。
1611年に草ぼうぼうの地を開拓したい旨代官に申し出、許可を得てから、新町原野を開拓し、農地として整備、(青梅歴史物語より)。
吉野家住宅げ、江戸東京たてもの園に。
1611年に新田の開発に着手し、開拓したこの地帯を新町村と称して、代々名主を務めた人物。江戸時代末期、都指定有形文化財に指定。
 




























「農地改革」-農地制度を改革すること。
第二次大戦後、「GHQ」の指令で行われた農地制度改革が、不在地主の小作地全部と、在村地主の小作地のうち都府県で平均1町歩(約1ヘクタール)
(北海道で4町歩を超える分を国が買い上げ)小作農民に売り渡した。
この改革によって、小作地の80パーセント(190万町歩余)が解放されたと云う。

西武線 花小金井辺りは桜の名所

2019-03-15 | 季節だより
「西武鉄道・新宿線」
1891年の明治24・明治25年に、免許状下付、明治27年、 川越鉄道川越線国分寺駅 - 久米川駅間の8.0km 開業した。
その年に、小川駅、久米川駅開業、明治28年、 久米川駅 - 川越駅(現在の本川越駅)間の21.7km 開業し、所沢駅、入曽駅、入間川駅、川越駅開業。久米川(仮)駅廃止され、 東村山駅として開業・明治30年、 南大塚駅・昭和2年、 東村山駅 - 川越駅間電化される。
村山線高田馬場駅 - 東村山駅間 (23.7km) 開業し複線に。
下落合駅、中井駅、新井薬師前駅、沼袋駅、野方駅、鷺ノ宮駅、下井草駅、井荻駅、上井草駅、上石神井駅、武蔵関駅、上保谷駅、西武柳沢駅、田無駅、花小金井駅、小平駅、久米川駅と開業された。
昭和8年、 競馬開催時の臨時駅として南大塚 - 川越間に川越競馬場前駅開業・昭和12年、 野方 - 鷺ノ宮間に府立家政駅開業・昭和13年、 所沢 - 入曽間に所沢飛行場前駅開業・昭和14年頃に、 川越競馬場廃止により川越競馬場前駅使用停止・廃駅となる。
昭和15年、 花小金井 - 小平間に東小平~近郊都市として、多摩地区埼玉の狭山と伸びている。

                  私鉄西武鉄道 新宿線 「花小金井」駅


江戸時代から「小金井桜」の名所として知られ、各所に桜が見られる。
西武新宿線「花小金井」駅~JR中央線「武蔵小金井」駅の周辺は、3月下旬からたくさんの人が訪れる。
都立小金井公園に近く、「花小金井」駅からも。
遊歩道も整備され 桜のトンネルの下を安全に歩ける。「多摩湖自転車道」



「小平市」 武蔵野台地・北西に野火止用水、南に玉川上水。
小川新田開発ー者「小川九郎兵衛」の「小」と地形が平の「平」で小平市。玉川上水は1653年・現在は、学園都市計画で一橋大学・津田塾・武蔵野美術
と研究所・病院などが出進。



「桜・さくら」 バラ科さくら属の落葉高木と低木。
北半球の温暖・帯に分布、約30種類・歴史は古く奈良時代で栽植され、五弁花・八重咲きもある。重弁の花を塩漬け、サクランボは食用。
我が国の国花で古くから和歌や文章に取り上げられている。



「桜前線」ー開花前線の一つ、主にソメイヨシノの開花を結んで、南から北へ・低地から高地へと移行する様を云う。