素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

素敵な絵手紙いただきました

2009年08月09日 | 日記
 元同僚から素敵な絵手紙をいただきました。「私が自宅で過ごしている様子は想像できない。」と書かれていました。そうだろう。一緒に仕事をしたのは20年以上も前、私も30代でした。転勤してからは お会いすることもなく、年に一回、年賀状で、「ああ今年も1年間、元気やったんやな」とお互いの安否を気遣う程度。お互いの頭の中には、それぞれの若い頃の姿のままで生き続けているのである。
 彼女は5人の新卒者の一人、私は初めての転勤で3年の担任、ちょうど長女が小学校に入学、長男は保育所、次女の出産のため、妻は入院。人生の中で最も多忙な時であった。保育所、学童保育、病院と朝夕は秒単位で時間との闘いであった。
 学校の職員は、20代14人、30代8人、40代6人、50代3人と若いエネルギーで溢れていた。時間的な余裕がなかったため、仕事場でしか話はできなかったが、みんなで智恵を出し合い、創造する楽しさを味わい、充実していた。
 歴史は繰り返すというが、団塊の世代が退職する今、ちょうど同じような職場構成になっていくと思う。若い芽が枯れないことを願うばかり。

 私は、基本的には 自分の苦手だったことに取り組んでいこうと思っている。そうすれば、今まであまり使ってこなかった脳細胞を刺激することになり、脳の活性化にもつながるかなと 期待している。彼女も苦手なことに挑戦しようと、義太夫を習っていて、そのおかげで大きな声がだせるようになったとのこと。それこそ私には想像し難いことである。でも、とっても嬉しい気持ちになり、励まされた。

会わずとも みんな生きてる 生きている ゆくえ定めず 今日も旅行く

 

 

 
コメント
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