羽田空港を20分遅れで離陸したANA075便。
その約1時間後、
「まもなく新千歳空港に到着します」
のアナウンスがあった。
遅れをしっかり取り戻していた。
その時、苫小牧市の夜景が見えた。
美しい夜景だった。

日々仕事に忙殺されているが、
そんな時大自然に身を置くのが、
心のリフレッシュ。
と言うことで、
千歳市の長都沼に行った。
しかし凍てついた今時期は、ほとんど野鳥がいなかった。
ところがたった1羽、タンチョウヅルがいた。
足が凍りついているのではないかと思うほど、
微動だにしない。
孤独のタンチョウヅルだった。
今日は写真撮影でむかわ町へ行った。
丁度お昼過ぎだったので、
むかわ町の道の駅「四季の館」へ行き、
そこの「たんぽぽ」と言う食堂で、
ほっき丼 954円をお願いした。
小さなお盆にほっき丼、味噌汁、そして漬物と一緒に出てきた。
「可愛いほっき丼だな…」そんな第一印象だった。
しかし、ちょっとピンクがかったホッキが、
ふんわり柔らかな、とじたまごに囲まれ、
にっこり微笑んでいる。
うぅ~ん! ニクイ!
実に食欲をそそる意図的ないでたちではないか。
さらに、さたに展、
横に爽やかな緑色のさやえんどうが意識的に添えられ、
彩りを鮮やかに高め、完璧な仕上がりだ。
おもむろに箸を運んだ。
いい味が出ている優れものだった。
ホッキの食感が実にいい。
サラリと火を通した生の雰囲気をとどめ、
ふんわりしたたまごと絡み合って、
甘みを増している。
一口一口が口の中で美味さを高めていた。
気が付くとすべてを食べきっていた。
ふむふむ、大当たりのほっき丼だった。
ご馳走様でした。
苫小牧から襟裳岬に近い様似まで通じている日高線。
災害で線路はズタズタに寸断され、
復旧の見込みはなく、
現在、苫小牧ー鵡川間が運航している。
この間は、私が高校時代汽車通学していた懐かしい路線。
広大な勇払原野を走る思い出のローカル線だ。
その日高線を走る1両の列車。