素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

デジブック 『父の画集 26の作品』

2009年08月16日 | 日記
デジブック 『父の画集 26の作品』


70歳から始めた油絵も15年経ち、作品の数も150点を超え、一区切りをつけるため、個展をするか画集を作るかで迷ったみたいだが、人生の記録の1ページとして、また、子、孫、曾孫達へのメッセージになればと考え、作品集をつくる方を選んだ。
 予算の関係で、掲載できる数に限度があり、どれを入れるか?ということと親戚や知人などへ祝いのときなどに贈呈しているので、もう一度集めるのが大変だった。春先、手伝ったが、記憶力の良いのには感心した。1つ1つの作品を、1ヶ月近くかけて仕上げていくので、それぞれが刻み込まれているのだろう。
 我が家には、画集にある『因島展望』『秋の法起寺』の2点と15年前に始めたばかりの頃の「あじさい」の絵が飾ってある。それらを見比べると《継続は力なり》を実感する。
 作品集のタイトル「明日への飛翔」はNHK学園講師の白岩 繁夫氏によるものだが、「う~ん 85にしてまだ飛翔せなあかんのやで、足腰を鍛えないと」「でも飛びすぎて、天国へ行ったら だめやで」とこちらが軽口がたたけるぐらい元気である。
 週に1回はゴルフに行き、俳優の榎本 孝明の水彩画展が四日市であれば、一人で2時間近くかけ、電車に乗ってでかけ、1時間ほど並び、購入した本にサインをしてもらい、榎本氏とツーショットを撮って帰ってくる。とにかく、後ろを見ていないということが元気の素かなと思う。

コメント (1)
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