素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

こんな番組、もっとあってもいいな

2010年03月28日 | 日記
BSエンターテインメント「ウエルカム・ミュージック・クラブ 宇崎・阿木の“あうん”交遊録」
3月28日 (日)
19:30-21:00
NHK衛星第2

ゲスト: 水谷豊 桃井かおり
司会: 阿木燿子 宇崎竜童
演奏: 尾崎亜美

宇崎竜童・阿木耀子夫妻を司会に、ゲスト・水谷豊と桃井かおりが歌&トークを展開。水谷は阿木作詞、宇崎作曲のヒット曲、「表参道軟派ストリート」などを熱唱。桃井もテレビでは10年ぶりとなる歌声を披露する!

<曲目>「ウエルカム・ミュージック・クラブのテーマ」(歌)宇崎竜童,「表参道軟派ストリート」(歌)水谷豊,「サクセス」(歌)宇崎竜童,「あなたに捧げるララバイ」「やりなおそうよ」(歌)水谷豊,「人生ロマン派」(歌)水谷豊,宇崎竜童 

 気負ったところがなく、とても自然な感じで進行し、ゆっくりとした気持ちで歌とトークを楽しめた。前々から阿木耀子の詞は「スゴイ!」と思ってきたので今日は満足した。特に、出来たてのほやほやの「人生ロマン派」は、「何でわかるの?」とニヤニヤしてしまった。

 桃井かおりのトークの中で、「私は今、何を学んでいるかというと、お芝居でまわりの役者さんをいかに引き立たせ、支えるかということ。」という内容のものがあったが、昨夜、永井愛の3年半ぶりの書き下ろし「かたりの椅子」を観たこともあって、「そうなんだよな」とうなづいてしまった。

 以前、枚方メセナで永井愛さんの「らぬきの殺意」の朗読劇を観た時から、彼女の作品を劇場で観てみたいという思いを強く持っていたので、念願がかなった。

http://engekilife.com/play/15259  クリック

 シンプルな舞台で、様々な立場の人間同士の会話を重ねる中で、1つの結論に持っていくのではなく、観ている人たちのそれぞれの経験、価値観などによって、いろいろな答えを自分の中に出していくことができるようになっている。密度の濃い舞台で、久々に演劇の醍醐味を味わった。

 たまたま、今日『毎日が発見』4月号が届けられたのだが、P134の演劇欄に“大いに笑って、共感できる現代を生き生き描く芝居に挑戦”ということで竹下景子が取り上げられていた。その中で彼女は『お芝居は、泣ける場面は大体同じですけど、笑う場面は人によってちがいますよね。この舞台では、どこで笑いが起きるのか。楽しみでもあります。』と語っていた。そんな思いも持って演じていたんやなと昨夜の劇を思い返す。旬のものを観ることができ幸せでした。

 

 

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