竹内さんの“日本人はなぜ「さようなら」と別れるのか』の《あとがき》からの受け売りだが、「さよならだけが人生だ」を逆さまに読んだ♪だいせんじがけだらなよさ♪をタイトルにしてカルメン・マキのアルバムの7曲目に収めている。
そもそも、この「さよならだけが人生だ」という言葉は、晩唐の詩人、千武陵(うぶりょう)の“勧酒(酒を勧む)”の結句「人生別離足る」(人の世も楽しみのあとにはつねに別れが待っている)から来ている。
“勧酒”を井伏鱒二は次のように訳した。
コノサカヅキヲ受ケテクレ ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ
カルメン・マキのアルバムの8曲目に寺山修司はこの“「サヨナラ」ダケガ人生ダ”に対するアンサーソング『さよならがけが人生ならば』を収めている。
カルメン・マキ 「さよならだけが人生ならば」
さよならだけが人生ならば また来る春は何だろう
はるかなはるかな地の果てに 咲いている野の百合何だろう
さよならだけが人生ならば めぐり会う日は何だろう
やさしいやさしい夕焼けと ふたりの愛は何だろう
さよならだけが人生ならば 建てた我が家は何だろう
さみしいさみしい平原に ともす灯りは何だろう
さよならだけが人生ならば 人生なんかいりません
ただ、最後のワンフレーズは寺山自身によって削除されている。それは何でだろう。いずれにしても7曲目と8曲目は対になって存在している。竹内さんのおかげで面白いものに出会った。
予定通り大工仕事のほうは昨日で一区切りつけた。日本全国あらゆる所で、新たな気持ちで一歩を踏み出し、新しい出会いに胸躍らせている人がたくさんいるだろう。せめて気持ちだけでも私も仲間に加えてもらおう。
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2010 80.5 80.6 80.4 80.7 79.7 79.3 79.0 79.0 79.4 78.1 77.9 76.9
2011 76.3 76.3 76.5
そもそも、この「さよならだけが人生だ」という言葉は、晩唐の詩人、千武陵(うぶりょう)の“勧酒(酒を勧む)”の結句「人生別離足る」(人の世も楽しみのあとにはつねに別れが待っている)から来ている。
“勧酒”を井伏鱒二は次のように訳した。
コノサカヅキヲ受ケテクレ ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ
カルメン・マキのアルバムの8曲目に寺山修司はこの“「サヨナラ」ダケガ人生ダ”に対するアンサーソング『さよならがけが人生ならば』を収めている。
カルメン・マキ 「さよならだけが人生ならば」
さよならだけが人生ならば また来る春は何だろう
はるかなはるかな地の果てに 咲いている野の百合何だろう
さよならだけが人生ならば めぐり会う日は何だろう
やさしいやさしい夕焼けと ふたりの愛は何だろう
さよならだけが人生ならば 建てた我が家は何だろう
さみしいさみしい平原に ともす灯りは何だろう
さよならだけが人生ならば 人生なんかいりません
ただ、最後のワンフレーズは寺山自身によって削除されている。それは何でだろう。いずれにしても7曲目と8曲目は対になって存在している。竹内さんのおかげで面白いものに出会った。
予定通り大工仕事のほうは昨日で一区切りつけた。日本全国あらゆる所で、新たな気持ちで一歩を踏み出し、新しい出会いに胸躍らせている人がたくさんいるだろう。せめて気持ちだけでも私も仲間に加えてもらおう。
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2010 80.5 80.6 80.4 80.7 79.7 79.3 79.0 79.0 79.4 78.1 77.9 76.9
2011 76.3 76.3 76.5