素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

自転車であちらこちらへ

2010年03月29日 | 日記
 木と葉だけではもう一つ何の木かわからなかったが、白い花をつけるとこぶしの木だったんだとわかった。思いのほかたくさん植えられていることに驚いた。白樺 青空 南風 こぶし咲く あの丘北国の ああ北国の春 季節が都会では・・・・・と歌の中でお馴染みだったので、白樺同様、北の方の木だと思い込んでいた。そろそろ花も終わりで、今日の強風でハラハラと舞い落ちていた。

 その中を枚方市駅付近まで自転車で行った。第二京阪道路が開通して道路の感じが変わり勘が狂うという話をアチコチでよく耳にする。私は行く機会がなかったので、まだしっかりとは走っていない。自転車でちょっと様子を見てこようという気持ちもあった。

 今までの道路の2.5倍の道路が横断したことで、今までのメイン道路が細く見えて、一瞬「オヤッ?」と思うのは確かである。自転車のスピードならキョロキョロと確認できるが、自動車だったら間違って走ってしまうだろう。話を聞いていたときは「そんな馬鹿な」と思っていたが、近くに行ってみるとみんなの戸惑いが納得できた。

 このあたりは雑木林で、車一台通るのがやっとの細い道があり、昼間でも薄気味の悪い所だった。歩道、自転車道、側道、高速道がゆったり造られていてまったく以前のおもかげがない別世界になっていた。寝屋川公園のあたりまでくると、どんどん風が強まってきて雲行きも怪しくなってきたので、急いで家に向かったが、延々と登りになる。トータル4時間以上自転車にのっているので結構足のほうも重くなってきて黒雲との厳しい競争になった。

 何とか降らないうちに家に着いたが、雨ではなく雪が降るとは予想もしていなかった。本当はもっと遠出をするつもりでいたが、何となく嫌な予感がしたのでやめていた。自分の直感にしたがって正解であった。

 
コメント (1)
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