3月27日から3泊4日の日程で撮影旅行に出かけました。
最初に向かったのは、群馬県前橋市にある嶺公園です。
嶺公園は赤城山の南麓に位置する墓地公園です。園内には湧き水を利用した「湿生花園」があり、3月中旬~下旬にかけて、約1500株の水芭蕉が楽しめます。また農業用ため池には水鳥が、雑木林にはアカゲラやシジュウカラが生息し、探鳥も楽しめます。
■ミズバショウ(水芭蕉、サトイモ科ミズバショウ属の多年草)
白花のように見えるのが、葉が変形した仏炎苞です。仏炎苞の中央にある円柱状の部分が花序です。
ミズバショウの花序は花軸が多肉化して花が表面に密生しており、肉穂花序と呼ばれます。
下の写真で花数を数えたところ、見える部分でおよそ110個ありました。裏側にも同数があるとすると、花数はおよそ200個といってよいと思います。
■リュウキンカ(立金花、キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草)
茎が直立し、黄金色の花をつけることから立金花と呼ばれます。
■カタクリ(片栗、ユリ科カタクリ属の多年草)
カタクリは落葉樹の林の中に、ぽつんぽつんと咲いていました。
ミズバショウとリュウキンカ、そしてカタクリを楽しんだ後、園内を歩きながら探鳥しました。
農業用ため池(大堤沼)には少なくとも3組のマガモと30羽程度のカルガモが居ました。
■マガモ
Mallard
カモ目カモ科マガモ属
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm
■カルガモ
spot-billed duck
カモ目カモ科マガモ属
Anas zonorhyncha
軽鴨/L61cm
■コゲラ
Japanese Pygmy Woodpecker
キツツキ目キツツキ科アカゲラ属
Dendrocopos kizuki
小啄木鳥/L15cm
コゲラは暗い所で撮ったので、鮮明ではありません。
次はもっと分かり難い写真です。藪の中で動くものが居たので連続で8枚撮りました。写真はトリミングしています。
さて、鳥はどこに居るでしょう? 8枚の写真を比べてご覧ください。
8枚の写真のうち1~7枚に小鳥が写っています。8枚目は居なくなったので、鳥は写っていません。
1~5枚目までは後ろ向きで、6、7枚目は頭が下を向いて尾羽が上を向いています。
1~5枚目で尾羽の向きが微妙にずれています。
7枚目の写真に、解説を加えてみました。
この鳥は何でしょう?
当初ミソサザイだと思いました。ミソサザイは開けた明るい所にはほとんど出てこない鳥です。
しかし、ミソサザイの嘴は黒いので違うようです。さて、この鳥は何かご存知でしたら、是非お教えくださいませ。
それにしても、写真が拙くて恐縮です。
<参考>2022/03/11みかも山公園で撮影したミソサザイ
■ミソサザイ
Eurasian Wren
スズメ目ミソサザイ科
Troglodytes troglodytes
鷦鷯/L11cm
鳥はこれらの他に、ヒヨドリ、シジュウカラ、ハシブトガラスを観ました。また、ウグイスの囀りを何度も聞きました。
この日は前橋市内で泊り、翌朝赤城自然園に出かけました。
2022/03/27
(完)
最初に向かったのは、群馬県前橋市にある嶺公園です。
嶺公園は赤城山の南麓に位置する墓地公園です。園内には湧き水を利用した「湿生花園」があり、3月中旬~下旬にかけて、約1500株の水芭蕉が楽しめます。また農業用ため池には水鳥が、雑木林にはアカゲラやシジュウカラが生息し、探鳥も楽しめます。
■ミズバショウ(水芭蕉、サトイモ科ミズバショウ属の多年草)
白花のように見えるのが、葉が変形した仏炎苞です。仏炎苞の中央にある円柱状の部分が花序です。
ミズバショウの花序は花軸が多肉化して花が表面に密生しており、肉穂花序と呼ばれます。
下の写真で花数を数えたところ、見える部分でおよそ110個ありました。裏側にも同数があるとすると、花数はおよそ200個といってよいと思います。
■リュウキンカ(立金花、キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草)
茎が直立し、黄金色の花をつけることから立金花と呼ばれます。
■カタクリ(片栗、ユリ科カタクリ属の多年草)
カタクリは落葉樹の林の中に、ぽつんぽつんと咲いていました。
ミズバショウとリュウキンカ、そしてカタクリを楽しんだ後、園内を歩きながら探鳥しました。
農業用ため池(大堤沼)には少なくとも3組のマガモと30羽程度のカルガモが居ました。
■マガモ
Mallard
カモ目カモ科マガモ属
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm
■カルガモ
spot-billed duck
カモ目カモ科マガモ属
Anas zonorhyncha
軽鴨/L61cm
■コゲラ
Japanese Pygmy Woodpecker
キツツキ目キツツキ科アカゲラ属
Dendrocopos kizuki
小啄木鳥/L15cm
コゲラは暗い所で撮ったので、鮮明ではありません。
次はもっと分かり難い写真です。藪の中で動くものが居たので連続で8枚撮りました。写真はトリミングしています。
さて、鳥はどこに居るでしょう? 8枚の写真を比べてご覧ください。
8枚の写真のうち1~7枚に小鳥が写っています。8枚目は居なくなったので、鳥は写っていません。
1~5枚目までは後ろ向きで、6、7枚目は頭が下を向いて尾羽が上を向いています。
1~5枚目で尾羽の向きが微妙にずれています。
7枚目の写真に、解説を加えてみました。
この鳥は何でしょう?
当初ミソサザイだと思いました。ミソサザイは開けた明るい所にはほとんど出てこない鳥です。
しかし、ミソサザイの嘴は黒いので違うようです。さて、この鳥は何かご存知でしたら、是非お教えくださいませ。
それにしても、写真が拙くて恐縮です。
<参考>2022/03/11みかも山公園で撮影したミソサザイ
■ミソサザイ
Eurasian Wren
スズメ目ミソサザイ科
Troglodytes troglodytes
鷦鷯/L11cm
鳥はこれらの他に、ヒヨドリ、シジュウカラ、ハシブトガラスを観ました。また、ウグイスの囀りを何度も聞きました。
この日は前橋市内で泊り、翌朝赤城自然園に出かけました。
2022/03/27
(完)