shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

モズ

2022-03-25 06:29:27 | 
3月23日は午前中に七次川調整池に出かけ、午後は法目川沿いに歩いた。
法目川にはカルガモ、コガモ(♀)、オオバンが居た。また、川沿いの雑木林ではモズ、シジュウカラ、キジバトを見かけた。
このうち、モズについてご覧いただきたい。

■モズ
Bull-headed shrike

スズメ目モズ科モズ属
Lanius bucephalus
百舌・鵙/L20cm

■番(いずれも左が♀、右が♂)
3月9日に法目川の下流域でモズの番を見た。ここからは数百メートル離れた所だ。
モズの繁殖期は2月から始まるので、すでに繁殖活動に入っていると思われる。


♀は♂に背中を向けて羽を震わせていた。♀が羽を震わせるのは、求愛活動のひとつで、♂に餌を求めているサインのようだ。








■♂






■♀
♀が求愛活動をする際は、口を開けたままのようだ。












この日は♀が羽をぶるぶる震わす動作を何度も見た。かなり積極的な♀のようだった。




<参考(追記)>
モズの求愛活動(求愛行動)について、平塚市博物館のHPの記述を引用する。
『求愛行動の中で、雄が雌に餌を与えることを求愛給餌と呼んでいます。求愛給餌はつがいのきずなを強める役割を持つと同時に、雌に対する栄養補給という実際的な意味も持っています。多くの種では、求愛給餌を受ける雌は翼を下げ細かくふるわせながら口を開け、まるで雛が餌をねだるような姿勢をとります。
求愛給餌が記録されている日本の鳥には、トビ・チョウゲンボウ・アオバズク・コアジサシ・カワセミ・モズ類・カラ類・カワラヒワ・オナガ・カラス類などがあります。この中で、モズやカワセミ、コアジサシの求愛給餌は観察のチャンスが多いものです。これらの鳥では、求愛給餌の後にしばしば交尾が行われます。』
出典:https://hirahaku.jp/hakubutsukan_archive/seibutsu/00000059/94.html


最後はマメザクラとモズのコラボ。


■マメザクラ(豆桜、バラ科サクラ属の落葉低木)
日本の固有種で、日本に自生する10もしくは11種あるサクラ属の基本野生種の一つ。関東・中部・近畿に自生し、特に富士山近辺やその山麓、箱根近辺等に自生していることから、フジザクラやハコネザクラとも言う。マメ(豆)の名が表すように、この種は樹高が大きくならず、花も小さい。サクラの中でも個体ごとに変異が大きく種間雑種しやすく、多くの栽培品種の基になっている。また、この種は山梨県の県の花に指定されている。(Wikipediaによる)


2022/03/23
(完)
コメント (12)
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