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小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

言葉遊びは控えめに『人間小唄』by町田康

2018年05月10日 | 小説レビュー
〜「情熱だよ。やむにやまれぬ情熱だよ」。
こんな小説、ほかの誰にも書けない。
パンク純文学作家が放つ、空前絶後の書き下ろし長編小説。「BOOK」データベースより


町田康作品は、相変わらず奇妙キテレツなセリフなどが多く、文章を読みとくのに苦労します。

しかし、この作品はかなりのキテレツ具合で、とてもしんどいです。

作中に、小説家を拉致したあとで与える3つの試練、「1『短歌を作る』、2『ラーメンと餃子の店を開店し人気店にする』、3『暗殺』のどれか一つを選びなさい。」というところがあるんですが、ここを読んだときに、「相変わらず町田氏は、ワケわからんね?」と思ったんですね。

これには、作者の深い意図があったと、巻末の都甲幸治氏の解説では語られています。


いずれにしても、言葉遊びの域を大きく逸脱しており、講談社の担当者も、よくこれを許したなぁ?と思わせられます。

評価が難しいところですが・・・、

★★★3つです。
コメント
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