まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【天皇】日本国の象徴であり日本国民統合の象徴/日本国憲法を学ぶ(2)

2017-03-29 20:57:54 | 日本国憲法を学ぶ

第一章【天皇の地位、国民主権

天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。

大日本帝国憲法では、主権の存するのは天皇であった。日本国憲法では、天皇は【日本国の象徴であり日本国民統合の象徴】である地位に退いた。果たしてそうだろうか。私は、かつてのヨーロッパ型の【立憲君主制】のお仕着せから、日本国民の総意によって【象徴天皇制】に進化したものと理解したい。また、両憲法の移行(改正)は国民投票などの民主的な方法によってはなされてはおらず、占領下の連合国の手によって実施されたことも忘れてはならない。真の日本国民の総意が形作られるのはこれからであり、創憲ということが言われ始めている。また、今上天皇の高齢による【生前退位】問題において、天皇自らの意見によって【象徴天皇制】のさらなる深化の必要が述べられた。・・・《続く》


【前文】国民主権は人類普遍の原理/日本国憲法を学ぶ(1)

2017-03-29 15:34:10 | 日本国憲法を学ぶ

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

 
そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。
 
これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。
われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
 
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
 
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
 

二十世紀の馬鹿げた死/新俳句入門(1)

2017-03-29 13:55:50 | 新俳句入門

私の最初の俳句入門は1979年である。まだ20歳代で、大学在学(留年)中のことだった。この70年代のことについては、当ブログの別シリーズ【プレおたく世代の現在】で詳しく書いている。この連載は15回を超え、やっと1979年の【現代俳句】との出遭いの直前まで来ている。重複を避けるため、ここでは純粋に俳句履歴に関わることだけ書きたい。この時の入門は1980年代半ばでいったん中止し、以後30年近く俳句とはほとんど関わっていない。再入門したのは、2013年10月のことなので、あらためて3年5ヶ月が過ぎたことになる。この再入門は、ネット・ブログが中心で、俳句結社にも30数年前のつてを辿っていくつか入会した。しかし、どれも浦島太郎状態で不調だった。同時に入会した、東西の2結社で上手く行き、それぞれ2年足らずで同人昇格出来た。その上に双方で新人賞までいただいた。この二度の入門の違いは、第一に私の20歳代(後半から30歳代初め)と50歳代(後半から60歳代初め)の違いであり、第二にその時々の【時代】と【俳句】の置かれている状況の違いであった。この両者の違いを追及することで、今回の『新俳句入門』の内実としたい。・・・《続く》 

春空や二十世紀の馬鹿げた死   まほろば

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絢香 『THIS IS ME』  2016

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