素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

書けば元気になれる

2009年08月22日 | 日記
 毎日新聞を購読しているが、毎週金曜日の夕刊に、専門編集委員の 近藤 勝重さんの《幸せのトンボ》という連載コラムがある。夕刊は、ほとんど読むところがないのだが、この欄は楽しみにしている。
 「書けば元気になれる」は、昨日のコラムの表題である。その中で 近藤さんは“書く”ことの効果をいくつかあげている。

  ①書くことで、悩みが解消できる。⇒自分の考えていることを客観視できる
  ②書けば 優しくなれる。⇒相手のことを考える気持ちになってくる

 要は、ストレスが軽減できる。⇒元気になれる。ということだそうだ。

 最後に、清水義範さんの言葉を引用して、「人間は自己表現をすることが好きで、うまくできれば気分がいいのである。」⇒元気になれる。と締めている。

 そして、“自己表現”のとき、大切なことは、『相手に伝えようと思っていなければいけない』ということにもふれている。カラオケ(歌)なら聞き手、文章なら読み手。これは、先日の演劇体験の時にも、強調された。「台本に書かれた、感情のない文字を、ただ読むだけなら、相手に何も伝わらない。自分の肉体を通して、相手に伝わる言葉につくり変えて表現することが大切。そのためには技術も必要、ただ技術にだけはしってもだめ。そのバランスが大切。」演劇なら観客。絵画も同じ。

  昨日は、みちのく三大半島のブログを、整理し、ふくらませることにかなりの時間を費やした。旅行中は携帯メールで送るので、じっくりつくることはできない。ガイドさんが説明してくれたことで、「オッ!」と思ったことはメモをするようになった。それをもとに、検索して調べたりすると結構おもしろい。もう一度紙の上で旅をやり直す感じ。時間に余裕ができたおかげである。
  自己満足には変わりないが、それでもこのブログを読んでくれた人が、もし同じ所に行っていたら、なつかしく思い出してもらえるように、まだ行っていないなら、行ってみようかな。という気持ちになってほしいなという気持ちで、書いている。

  今、不慣れなパソコンで四苦八苦しているのは、デジカメでとった写真の処理。思いはあるのだが、技術がない。わかっている人にとっては当たり前のことがさっぱりである。説明をよんでも、言葉がわからないことがしばしば。その都度ストップして試行錯誤の連続。
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする