頻年不解兵(隷書編)
夜明け前の6時過ぎ目が覚めた。
起きて西の窓から空を見ると、
真っ暗闇の中で、煌々と満月が輝いていた。
冬空の空気は澄んでいて、
西空に雲は無く、夜明け前の満月一際美しかった。
やがて白々と夜が明け始め、
漆黒の空が、濃紺に変わり青みを帯びてきた。
満月は静かに日の地平線に近づき、
音もなく光を沈めた。
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