「汝窯三犠尊(じょようさんぎそん)」
台北の故宮博物院科技室複製青磁
今年は羊年なので
縁起のいいこの花瓶?を出してきました!
羊は3頭!三方の羊の正面からは、
4本足の一頭の羊として見えるようになっています。
腰のあたりがふくよか。
宋時代の文人皇帝・徽宗帝が汝窯に「雨上がりの空の色」を求めて
製作された青磁を、故宮博物院が忠実に再現したもの。
裏面に故宮の陶印があります。
12年前に購入しました。
青磁の温かみのある青が写真ではわかりませんね・・・・
さてさて、
年内にと思っていましたが、
息子に頼まれものを送ったり
古墳館の館長講座聴講に行き
魏志倭人伝にはまっていたり
人並みに年用意をしていたりで
なかなか「つづき」のUPができませんでした。
やはり気持をすっきりさせるためにUpします。
2日めは、宗像市~鞍手町へ
*海の道 むなかた館
道の駅と間違えるようなネーミングの博物館!
面白いおじさんが説明してくれました。
*宗像(むなかた)大社 神宝館
宗像大社は、
沖の島の沖津宮(おきつみや)、大島の中津宮(なかつみや)、田島の辺津宮(へつみや)の三宮からなる神社。
全国で約6400社の宗像三女神を祀る神社の総本社。
沖の島の沖津宮(おきつみや)はいまだに女人禁制で、有名です。
この三女神については『日本書紀』に記載あり。
この神宝館には祭祀の奉献品の数々が展示されている。
沖の島内の23箇所祭祀遺跡からの出土品約8万点は国宝。
すべて撮影禁止です。
沖の島の祭祀は、4C後半から9C末まで、
岩上祭祀、岩陰祭祀、半岩陰祭祀、露天祭祀と変遷していくが、それに伴い奉献品も変化している。
また、朝鮮半島や中国からの舶来品の奉献から、それらの国々との密接な関係も見えてくる。
時代が下る遺跡からは、宗像地域製作のものが出土してきて、
律令制のなかで国家的祭祀としての性格を帯び、地方的素材を使用した祭祀へと変化。
*福岡県鞍手町
国指定史跡 古月古墳(6C後半~7C)
丘陵の南、北、西斜面に41基の横穴墓
保存修復工事
・・・セメントに、このあたりのまさ土を混ぜて
羨道入口を補強
9号墓
・・・奥壁と左側壁の一部に朱色彩色の斜め格子状文様あるそうです。
北側の横穴墓
墓道から覗く人
青磁は
ながめているだけでもいい気分になれます。
触れたら、熱くなるような、落ち着くような~。