哀冊(賓門灑恵)
窓越しに、ちょっと外を眺めてみると、
すぐ近くの電線に野鳥が止まっていた。
よくみるとシメという鳥だ。
スズメより大きく、ずんぐりしていて尾が短い。
くちばしが大きく愛嬌がある。
ややピンク色をしていた。
オジロワシが遡上し産卵後に命を終えたサケをついばむ。
そのおこぼれを頂戴しようと、カラスが狙う。
それに近づこうとするハクチョウ。
川べりで繰り広げられる自然の営み。
太古の時代から繰り広げられている北海道の風景。
命の営みでもある。
それにしてもハクチョウが、
サケを食べるのを見るのは初めてだ。
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