『オーデュボンの祈り』by伊坂幸太郎
~コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。
江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。
嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。
次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。
未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望の文庫化。「BOOK」データベースより
おもしろいと思った作家さんの作品は全て読みたくなる性分で、伊坂幸太郎作品をドンドン読んでます。
そこで、「ここは、原点に帰るべき」との思いから、デビュー作の『オーデュボンの祈り』を読みました。
前から「村上春樹の香りがする」と、思っていましたが、村上春樹作品の中でも僕が一番大好きな作品『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』と雰囲気が似てます。
作家さん同士は「誰々に文体が似てる」とか言われることは心外かも知れませんが、世界観が似てるし、キャラクター設定もかぶる感じがします。
いずれにしても、二人とも大好きな作家さんです!
特に伊坂さんは同い年なので、育ってきた時代背景が共通するのか?読んでて共感する部分も多くあります。
これからも深イイ物語を世に出し続けて欲しいもんですね。
★★★☆3.5です。
最後に伊坂名言をひとつ
「人間の悪い部分は、動物と異なる部分すべてだ」
~コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。
江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。
嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。
次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。
未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望の文庫化。「BOOK」データベースより
おもしろいと思った作家さんの作品は全て読みたくなる性分で、伊坂幸太郎作品をドンドン読んでます。
そこで、「ここは、原点に帰るべき」との思いから、デビュー作の『オーデュボンの祈り』を読みました。
前から「村上春樹の香りがする」と、思っていましたが、村上春樹作品の中でも僕が一番大好きな作品『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』と雰囲気が似てます。
作家さん同士は「誰々に文体が似てる」とか言われることは心外かも知れませんが、世界観が似てるし、キャラクター設定もかぶる感じがします。
いずれにしても、二人とも大好きな作家さんです!
特に伊坂さんは同い年なので、育ってきた時代背景が共通するのか?読んでて共感する部分も多くあります。
これからも深イイ物語を世に出し続けて欲しいもんですね。
★★★☆3.5です。
最後に伊坂名言をひとつ
「人間の悪い部分は、動物と異なる部分すべてだ」