素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

伊雑宮(いぞうぐう)

2009年08月15日 | 日記
今、両親が住んでいる磯部は志摩市の入口にあたる。家から歩いて5分ほどの所に、伊勢神宮の別宮の一つ、伊雑宮がある。志摩の国の大社として多くの人に参拝されてきた。
その南側に、磯部の御神田(おみた)がある。下総(千葉県)の香取神宮、摂津(大阪府)の住吉大社と並び日本三大御田植祭の一つが毎年6月24日に催される。平安末期に始まり室町時代に、現在の形が出来上がったと言われている。平成2年には国の重要無形民俗文化財に指定された。
磯部には物心ついた頃から小2の途中までしか居らず、中3までは鵜方で過ごした。高校に入って、今の家に移ってきたが、2時間ほどかけて通学していたので余裕もなく、御田植祭は50年ほど見る機会がなかった。
伊雑宮の前に、うなぎ料理で有名な『中六』という店がある。いつも帰る日には、蒲焼きを食べるのだが、今日は、喫茶店で「てこね寿司」の評判の良い所があるので、それにしようと思う。
御神田は、まだ青々とした若い苗だが、その周りの田は黄色い実をつけた稲穂になってきている。盆が終わると稲刈りの支度にかかる。
午後から大阪に帰るつもり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする