





夕方、海岸に写真を撮りに行った。
海岸に強い北風が吹き、体感温度はさらに冷たく感じる。
おそらく-15,6℃の寒さだ。
西の方から真っ黒な雪雲が、
陸地から海に覆いかぶさり、
青空を駆逐したと思うと、小さな雪が降って来た。
上京の際出来るだけ上野の国立博物館を参観する。
今回は「出雲と大和」の特別展示を見てきた。
その後本館に行って展示品を見てきたが、
奥展示室の休憩室の壁を見て感動した。
壁自体が美しく細工され美術品と思えた。
それは引っ掻いたような壁地に、
色とりどりのタイルと思われるもので、
模様が描かれているのだ。
それが外から入る光で輝き、とても美しく見えたのだ。
国立博物館は、建物全体が芸術品だと再認識した。
ここは厳冬の河口。
訪れる人もいない凍てついた大地。
太陽の光さえも氷点下の世界で凍結する。
氷塊が重なり、寒さが成長する。
光も時間も静寂さえも凍りついている。
雪が少ないと嘆いていた北海道。
ここ数日雪が降り、
しっかりと帳尻があっているようだ。
シメの大群をと遭遇した。
これだけ多くのシメを見るのは初めて。
シメはスズメより大きくずんぐりした野鳥だ。
尾は短く、嘴は大きい。
気の強い鳥のようだ。
東京から帰って2日目、
サラリと雪が降ったが、今朝は快晴。
気温は現在―6℃、やはり寒い。
雪の反射もあって、眩い朝となっている。
さて、東京で見た空を紹介します。
ビルや大きな建造物の合間にある空。
青空が広がっていた空である。
確か智恵子抄では
「東京には空が無い…」
と言っていたようだったが。
あった。
田舎者の言葉(笑い)
うららかで水温み、
チューリップの花が咲いていた温かい東京から、
再び雪に覆われた白い北海道に帰って来た。
気温差は、何と+13℃から-10℃。
そして今朝の気温は-9℃。
やっぱり寒い。
さて、今日は札幌教室これから雪道の札幌に向かう。